ふたば系ゆっくりいじめ 1347 春?冬?

 ・この話には特に罪のないゆっくりがひどい目に遭います
 ・虐待されるゆっくりとそうでないゆっくりに分かれてます
 ・胴付きが漢字を使って喋りますがご了承ください
 ・このSSはHENTAIあきが書いたよ!分かってると思いますがHENTAIなSSだよ!
 ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!!

季節はずれの雪につい俺は山を登っている。
目的は春だと思って子作りにでも励んでいるゆっくりに雪をぶつけて遊ぼうと思ったからだ。
だがその目的は果たすことが出来なかった。

「皆死んでやがる・・・。」

この寒さで外に出ていたゆっくりは凍死していたのだ。
そりゃ脆弱なゆっくりじゃあこの寒さに対抗出来るはずもないよな。
諦めて帰ろうとした俺は何やら騒がしい声を聞いて、そちらの方に足を向けてみた。

「春ですよー!春だかられてぃはさっさと眠っててくださーい!」
「まだ冬よ!こんなに寒いんだからりりーこそさっさと眠ってなさい!」

いたのはゆっくりりりーとふとましいゆっくりれてぃだった。
しかも両方とも胴付きである。
おそらくゆっくりに興味のある者ならば狂喜する場面であろう。
りりーは春にしか活動しないゆっくりであり、一方のれてぃは冬にしか活動しないからだ。
そんな相反するゆっくりが同じ場所で仲良く喧嘩をしているのだからこれほど珍しい場面もないだろう。

「見てください!こんなに綺麗な桜さんが咲いてるんだから今は春ですよー。」
「何言ってるの!こんなに冷たくて気持ちの良い雪が積もってるんだから今は冬よ!」

両者ともそれぞれの季節の象徴である桜の枝と雪を持って相手に見せつけている。
お互い火花を散らしそうなほどに相手を睨みつけていて険悪な雰囲気だ。
このままでは喧嘩でもしそうなのでちょっと仲裁でもしてやるか。

「ゆっくりしていってね!」
「「ゆっくりしていってね!!!」」

俺の言葉に反応して両者とも声を揃えて挨拶をしてくる。
俺の存在に気付いて両者は俺に詰め寄ってきた。

「お兄さん今は冬よね!そんなに厚着をしてるんだからまだ冬のはずよ!」
「違いますよねーお兄さん。こんなにお花さんが綺麗に咲いているんですから春ですよねー?」

お互いに自分の季節を主張する二匹に俺は少し面白いことを思いつく。
ゆっくりを虐待出来なかったのでこの二匹にちょっと手伝ってもらおうと考えたのだ。

「そうだなー、俺にもちょっと分からないからゆっくりに聞いてみようか。」

俺の言葉に二匹は理解できないのかキョトンとしている。
その顔にちょっとキュンとしたが、俺は二匹に説明をする。

「あいつら冬ならお家に引っ込んでて、春なら外で騒がしいだろ?
 だからゆっくりを探してちょっと聞いてみるんだよ。」
「それは名案ね!それならすぐにでも分かるわ!」
「良い考えですねー、きっとそれで春だと分かるんですよー。」

俺の提案にノリノリな二匹を見て、俺の作戦は成功である。
この寒い中で闇雲にゆっくりを探すのはあまり得策でないので、ゆっくりのことならやはりゆっくりである。
特にれてぃ種なら越冬中のゆっくりを食べるのだから、ゆっくりを探すのも得意であろう。
りりー種はどうか分からないが、れてぃと競い合わせれば多少は期待できるであろう。




二匹と共にさっそくゆっくり探しを始めると、さすがというかれてぃが木の下に巣を作ったゆっくりを発見したようだ。
入口近くまで姿勢を下ろして結界が張られて見づらいが中の様子を確認してみた。

「ゆーん、れいむのおちびちゃんはすごくかわいいよお!」
「おかあしゃんすーりすーり!」
「まりちゃのーびのーびするよ!」
「ゆぴーゆぴー。」

春だからさっそくすっきりーをして赤ゆを作ったのか、巣の中のゆっくり達はまさに幸せ絶頂期だ。
だが番であるゆっくりはどこにいるんだ?

「おかあしゃん!まりちゃおなきゃちゅいたよ!」
「れいみゅもおなきゃちゅいたああああああああ!」
「しゃっしゃとごはんしゃんをよういちてね!」
「ゆふふ!おちびちゃんたちはげんきだね!もうすぐおとうさんがごはんさんをもってきてくれるよ!」

どうやらこいつらは巣の中にいて外の寒さに気づいていないようだな。
多分狩りにでた番のまりさは凍死していたやつの中にでもいたのだろう。

「ほら見てください!おちびちゃんがいるんですから今は春なんですよー」
「違うわ!このゆっくりはお馬鹿だから冬でもすっきりーしちゃったのよ!」

いかんいかん。さっそく喧嘩を始めようとしている。
こんな所で無駄に争ってもらっても困るのでなんとか矛先を別に向けないと。

「まあまあ。さっそくゆっくりを見つけたんだから早く聞いてみないと。」
「そうだったわね。じゃあちょっと出てきてもらいましょうか。」

そう言ってれてぃが結界を壊して腕を突っ込んで中のゆっくりを外へと出す。
出されたゆっくりは何が起きたか分からずにパニックを起こしかけている。

「どうしてけっかいさんがこわれるのおおおおおおおおおおおお!」
「ゆわああああああああああん!しゃむいよおおおおおおおおお!」
「おかあしゃんすーりすーりしちぇえええええええええええええ!」
「しゃっしゃとれいみゅをあちゃちゃかくしちぇね!」

ゲスのれいむが一匹に善良そうなまりさとれいむが二匹か・・・。
楽しめそうだな。

「やあれいむ、ちょっと聞きたいことがあってね。」
「ゆ!?にんげんさん、れいむたちはなにもわるいことしてないよ!だからころさないでね!」

どうやら中々賢いゆっくりのようだな、人間との力関係をしっかり理解してるようだ。

「落ち着けれいむ。別に殺しはしないさ、ただ質問したいことがあってね。」
「いったいなに?れいむにわかることならなんでもこたえるよ!」

元気よく返事をしてくれるれいむだ、色々と楽しめそうだな。
さっそく質問をしようか。

「れいむ!今は冬よね!ゆっくりしてないで答えなさい!」
「違いますよね!今はとても気持ちの良い春ですよねー?」

俺が質問するよりも早くれいむに問い詰める二匹に、れいむの方は驚き気味だ。
少し考えた後でれいむは二匹の問いに元気に答える。

「いまははるさんだよ!れいむとまりさははるさんがきたからかわいいおちびちゃんをうんだんだよ!」
「「「かわいくてごめんにぇぇぇ!!!」」」

赤ゆ達がアピールしてくる、うぜぇ・・・。
さっさと虐待しようとするが、それよりも早くれてぃがれいむに雪を擦りつける。

「ほられいむ!冷たい雪があるわよ!これでもまだ春って言うの!」
「さむいいいいいいいいいい!なんではるさんなのにゆきさんがあるのおおおおおおおおおおおおお!」

ぐりぐりと雪を擦りつけられてれいむの肌が凍傷みたいになっている。
りりーはというと、赤ゆ達に春の花をご馳走している。

「ほーら見てください!こんなに美味しいお花さんが咲いてますから今は春なんですよー。」
「おはなさんはあまきゅてゆっきゅりできゅるね!」
「むーしゃむーしゃ!ちあわちぇええええええええええええええ!」
「なかなかみどころのあるどれいだね!れいみゅのどれいにしちぇあげるよ!」

こちらは赤ゆ達に幸せな春を提供しているよ。
って俺がしたいことを何先にやってるんだよ!

「ほらチビ達!こんなに冷たい雪がたくさんあるわよ!」
「やべでね!つめちゃくてゆっきゅりできないよ!」
「しゃぶいいいいいいいいいいい!れいみゅちんじゃうううううううううううううう!」
「くしょどれいはゆっきゅりしないでれいみゅしゃまをたちゅけろおおおおおおおおおおおお!」

矛先を赤ゆ達に向けるれてぃが一匹ずつ丁寧に雪で赤ゆを包んでいく。
発想が面白い虐待で鳴いている赤ゆの心地よい叫びに、俺の怒りもあっという間に治まる。

「ほーられいむさん。今は春ですからたくさんすっきりーしましょうね!」
「やめてね!れいむはだーりんのまりさいがいとすっきりーしたくないよ!」

こちらじゃりりーが春を伝えようとれいむにすりすりをしてすっきりーしようとしてやがる。
何だかアブノーマルな雰囲気を漂わせながら、りりーは顔を赤くさせて喘いでいる。

「「すっきりー!!!」」

にょきにょきとれいむの額から赤ゆが生えた茎が伸びてきた。
りりーの顔は春を伝えたという満足感で充ち溢れている。

「ゆわあああああああああああああ!まりさいがいとすっきりーしちゃったあああああああああああああああああああ!」

ゆっくりの分際で貞操観念なんて物持ってたのかこのれいむは。
りりーでもいないかと確認してみたが、いるのはすべてれいむ種のようだ。

「もっちょ・・・ゆっきゅりしちゃかった・・・。」
「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛」
「じねえ・・・れいみゅをたしゅけないげしゅなおやはじねえ・・・。」

どうやらりりーを見ているうちに、雪に包まれた赤ゆは寒さにやられて死にかけているようだな。
用済みになったゆっくり一家にもうこれ以上関わる必要はない。

「どうもこいつらじゃ分からないみたいだな。もっと別のゆっくりに聞いてみようか?」
「今は春なんですよー。りりーはれいむさんに春を伝えましたから春なんですよー。」
「頭が春なのねりりーは。見てみなさい、赤ゆが寒さでゆっくりしちゃってるわ。だからまだ冬よ!」

喧嘩腰のれてぃをなだめながらも、俺と二匹はまた新たなゆっくりを探すためにこの場から離れる。

「まっでね!れいむをおいていかないでね!あんよがつめたくてうごけないよ!」

どうやら雪であんよがふやけて動けないようだが、そんなこと俺の知ったことではない。
さっさと次の獲物を探したいのだからそのまま放っておく。
番も死んでにんっしんしたれいむが生き延びれるかは知らないが、一応健闘を祈るよ。

「ゆ?どうじでおちびちゃんがしんでるのおおおおおおおおおおおおおおお!まりさああああああはやくかえってえええええええ!」

必死に番に助けを求めているようだが、多分お前の番は死んでるよ。
れいむの叫びを聞きながらも俺と二匹はさっさとその場から離れる。




こうして俺の休日は実に有意義な一日とすることが出来た。
苦労して越冬したゆっくり達を地獄に叩き落とすのは実に気分が良い。
春になって新しく生産されたちび饅頭を守ろうとするゆっくりはすばらしかったが、躊躇なく潰した。
さて最後の問題はこの二匹だが・・・

「結局ゆっくりに聞いても分からなかったわね。」
「そうですねー。いつの間にか皆ゆっくりしちゃってましたからねー。」

半分ぐらいはお前らが過激な主張をしてゆっくりさせたんだがな。
さてこいつらどうしようか?珍しい希少種だしさすがに胴付きを虐待するのはちょっと躊躇う。
何より随分と役に立ってもらったからな。

「こうなったらお兄さんに聞いてみましょう!お兄さんは今はどっちだと思う?」

いきなりの無茶ぶりだなおい。

「いや、別に冬でも春でもどっちでもいいだろ?」
「「よくないわ(です)!」」

声を揃えて反論してきやがったよ。
しょうがないから適当に煙に巻くか。

「まあ落ち着け。いいか?春だろうと冬だろうとそのうち過ぎるんだからそんなに過剰にならなくていいだろ。
 今日みたいにどっちか分からなくても、別に両方が楽しめるんだからゆっくりできると考えたら良いんじゃないか。」

俺の言葉に二匹は納得してない顔である。
まあお互いに春と冬を究極と至高の季節であると考えているのだから、はいそうですとは思えないのだろう。
まあそんなこと俺にはどうでもいいが。

「このお兄さんは何も分かってないわね。こうなったられてぃが冬の素晴らしさを教えてあげないと!」
「ちょっと待ってください!りりーだってお兄さんに春の素晴らしさを教えますよー。」

何故そんな考えに行きつくんだ?馬鹿なの?死ぬの?
てか俺に二匹も胴付きなんて飼う気も金もないよ!

「ここはスタコラサッサだぜ!」
「逃がさないわよ!」
「春の素晴らしさをたっぷり教えてあげますよー。」

必死に家へと逃げようとする俺を二匹が追いかけてくる。
俺は後ろを振り返らずに全力で走りぬけた。

「ハッ!?夢か・・・。」

どうやら先週の休日のことを夢見ていたようだ。
安心して布団を被ろうと手を動かすが、布団の柔らかさとは違う何かぷにぷにした物を掴んだ。
何だか冷たくて柔らかくついもみもみしてしまう。

「くろまく・・・。」

寝ぼけた頭がだんだんと覚醒してくると、俺の手がれてぃの大きな雪見大福を握ってることに気づいた。
揉んでいたせいかれてぃの顔は少し赤らんでいる。

「朝ですよー!お兄さんご飯さんが準備できましたから起きてくださーい!」

最悪なタイミングでりりーが部屋に入ってきやがった。
お願いだからそんな冷たい目で見ないで・・・

「お兄さーん?どうしてれてぃにそんなことしてるんですかー?りりーにも分かる様に説明してください。」

おかしいな、白いはずのりりーがなんだか黒く見えてきた。
本気で怒らす前に弁解という罪悪をしてみると、以外にもなんとか説得することが出来た。

「分かりました、じゃあ早く居間に来てください。ご飯さんが冷めちゃいますから。」
「ありがとうございます。」

結局あの後逃げようとした俺は積もった雪に足を滑らせてしまい、転んで気絶していた所をこの二匹に助けられてしまった。
幸いすぐにりりーが飛んで行って人を呼んでくれて助かったのだが、済崩しにこの二匹を飼うことになってしまった。

「うふふふ、駄目よお兄さん。冬の醍醐味はまだこれからよ・・・。」

何の夢を見ているのかれてぃはよだれを流して変な寝言を言ってる。
やはり春の気温だとれてぃ種は活動時間が短くなっており、起きるのは涼しい夜でそれまでずっと眠っている。
電気代はかかるが、一応扇風機でれてぃの体調が悪くならない様に風を送ってやる。

「まあ楽しいからいいか。」

俺は着替えを済ませると、りりーが待っている居間へと向かう。





おまけ 黒幕の正体

「うふふふ、冬の魅力を教えるにはやっぱりすーりすーりして少しだけ暖かくなるのが一番のはずね。」
「むにゃむにゃ、ゆうかにゃん可愛いよゆうかにゃん・・・。」
「ゆうかだなんて、あんな夏真っ盛りのゆっくりのどこが良いんだか・・・。」
「駄目だよゆうかにゃん、そんな所舐めちゃ。」
「お兄さん起きてるでしょ!どうしてれてぃに抱きついてくるの!」

完全に熟睡しているお兄さんは夢の国で戯れているゆうかにゃんと楽しく過ごしている。
布団の横に潜り込んできたれてぃをゆうかにゃんと勘違いしたのか、そのふとましい体を抱きしめた。
すーりすーりしようとしていたれてぃは身動きが取れずに、お兄さんにされるがままである。
体中を弄られて、れてぃは逆にお兄さんの魅力をたっぷりと体に教え込まれてしまったのであった。


後書き
この前近所に雪が積もったんで本気で目を疑い、これなられてぃでも出てくるんじゃねと思ったのでSSに採用しました。
個人的に冬の寒い朝の布団の温かさこそこの世の楽園だと感じております。
だからおまけのれてぃもお兄さんにすーりすーりしようとしたんだよ!決してHENTAI目的じゃないよ!
次は何を書こうか悩むHENTAIあきでした。

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最終更新:2010年08月02日 19:26
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