「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス/性能」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス/性能」を以下のとおり復元します。
[[ロンドン>メインクエスト/第四特異点]]で追加されたキャスター、通称「P」。&br()
性能としては全体的に支援特化であり、自分が表だって戦うよりは、戦闘向きのサーヴァントを後方から支援し続けるのを得意とする。&br()
55%以上のNPをチャージできる「高速詠唱」により概念礼装との組み合わせで宝具の即撃ちも現実的な一方、宝具威力が控えめ、各種支援スキルのCTが9-10ターン(初期段階)と長い、といった特徴もある。

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-&bold(){【宝具】 「元素使いの魔剣(ソード・オブ・パラケルスス)」}
Arts属性の全体宝具。わずかな倍率ではあるが3ターンにわたり敵の攻撃力をダウンさせる。&br()
「やや強力な攻撃」とある通り倍率は控えめで、他のサーヴァントと比較して''2/3程度の威力''となっているのが厳しい。&br()
Lv.70・フォウなし・自己バフのみでは相性有利の1体につき2万程度しかダメージを出せない。&br()
反対に言えばHPが1万~2万程度のアサシンが相手なら、スキル1と組み合わせて手軽に一層することも現実的範囲。&br()
ただしArts3枚持ちではあるもののこっそりNP効率がかなり低い部類のため、宝具連打は若干しづらい点に注意。

雑魚散らし以外の主な使い道は攻撃力ダウンのデバフ付与だろう。クラススキル「道具作成 EX」により、デバフの成功率も高い。&br()
また一回きりであれば撃ちやすいため、宝具チェインで[[ロビンフッド]]などの宝具威力を上げたり、[[ニトクリス]]の即死率を高める使い方もある。&br()
Arts属性なので自分のコンボの起点にしてNP回収・宝具の再発動を狙ったり、他のサーヴァントとのArtsチェインを組んだりすることも可能。&br()
以上のように、宝具の使い方としては「低HPの雑魚散らし」「攻撃力ダウンによるサポート」「宝具チェイン・Artsチェインの起点」として、ダメージよりもサポート性能を意識すると戦略に落とし込みやすいだろう。

-&bold(){【スキル1】 「高速詠唱 A」} (CT10-8) &br()
レベルに応じてNPを最小で55、最大で80上昇させる。&br()
NPを50%チャージする「[[龍脈]]」(最大開放)と組み合わせればいきなり宝具を切ることが可能。&br()
ただしCTは初期状態で10と長いのがネック。例として[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]の「高速詠唱 E」と比べると、最終数値が5しか変わらないのにCTが2ターンも長い。&br()
使いきりと考えるか、パラケルススが落ちないようにして再使用を狙うかは戦略次第。

-&bold(){【スキル2】 「エレメンタル A+」} (CT9-7) &br()
味方全体のArtsカード性能を3ターンアップさせる。&br()
自身の宝具もArts属性なので、あまり高くない宝具火力を若干ながら伸ばすことが可能。&br()
エレメンタルは[[ブーディカ]]の「アンドラスタの加護 A」と同じ性能でありながら、CTはこちらの方がこれまた2ターンも長い。エレメンタルはA+なのに。&br()
あくまで魔術師の作成物と女神の加護ではランク以上の差があるのだろうか…と言うのはさておき、このCTの長さがネックとなり、長期戦では支援の頻度が低くなるのが主な弱点と言える。

-&bold(){【スキル3】 「賢者の石 A」} (CT10-8) &br()
任意の味方単体に、1回分・3ターン継続のガッツ状態を付与できるスキル。パラケルスス最大の特長とも言える。&br()
ガッツ系スキルは自身にしか付与できない場合が多いので、スキルとして任意の対象に付与出来るのは破格。盾役の残機を増やすなどの目的に最適である。&br()
こちらも初期CTは10と長い。継続ターンもガッツ系としては短く、あまり早くには張っておけないことから使い切りと考えた方が無難。&br()
(それでも、同じガッツ付与効果のある[[神祖>ロムルス]]、[[ケツァル・コアトル]]、[[水着ネロ>ネロ・クラウディウス〔キャスター〕]]よりもCTが長い…)&br()&br()
7/30の強化クエストをクリアすることで、&bold(){3Tの間NP獲得量がレベル1で30%、最大50%増加するようになった。}&br()
ArtsアップとNP獲得は乗算なのでエレメンタルとこのスキルのレベルが最大だとArtsのNP効率が&bold(){1.8倍}にもなる。&br()
CTの長さはそのままなので再使用は難しいが、短期戦であればCTの長さは気にならない。&br()
よって宝物庫でよく使用される[[モードレッド〔ライダー〕>モードレッド〔ライダー〕]]や[[ジーク>ジーク]]などArts主体のサーヴァントとの相性が良くなった。&br()
なお自身にかけてもNP効率の悪さにより効果の実感は薄い。黒幕らしく他人を扱き使おう。&br()

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&bold()【運用法】
主な使い方は二種類。

一つ目は、いわゆる盾役のサーヴァントを前に置いて、スキルで支援しつつ長期戦を仕掛ける運用。&br()
CTが長くとも、盾役が生きていればターンは回ってくる。宝具と「賢者の石:A」が盾役を生き残らせるのに向いているのも追い風。&br()
ターゲット集中しているサーヴァントが戦闘不能になった場合、そこで敵のターンは終了する。&br()
アタッカー一人、盾役一人、そしてパラケルススと言う布陣を組めば、「高速詠唱」からの宝具と「賢者の石」で盾役を守りつつ、エレメンタルでパーティの宝具回転率を上げる事が出来る。&br()
それでもスキル上げによるCT減少が欲しいところなのでスキル上げはほぼ必須となるだろうが、上手く嵌まれば盾役を良かれと思って過労させる事が出来るだろう。

二つ目は、支援の使い捨て。&br()
CTが長いのなら、2回目を考慮しなければいい。ちゃっちゃとスキル&宝具を使い切ってしまい、そのままさっさと退場してもらってしまう運用である。&br()
主な使用目的は「エレメンタル:A+」のアーツ強化となり、これだとブーディカの「アンドラスタの加護:A」と競合してしまうが、加えて宝具の即打ちによるデバフ付与、賢者の石のガッツ付与があるため、使い捨ての支援役としてはこちらの方が優位。&br()
運よく生き残ってまたスキルを使えればなんだかんだ美味しいので、アーツパなどで使ってみるのもいいだろう。

概念礼装は、宝具の即撃ちを意識するなら「龍脈」ほかNPチャージ系の礼装が適している。&br()
NPチャージに加え複合効果のある礼装ならば、おなじみの「[[ゴールデン相撲~岩場所~]]」(最大開放:攻撃力15%アップ)や「[[ハロウィン・プチデビル]]」(NP獲得量20%アップ)、「[[ダイブ・トゥ・ブルー]]」(最大開放:Arts性能・宝具威力を各10%アップ)なども選択肢。NPチャージと同時に火力やNP効率を補えるこれらの礼装であれば、パラケルススの弱点を多少はカバーできるだろう。

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総じて、CTの長さが最大のネックとなり使い辛さが発生しているが、支援と言う意味では強力な物が揃っている黒幕系サーヴァントと言える。
上手く使ってやれば独自の役割を持てるはずなので、パーティ構想に合うなら一度使ってみるといいだろう。

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