ASR(自動システム回復) でNetwork Driveを利用する方法
○ASR復元
1)通常の手順で復元を開始します。(通常の手順は別エントリの手順を参照)
bkfファイルの指定画面が出るまで進みます。
2)「Shift + F10」 で
コマンドプロンプトを表示します。
3)以下のコマンドを実行します。
net user shio * /add
→ ファイル共有でアクセスするユーザアカウントを作成します
ここではアカウントを仮に shio としています。パスワードはお好きに。
エラーが出ますが無視します。
net start server
→ ファイル共有サービスを起動します。
cacls C:\temp /G everyone:F
→ bkfファイル 保存先に
アクセス権を付与します。
net share temp=c:\temp /grant:shio,FULL
→ bkfファイル 保存先をファイル共有します。
先に作成した shio に共有フォルダアクセス権を付与しています。
ipconfig
→ リモートから接続するIPを確認します
exit
→コマンドプロンプトを終了します
4)他のWindowsマシンから上記ファイル共有に接続し、bkfファイルをコピーします。
上記例では \\192.168.1.11\temp に ユーザ shio で接続します。
5)コピーしたファイルを指定して、ASRを継続します。
前提条件
○C:などのドライブにC: 全体の bkfファイルが作成できる空き容量があること
利用状況によりますが、4-10GBの空き容量が必要と思われます。
○OS標準のドライバでNICが動作すること
必要ならばASR指定前にF6でドライバを読み込ませることも可能と思いますが、テストしていません。
○他のファイルサーバがあること
bkfファイルの保存先です。
○他のWindowsマシンがあること(「4)他のWindowsマシン」で利用)
ここでは、 ファイルサーバで兼用しています。
○
DHCPサーバがあること
○-------------引用ここまで----------------
ASR利用時にNetwork Driver をインストールする方法
1.ASRディスク内にあるasr.sifファイルをメモ帳で開いて、以下の行を追加。
ここから------
[INSTALLFILES]
1=1,"DDS_G5","\Device\Floppy0\","qdatwin.sys","%SYSTEMROOT%\system32\drivers\qdatwin.sys","ドライバディスケットを挿入してください",0x00000021
2=1,"DDS_G5","\Device\Floppy0\","qdatwin.inf","%SYSTEMROOT%\inf\qdatwin.inf","ドライバディスケットを挿入してください",0x00000021
3=1,"DDS_G5","\Device\Floppy0\","qdatwin.dll","%SYSTEMROOT%\system32\drivers\qdatwin.dll","ドライバディスケットを挿入してください",0x00000021
4=1,"DDS_G5","\Device\Floppy0\","qdatwin.cat","%SYSTEMROOT%\system32\drivers\qdatwin.cat","ドライバディスケットを挿入してください",0x00000021
ここまで------
2.ASRディスクに、Winnt.sifファイルをメモ帳で新規作成し、次の内容を記述します。
ここから------
[Data]
AutoPartition = 1
MsDosInitiated = 0
UnattendedInstall = Yes
最終更新:2011年04月15日 15:12