日本電気ホームエレクトロニクス

日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

1953年に創立。日本を代表する電子メーカーである日本電気の完全子会社でありNECグループ企業の一つ。略称はNEC-HE。
1987年にハドソンと共同で「PCエンジン」を開発・発売し家庭用ゲーム機の分野にも進出する。
1988年には、家庭用ゲーム機としては世界初となるCD-ROMを採用した「PCエンジン CD-ROM2」を開発し、ゲームの表現方法から流通にまで幅広く貢献した。
このPCエンジンは当時の市場を席巻していた任天堂ファミリーコンピュータを性能で大きく凌ぎ、大ヒットとなった。
PCエンジンの成功により、日本電気ホームエレクトロニクスは任天堂やセガと並ぶゲーム機メーカーとしてその名を轟かせることとなる。
しかし、後継機として1994年末に投入されたPC-FXがゲーム市場の動向を読み誤るなどの戦略ミスが原因で売り上げ不振に陥ってしまった。
これが1990年代後半の業績悪化を招くことになり、1999年9月28日に発表されたNECグループの大規模構造改革によって事業分割・移管のうえ解散が決定、
2000年3月31日をもってその幕を閉じた。2002年2月に清算完了、これをもって日本電気ホームエレクトロニクス株式会社なる法人は完全に消滅した。

作品



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最終更新:2022年03月20日 02:20