笛木奏



【クラス】
キャスター

【真名】
笛木奏@仮面ライダーウィザード

【パラメーター】
通常時⇒筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具C
変身時⇒筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C

【属性】
中立・悪

【クラススキル】
  • 陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
キャスターの場合、空間それ自体に位相の異なる他次元の領域を作り出すことをも可能とする。
その他、後述の宝具発動のための陣地も作成可能。

  • 道具作成:A
魔術的な道具を作成する技能。
さらには、後述する宝具の再生産も可能とする、

【保有スキル】
  • 高速詠唱:-
魔術の詠唱を高速化するスキル。
呪文詠唱は全て宝具が代行するため、必要としない。
上級魔術であっても一瞬で詠唱を終えることが可能。

  • ウィザードローブ:C
変身によって身に纏うローブによる特性。対魔力と魔力放出の複合スキルで、それぞれCランク相当。
なお、このスキルは変身前の状態では一切機能しない。

  • 勇猛(偽):A+
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
精神干渉の無効化は、実際には精神汚染スキルを内包しているために実現されることとなる。
ただの一人の父親でしかなかった笛木奏は、歴戦の英霊達のような気高き黄金の精神など持たない。
愛する娘を喪った絶望と狂気。ただそれだけを糧に、彼は『魔法使い』へと変わり果てた。

【宝具】
  • 『詠うは白き慟哭の声(ワイズドライバー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
キャスターが腰に装着する、ベルト状の呪文代行詠唱装置。
普段はベルトに偽装されているが、ドライバーオンの指輪で本来の姿を取り戻す。
ウィザードリングを翳すことでそれぞれに対応した音声を発し、本人の詠唱無しで呪文を行使する。
『白い魔法使い・ワイズマン』に変身した状態では各能力が上昇し、ウィザードローブのスキルを獲得する。
性能は事実上『指輪の魔法使い・ウィザード』が持つ同型の宝具の上位互換であり、数々の上級魔術を行使可能。

道具作成スキルの応用により、同型の物を擬似的な宝具として再生産することが可能。勿論、相応の魔力の消費が伴う。
キャスター以外の者でも魔法使いへの変身が可能となるが、擬似宝具によって変身するのは『メイジ』という下位の魔法使いである。
『ワイズマン』への変身を可能とするのは、あくまでキャスター自身が持つオリジナルの宝具のみ。
また、体内にファントムを宿さない人間がドライバーのみで魔法使いに変身することは出来ないため、その点を解決する必要もある。

  • 『煌めく亜獣(カーバンクル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1体
生前のキャスターによって生み出された人造ファントム。科学と魔法の融合による産物。
このファントムを自らの肉体に融合させることにより、キャスターは『魔法使い』となることを可能とした。
生前はこのファントムの姿を表出させること、およびファントム自体を肉体から分離させること可能であった。
しかし宝具と化した現在では、他者と一体化して以後は表出も分離も不可能となる。
そのためキャスターが自らの力を行使するパワーソース、一種の魔力炉としての機能が主となっている。
また、魔法石の原石を精製するという元来の能力は現在も残されている。
魔法石の原石には「道具作成スキルによって新たにウィザードリングを作成する」「そのまま魔力に再変換して回復を図る」の二通りの利用方法がある。

道具作成スキルの応用により、同型の物を擬似的な宝具として再生産することが可能。勿論、相応の魔力の消費が伴う。
他者の肉体に取り込まれるまでの間は単独での行動を可能とするが、戦闘能力自体はさほど高くない。
このファントムと身体を一体化させ、ドライバーを用いることで初めてキャスター以外の者も魔法使いに変身可能となる。

  • 『屍殻穿つ魔杖(ハーメルケイン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大補足:1体
キャスターが武具として用いる杖。笛と横槍を合わせたような形状。
魔力で構成された物品・肉体に対しては特に有効な破壊力を与えられる。
刃自体で魔術を切り伏せることだけでなく、魔力による障壁を発生させることも可能とする。
また、キャスター以外の者であっても武器として問題なく使用可能。

  • 『蝕まれし希望の光、絶望の幕開け(サバト・トゥ・ラスト・ディスパイア)』
ランク:EX 種別:対人・対界宝具 レンジ:? 最大補足:?
数多の罪無き人々を犠牲にして得た魔力を願望器に込める、贄の儀式。キャスターの反英雄としての象徴。
解放のために必要な条件は少なくとも四つ。
日食を人為的に引き起こすエクリプスリング、及び効果発動に要する多量の魔力。
生前に拿捕した『魔法使い』の代替となる、強大な魔力を有する四人の生者。
魔方陣の発動によって魔力を吸い上げられるスノーフィールド全市民。
そして、魔力を込める器となる『賢者の石』あるいはその代替物。
これらを宝具解放のために設けた陣地に集めることで、初めて解放可能となる。
その実態は、言うなればスノーフィールド全域で一斉に発生させる魂喰い。そして聖杯戦争の完遂すら要さずに起こされ得る奇跡の実現。
仮にこの宝具の効果が完全に発揮された時、何が遺されるか誰にも予測し得ない。
故にランクは測定不能。

【weapon】
  • ウィザードリング
宝具『詠うは白き慟哭の声』で呪文を行使するための指輪。
生前に使用した指輪は既に一通り揃えられている。
また、道具作成スキルにより魔法石の原石から新たに指輪を作成することも可能。

【人物背景】
かつて娘を喪った一人の父親。
絶望の中、娘にもう一度生きてほしい一心で魔法の力へと手を伸ばした。
そしてあまりにも多くの人々へ痛苦と非業を振り撒いた彼は、しかし娘の蘇生を果たせず逝った。
手を下したのは一体のファントム。他ならぬ笛木によって絶望させられた青年の、成れの果て。
笛木の愛を起点とした絶望の連鎖は、笛木自身を終わらせた。

【サーヴァントとしての願い】
暦の幸福な未来。







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最終更新:2017年02月06日 23:39