500あるある?脱走者リスト

最終更新:

500mex

- view
だれでも歓迎! 編集

500あるある?脱走者リスト


うっかり気を抜くと予想外の危機が忍び寄るのが旧車の宿命。(整備不足とも言う。)
振動や劣化によりパーツが脱走したという経験がある人も多いのではないでしょうか。
他の500乗りさんから聞いた情報も合わせて書いておきますね。
 


01『エアクリーナーケースのクリップ』


これ。

私のはクリーナーケース(丸い部分)が大きく、クリップが三箇所のタイプ。
この矢印やつだけ黒いのには理由があって数年前に走行中に外れてトンズラしたから。
=脱走・国外逃亡
仕方なく主治医に貰って付け直しました。

因みにこのクリップ。
500L以前の110Fエンジンでクリーナーケースの直径(オレンジ矢印の部分)が小さいタイプでは、写真の水色矢印の様にクリップが前後に二箇所の様です。
時期はわかりませんが途中で設計変更になったみたいですね。
私が知っている限りではクリップ三箇所タイプよりも二箇所タイプの方が、ロックするのがとっても硬いです。



02『オイルフィラーキャップ』


私は経験がありませんが、これが走行中に外れてトンズラ。
=脱走・国外逃亡という方を数人知っています。
これが無いと強烈な加湿器の如くオイルが上に向かって噴出し、もはやオイル噴霧器状態に。

エンジンルームのみならず、エンジンフードやリアウィンドウもオイルまみれになり、掃除がとんでもなく大変なことになります。
なのでキャップを何処かにワイヤリングするなどで、万が一外れても落ちない様にしている方もいらっしゃいます。



03『オイルレベルゲージ』


このレベルゲージはゴム栓タイプですが、出掛けて帰って来たらこの有様。
=脱走未遂

Oリングタイプの耐久性はわかりませんが、ゴム栓タイプはゴムが痩せてしまうリプロが多くて、やがてこの様に飛び出してしまうことも。
当然周囲は飛散したオイルまみれになり、マフラーにもかかるのでオイルの焼けた匂いが漂います。

以来、ゴム栓に自己融着シリコンテープを巻き、スプリングも強度のあるものにしているのでした。

オイルレベルゲージの抜け止め参照



04『ディストリビューターのキャップ』


私の500は”同時点火”仕様のため、ディストリビューターにプラグコードがありません。
なのでメクラキャップに変えてあるのですが、いつの間にかこのキャップがトンズラ。
=脱走・国外逃亡したことが!

その後ガタがないキャップを発見し、今はそちらにしています。



05『ディストリビューターのEリング』


ポイントを磨いたり交換する時に…
この様にニードルノーズプライヤーの先端で辛うじてEリングを掴んで外しているのですが、ある日、Eリングを掴んだプライヤーを持ったまま大きなくしゃみが。
その後プライヤーを見たらEリングが…無い!
=くしゃみの勢いで脱走というまさかの事態に。

当然あちこち探すもすでに治外法権へ高飛びしたらしく見つからず。
まぁEリングがなくてもそうそうポイントがずれたりはしませんが…気を付けましょう。



06『ポイントコンデンサ』


コンデンサを固定する小ネジが外れてブラブラしていたり、端子台のM5ナットが脱走して丸端子が外れたりなどで、失火して走行不能に陥ることもあるようです。
=脱走未遂
走行中に異変を感じらた目視確認してみましょう。



07『プラグコード』


コードの種類にもよりますが、以前使っていたこのタイプは走行中にコードすっぽ抜け、単気筒になってしまうこともしばしば。
=脱走未遂
これが高速道路で起きやすいので悩みの種でした。
それでこの様にスプリングで引っ張っていたのです。



08『プラグターミナル』


購入当初、この部分がねじ式のものがあるのを知らず、外れたプラグコードが何故かはまらなくなり猛烈に焦ったことが。
何が起きたのかとプラグを外してびっくり!
「ネジしかない!?」
となり、プラグコードをよ~く見たら、このターミナルが外れて挟まってた。
=脱走未遂



09『オルタネーターレギュレータ』


私のはポーランド製のオルタですが、当初は何故かイタリアマレリのレギュレータが付いていたんです。(ダイナモの場合はありません。)
しかしボルト穴の位置が合わないので一箇所しか留まっておらず、走行中にボルトが外れてレギュレータがブラブラになり、充電不能に。
=脱走未遂

これに懲りて…
↓
ポーランド製のレギュレータに交換。
当然ボルト穴の位置はバッチリで、もう落ちることなしw。



10『サーモスタットの固定ナット』


走行中になんか後ろからカサカサした音がすると思ったら、見覚えのある輪っかが落ちてて…
この有様…。
どうやら走行中にナットがトンズラしたらしい…
=脱走・国外逃亡

そしてその数日後、今度は…
おや?


サーモスタットの下のナットがトンズラという…
=脱走・国外逃亡コンボ攻撃を食らいました。



11『ヒートガード』


私のは本来はヒートガード固定用の爪(オレンジ矢印の部分)が折れてしまっているのです。
なので結束バンドで留めているのですが、初代のヒートガードは徐々に崩壊して行き、ある日見たら跡形もなくなっていました。
=分解・自然消滅

このヒートガードはナンバープレート灯の配線を熱から保護、あるいは配線がエンジンと接するのを防止しているようです。
なので劣化が進んでいるようなら交換しましょう。



12『テールランプのバルブ』


散々悩まされ続けたのが、リプロのテールランプASSYベースの加工が甘いせいで、バルブがソケットから外れまくったことです。
=脱走常習犯

走行中に不点灯になるという再犯を繰り返したので改造しています。
(改造方法はそのうち書きます。)



13『ポジションランプのレンズ』


購入時以来16年使っていたレンズが雨の日の走行後にボディを拭いていたらポロリ。
この部分が風化していたんですね。
走行中に落ちなくて良かった^^;;。
=脱走未遂

すぐに樹脂製の新品に取り替えたものの…
翌年に丈夫そうなアルミ製ASSYに交換しました。



14『ホイールボルト』


もう何時のことだったかも覚えていませんが、ある日帰って来たらボルトの頭が無い!ことが発覚。
走行中にボルトの頭が折れて
=脱走・国外逃亡したようです。
ドラム側に残ったボルトを取り出すのがとんでもなく大変でいた。

今にして思えばトルクレンチ購入前だったから、オーバートルクによるボルトの劣化が原因だったかと。
各ボルトには締め付けトルクの設定があるため、それに倣いましょう。



15『リーフスプリングのセンターボルト』


ある日走行中に猛烈な音と衝撃が!
何か踏んだか外れたかと思い、散々探してこのナットが無いことが発覚。
=脱走・しかし幸運にも捕獲成功
ネジ山がバカになっていたんです。



16『サイドブレーキのポッチ』


定位置に停め、サイドブレーキを引こうとした時に起きたまさかの悲劇。
このポッチが銃弾の如き超高速でトンズラ。
=脱走キャビン内を捜索し捕獲成功
 キャンバストップ閉じている時で良かった…。
 
 

17『スターターワイヤーの抜け止めクリップ』


この白いやつ。(ここは違う形状の場合もあります。)
ある朝、出掛けようとスターターレバーを引いたら『バッキン!』と。
てっきりワイヤーが切れたかと思いきや、この白いクリップが外れていました。
=脱走するも、所詮センタートンネルという檻の中だったのであっさり捕獲成功
 


18『ドアオープナーのベースカバー』


500Fはハンドル形状が違うためこれが無いけど、500Lと500Rにはこれがあります。
このベースカバーの…
爪(水色矢印の部分)の作りがこれまたリプロでは悪く、爪があっさり折れたり爪の中心にある外れ止めの凹みが浅かったりで、何時の間にか外れてトンズラ。
=脱走

そこでオレンジ矢印の様に両面テープで逃走防止を図るも付きが悪く、うっかり出先でドアを開けた際に治外法権へ逃亡されてしまうという厄介な思いをしている方も結構多いと思います。
私は主治医から当事物っぽい作りの良い物を貰い、今はことなきを得ています。



19『くるくるメカのΩクリップ』


このウィンドウレギュレーター(くるくるメカと呼んでいる)の裏にあるやつ。
 
形はまさにΩ型。
このクリップの外れ癖がある個体では何かの拍子でクリップが一瞬で宙を舞い、発見は困難を極めることに…。
=脱走・高飛び
当然出先でやってしまうと治外法権へ逃亡ということになり、やはり悩まされている方も多いのではないでしょうか。

私がたまたま発見、たどり着いたのがこのツールですが、それでもたまに吹っ飛ばしてます。
どうやらΩクリップを外す専用工具も存在するらしいです。
あとは自作という手も。

Ωクリップ・リムーバー参照
 

 

20『三角窓』


まさか!と思われるかもですが、雨上がりに窓をタオルで挟んで拭いていたら、フレームから三角窓が『スッ』と後ろに抜けて落下!
=脱走未遂
過去に類を見ないほどの驚異的反射神経でキャッチして無事だったのも懐かしい思い出ですw。
 
 

21『三角窓のキャッチ』


私のは左側のキャッチはガラスに接着タイプなのですが
これが…
ポロっと外れてビックリ!
窓開けて走行中に取れなくて良かった…。
=脱走未遂
その後、エポキシパテで接着して復旧。
 
因みに右側はガラス貫通タイプ。

良く見かけるのはこのタイプですね。
これもキャッチを軸に止めている小さな芋ネジが出先で外れると
=脱走・国外逃亡
になるので要注意です。
 
 

22『ワイパー』


ええ、やりました。
走行中に運転席側のワイパーが視界からトンズラ。
ブレードが後続車に轢かれてご臨終という悲劇。
=脱走・昇天
リンケージとリプロのワイパーアームの相性が悪かったんです。

 
以上ですが、他にも細かなボルトやナットの類を落とした気もするし、エンブレム無くなったとか、ドアミラーが無くなったとかいうネタをお持ちの方もありそうですが、皆さんもどうかお気をつけて。

(written by MEX)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー