第一次:戦評:20日目

20日目

最終日。
マスターはるの勝ち筋は、聖晶石を抱えるマスターすてらかマスター相馬を倒して、最終決戦に残る。
もしくは秘匿の勝利条件の達成を目指して、マスタータイターの本拠地を探す。

マスター相馬の勝ち筋は、聖晶石を確保しつつ誰か一人を倒して勝利点で並ぶか単独トップに立つ。
とにかく絶対に誰かを倒さなくてはならない。

マスター二連はイスカンダルとの関係を良好に保ったまま生き残れば秘匿の勝利条件を達成できる。
イスカンダルからは勝利点最下位を避けるように厳命されたため、聖杯の器をマスターすてらに渡すことは断念した。

マスターすてらからすると、マスター二連から聖晶石を受け取れば少なくとも最終決戦には残れる。
アサシンが聖晶石を持っていると思っているので、厳しい戦いになると知りつつ最終決戦を覚悟した。

そのような思惑が噛み合った結果。

最終日は戦闘がなかった。

マスター相馬は聖晶石の設置場所に行き誰とも遭遇せず。
マスター二連とマスターすてらは郊外の古城で落ち合って聖晶石の受け渡し。
マスターはるはマスタータイターの本拠地を刑部姫と手分けして探し、遂に彼の残した荷物を回収したのだった。

やはり決着は18日目の戦いでついていた。
最終日はこうして終わりを告げたのであった。
最終更新:2018年06月29日 13:51