第一次:戦評:1日目

1日目

『聖杯の器』を獲得しに行ったのは、セイバーとライダーであった。
開幕戦ということもあり「偵察」にしていたセイバーが撤退し、ライダーが聖杯の器を入手する。
絆スキルの影響もありライダーは現状、直接戦闘においてはかなり強みを発揮していた。
またセイバーが回避率80%のダイスに失敗し、運悪く軽傷を負ってしまった。

戦闘に負けたセイバー陣営は痛手のように思えるだろう。
しかしこの時、ライダー陣営のマスターが、敵へのメッセージを設定したため、セイバー陣営はライダー陣営と繋がりを得た。
さらにセイバー陣営はホムンクルス兵が探索やアイテム回収をこなしているので、そこまで大きな出遅れではない。

他のマスターは探索が主だった。

バーサーカー陣営は、地の一族の邸宅を攻め罠により撤退し、1日目の獲得アイテムなしとなった。
アイテムに頼る必要が薄いとはいえ、スタートとしてはやや遅れた感があった。

フリーランスのマスターがスナイパーライフルを使用しており、実はこの時にアサシンのマスターが射程内にいた。
マスター名を正しく指定できていれば、いきなり一人が脱落していたかもしれない。

アサシンが性格上は探索に向いていないものの、思い切って外出。接敵せずにマスターと手分けしてアイテムを2つ獲得。

キャスターが陣地を構築しつつ探索成功。更には真名がバレにくいよう仕掛けを施す。

ランサー、アーチャーは無難にアイテムを獲得した。
フリーランスのランサーに関しては【情報網】でスタート時のアイテムをほぼ把握しているので、
サーヴァントと手分けして2つ獲得しに行っても良かったような気もした。
思いのほか慎重な立ち上がりと言えよう。もしくはサーヴァントとの絆レベルを優先したのかもしれない。

ライダー、アサシン、キャスター。
この3陣営が上手いスタートを切ったという印象だ。

高いステータスを誇るバーサーカー陣営の巻き返しに期待したい。

余談だが魔術協会のマスターはるが、各陣営の真名予想を私に送ってきた。
セイバー陣営を当てたのはメタ的な要素があるので分かるが、
キャスター陣営のサーヴァントを当てたのには驚いた。
彼に関しては一切の情報がなく、しかも本人の希望クラスとは別だったからだ。
最終更新:2018年06月29日 13:22