9日目の準備期間
話題の中心としては10日目のイベントをどうするか、という問題からスタートする。
GM目線からすると、どれを1位から外すのかが重要になってくると思われた。
「宝具禁止」:アサシン、セイバー
「戦闘スキル禁止」:ランサー、バーサーカー、ライダー
「使用スキル禁止」:キャスター、アサシン、アーチャー
「マスタースキル禁止」:バーサーカー、キャスター
という具合に避けたいルールが各陣営で異なる。
特に霊子欺瞞紙を使っているバーサーカーはマスタースキル禁止を避けたい。
キャスターは使用スキル禁止で1ターン無駄になるので絶対に避けたい。
アサシンも宝具と使用スキルを禁止されると戦いにならないので避けたい。
他のあまり影響が大きくない陣営の票を、どう操作するかが重要になりそうだ。
個人的には9日目のアイテム譲渡イベントで、10日目のイベントの票を買う交渉などが見られると楽しい。
(9日目のイベントは、正直アーチャー陣営救済のための要素が強いが)
さて、相馬・ている陣営はマスタータイターをセイバー陣営から引きはがしにかかる。
あの手この手で、セイバーとの同盟が如何に危険かを教唆していく。
対するセイバー陣営は、正直なところそれどころではなかった。
ホムンクルス兵を失ったショックから、9日目はその追悼に動くことにしたのだ。
マスター相馬の話術で、セイバーたちに相当な疑念を抱いたランサー陣営。
だがしかし、仲間の追悼をするというセイバーの言葉に、彼女たちへの信用を取り戻したように思えた。
マスターじゃんごは、ようやく自身のサーヴァントに掛かっているデバフを理解した。
急いで解呪の輝石を獲得しなければいけない。だが同盟相手のマスターはるは所持しておらず。
持っているのはセイバー・ライダー陣営である。
タイムリミットまでにライダー陣営と交渉できるかどうかが見もの。
また、アイテム交換の【お気持ち】であるが、誰に誰が渡したのか分かるため、同盟関係が浮き彫りになる可能性がある。
そこでマスター相馬はアナウンスで全体への交換呼びかけを行い、万が一他のマスターと交換しても繋がりを疑われないようにした。
ここでマスター相馬からマスターすてらに、ホムンクルス兵を殺害した報告が行われる。
「化物を一匹殺しただけだろう」と淡々と話すマスター相馬に対し、マスターすてらは激昂。
器の一族から呪の一族へ、宣戦布告が行われた。
(ここら辺のRPは、双方「分かってらっしゃる~」と思った)
マスターすてらとマスター相馬が完全な敵対関係になったことで、その両方でコウモリをしていたマスタータイターにも影響は出るだろう。
どちらに肩入れするか、態度をはっきりさせる必要に迫られる。
9日目の夜
マスターじゃんごは解呪の輝石を求めて探索を行った。
そして何とかアタランテが解呪の輝石を獲得する。
ここで、ついに
本拠地が完全に機能を停止した。ているの竜牙兵もどきによりトドメを刺されたのだ。
またアタランテは指示を出さないマスターに業を煮やし、スキルと宝具の使用権の譲渡を要求した。
マスターじゃんごはこれに同意する。
(アタランテは基本的に【天穹の弓】を使用し、激戦区に送り込まれると【アルカディア超え】を使用する、という人力AIを設定した)
内部データ的に、アタランテのマスターに対する信頼度はかなり低くなっている。これ以上の失策を重ねれば裏切りの可能性もある。
マスターすてらは、殺害されたホムンクルス兵の追悼のために、サーヴァントと共に港の見える公園に来た。
そこで彼女たちは魔力を帯びたクレープの包装紙を発見する。
そこからマスターすてらは、ホムンクルス兵の遺した言葉と連想し、仇の真名へ迫るバーサーカーの情報を掴む。
(仲間の追悼に行くというロールプレイと、前日にマスター相馬が茨木童子にクレープを食べさせていたことから、このイベントを発生させた)
今宵の激戦区は聖晶石の設置された普通の一軒家。
ここにマスターている、刑部姫、マスター二連とイスカンダルが集結した。
刑部姫は宝具を発動。強力なバフを自身に掛ける。
ステータスで勝るイスカンダルや、マスター最強のているでも太刀打ちできず。
ライダーは自身の攻撃が通じないと見て、早期に撤退。
マスターているは素早さで何とか生き残り、追撃を受けるも振り切って逃げた。
こうしてアサシン陣営が、単独トップ4つ目の聖晶石を獲得する。
マスターはるは、本拠地で待機する。
そしてセイバーに対して挑戦状を書き、教会へと呼び出した。
恐らくセイバーを教会のていると敵対させつつ、その罠を消費させて両方へのダメージを与えようということだろう。
アヴィケブロンは教会から動かず、今日もゴーレム強化をしていく。
ヘルス・タイターは『普通の一軒家』の場所が分からず、都市部を探索してしまい『地下水道』に辿り着く。
完全に空振りで成果はなかった。
ここでヘルス・タイターも動く。
脅迫状をマスター二連に宛て、大型の倉庫に呼び出したのだ。
マスター二連はアサシンの前に撤退を強いられ、更には翌日に脅迫状で呼び出されるという痛恨のターンとなった。
マスター相馬は探索に専念する。
サーヴァントと手分けをして東部エリアの二つの場所を開いた。
動きとしては大きくない夜だったが、挑戦状と脅迫状が本格的に使われだし、情報戦もより白熱してくる。
9日目のお気持ちイベントは
じゃんご→はる『ティーセット』
すてら→二連『回復の魔石』
ている→相馬『煙幕弾』
はる→じゃんご『生命の水薬』
タイター→二連『プレゼント』
相馬→ている『生命の水薬』
二連→すてら『回復の魔石』
という形になった。
予想通りに「すてら・二連」「相馬・ている」「はる・じゃんご」の本命の同盟同士のやり取りになった。
一人コウモリ状態のタイターは、誰かに肩入れする訳にもいかず、捨て票のような選択になった。
また10日目のイベント投票では
相馬 宝具禁止
ている 戦闘スキル禁止
すてら 宝具禁止
タイター 宝具禁止
はる マスタースキル禁止
二連 マスタースキル禁止
じゃんご マスタースキル禁止
となった。
予想通りの「宝具禁止」に加えて、意外と票を集めた「マスタースキル無効」が採用された。
しかし恐らくアサシン陣営を意識しての「宝具禁止」だと思うのだが、その割にアサシン陣営を呼び出す動きがなかった。
10日目は本拠地に引きこもられて凌がれてしまうものと思われる。
また【霊子欺瞞紙】が使えないマスター相馬は、ついにバーサーカーの姿を晒すことになるのか。注目が集まる。
最終更新:2018年06月29日 13:38