開戦前
まず英霊召喚から見ていこう。
以下が英霊召喚の一覧表だ。
1、【狂化の一節】を取得しているマスター(呪の一族)バーサーカー希望〇
2、聖遺物A+(地の一族)の希望ヘラクレス(バーサーカー)× →アタランテ(アーチャー)
3、聖遺物A(
魔術協会)の希望刑部姫(アサシン)〇
4、聖遺物B(器の一族)の希望シュヴァリエ・デオン(セイバー)〇
5、聖遺物C(
フリーランス)の希望燕青(アサシン)× →李書文(ランサー)
聖堂教会 希望アサシン× →アヴィケブロン(キャスター)
一般人 希望イスカンダル〇(ライダー)
各マスターに希望するクラスや真名を提示してもらったのだが、
まさかの7人中3人が希望を弾かれるという結果になった。
特に、聖遺物A+という強力なスキルを持つマスターが召喚に失敗したこと、
そしてアサシンクラスで3人が被るという展開には驚いた。
マスターステータスを決定するのは英霊召喚の前だ。
よって想定していた英霊の召喚に失敗すると、
マスターとサーヴァントの相性が噛みあわない場合もある。
召喚に失敗した3人も、そのようなミスマッチが発生してしまっていると思われた。
バーサーカーを希望していた地の一族のマスターは、自身の魔力を強化していた。
しかし召喚したのはコストパフォーマンスが高いアーチャーで、膨大な魔力は過剰と言えた。
アサシンを希望した
フリーランスと
聖堂教会は、自身が戦闘をこなしてアサシンで暗殺を狙う予定だったと思われる。
ただし、
フリーランスのランサーはややアサシン的な立ち回りをこなせるので問題はなさそうだ。
聖堂教会も、キャスターなので前衛後衛の役割分担としてはフィットしているように感じた。
よって召喚失敗により一番の痛手を負ったのは、地の一族のマスターであろう。
取得したスキルでは【グッドコミュニケーション】に着目したい。
開幕から宝具を解禁できるスキルで、これを取得した2人のマスターは着眼点が鋭いと思った。
かなりの強スキルか、とも思ったが、実際に英霊を召喚すると一長一短だと考えを改めた。
宝具の種類によっては大器晩成型のものもあり、開幕から解禁されていることのメリットが薄いこともあるのだ。
宝具の強みを生かす準備をしているあいだに絆を深めればいいわけで、特にアサシンはその意味合いが強かったように思う。
ただし絆スキルを狙うのであれば、やはりグッドコミュニケーションは強い。
そして戦闘系の宝具を持つ英霊に関しては、開幕から宝具連発ができるのはかなり有利だろう。
やはりスタートダッシュのスキルとしては、優秀と評して良い。
各陣営の開幕前評価
セイバー:シュヴァリエ・デオン 器の一族のすてら
ステータスは高い水準でまとまっているが、戦闘系スキルに乏しくごり押しは難しい。
弱体解除スキルと強力なデバフ宝具があり、立ち回りで勝っていくサーヴァントと言えよう。
さらには特異なスキルとして敵を自身に引き付ける【麗しの風貌C】がある。
これを使って聖杯戦争をコントロールできるのが強みだ。
マスターはホムンクルスで魔力が高く、連日の宝具使用が可能なのでマッチしている印象だ。
どちらかというとアサシンクラスのような、一撃必殺タイプのランサー。
強力な宝具を上手く当てる立ち回りが求められるだろう。
とにかく相手に確実にダメージを与えることに特化している。
マスターはスナイパーライフルでのマスター殺害を狙いたい。他陣営と協力できれば強い。
欲を言えば火力アップ系の支援魔術が欲しかったか。
アーチャー:アタランテ 地の一族のじゃんご
敏捷と回避に特化しており、その動きを捉えることは困難。
強力な遠隔攻撃スキルを持ち、上手く立ち回って敵を疲弊させていきたい。
宝具が使えるようになれば、毎ターンのように使用しておいてよいだろう。
マスターは魔力に自信がある。アタランテはそれほど魔力を喰わないが、息切れしないのは安心。
直接戦闘は苦手なので立ち回りを上手くしていきたい。特に今次のランサーは天敵中の天敵。
重戦車のようなステータスとスキル構成。
更にはパーフェクトコミュニケーションで絆スキルを開始から持っており、
初期の戦闘力は明らかに頭一つ抜け出ている。
かなり魔力を喰うが、マスターも魔力に振っておりそれほど心配はない。
縦横無尽に戦場を駆け巡ることが出来るだろう。
模範的な魔術師タイプのサーヴァントで、
本拠地での下準備が必要。
序盤の立ち上がりが遅いタイプだが、マスターがそれを補える良好なコンビになっている。
直接的な戦闘で勝ち切るのは難しいので、ゴーレムを使った盤面制圧が重要になってくるだろう。
後半になれば圧倒的な戦力になるので、それまで上手く凌げるかどうか。
特殊なタイプのアサシンで、どちらかというキャスターのようなスキル構成。
完全に
本拠地での防衛に特化しており、準備が整えば防衛力は鉄壁。
序盤の動きが鈍くなってしまい、マスターも動けるタイプではないのが難点か。
できれば他陣営と協力するなりして、序盤でのディスアドバンテージを解消したい。
絆スキルが重要なので、可能な限り早く
絆レベルを上げていきたい。性格は分かりやすい。
バーサーカー:茨木童子 呪の一族の相馬一樹
圧倒的なステータスを誇る、ライダーと並ぶ序盤の鬼。
まず直接戦闘を仕掛けにいって、ライダー以外に負けることはないだろう。
弱体解除スキルも持っており、とにかく暴れさせて問題のない性能。
他の陣営が対策を練ってくる前に、如何に前半で稼ぎ切るかがカギだと思われる。
マスターの魔術礼装【霊子欺瞞紙】はバーサーカーにマッチしており、正体を隠せるのは強い。
ただし燃費の悪いバーサーカーにしては、マスターの魔力量に不安が残るか。
最終更新:2018年06月29日 13:21