ガレット
封印の剣に登場する元
山賊。クラスは
バーサーカー。
子供のころ山賊によって村を焼かれ、彼だけが生き延びたという過去を持つ。
その後8年かけて村を襲った連中を探し出し、復讐を遂げた。
が、それで失ったものが戻るわけでもなく、彼自身も生きるために山賊にならざるをえなかったようだ。
エトルリア国境の城付近で
村を襲おうとしていたところを
リリーナに説得され、仲間になる。
軍内では
ギースに船乗りとして雇ってもらおうとしたり、
ララムに踊りを習ってみたりと、賊以外の生きる道を探しているようだ。
戦後は武器を捨て、荒れ野を耕し家畜を追って一生を過ごしたらしい。
ユニットとしてみた場合、LV1でHP49は目を引くが、それ以外は初期値・
成長率ともにいまひとつ。
武器レベルもCと低く、
ゴンザレス、
ギースが育っていない場合でも一軍起用は難しいだろう。
同じ上級クラス参戦の斧使いとしても、
バアトルや
エキドナと比べるとかなり見劣りする。
さらに同じ章で
イグレーヌや
パーシバルが仲間になるため、存在感がますます薄くなっている…。
初回プレイ時はその悪人面から彼を説得することなく倒してしまったプレイヤーも多いとか。
支援相手は、
リリーナ・
ララム・
キャス・
ギース・
ゴンザレス。
共に前線で戦い辛いララムや、
クラスチェンジがないキャス、将来的に同職であるギース&ゴンザレス…と難題のある相手ばかり。
リリーナの前に立って肉盾になる事ぐらいは出来るが、そもそもリリーナの支援相手は豊富なのでガレットである必要性が薄い…という、こんな部分まで恵まれないユニット。開き直って会話だけを楽しむ目的の支援でいいかも知れない。
キャスとの会話は職業の話から始まる。村を焼いたりする山賊は大嫌い!と言うキャスに対して、おれも山賊は嫌いだ。あんな生き方してた自分自身も嫌いだ…と本音を言う。
ゴンザレスとの会話では、ガレットの過去が語られる。村を襲った奴らは探し出して一人残らず同じ目にあわせてやった。復讐は終わった、しかしその後には何もない…と。
そんなガレットに、ゴンザレスは彼の好物である木の実を(木をまるごともぎ取って)プレゼントするのだった。
リリーナに説得され、共に戦うガレットだが、見ず知らずの相手にも無償の優しさを持って接する様子を見て「騙されているだけだ」と、悪人目線での忠告をする。
それでも、初対面の時と同じく自分の想いを曲げないリリーナを見て、ガレットは苦労して手に入れた腕輪を渡し、彼なりの不器用な優しさを示すのだった。
「なんで 見ず知らずの奴らに そこまでできる?
あんな奴ら助けて何になるんだ?
・・・やれやれ ついてけねえぜ ったく」
最終更新:2024年05月26日 06:46