スカイタワー
勝利への道
概要
レベル5「ナッツヌーン」のステージ2とステージ4の神殿内で流れるBGM。
軽快なピアノのイントロから始まる爽やかな1曲であり、1ループ50秒ほどしかない短い曲であるが、カービィらしい明るさ・軽やかさが凝縮されたような完成度の高さを誇る。
ナッツヌーン特有のステージ背景の美しさも相まって、本作の数多いステージ曲の中でも屈指の人気を持つ曲である。
「勝利への道」は格闘王への道のタイトルや通常ボス戦、真 格闘王への道の通常ボス戦で流れる曲であり、スカイタワーを緊迫感あふれる曲調に直した雰囲気を持つ。
実はこの曲、本作の前身である
ゲームキューブ用ソフトとして発表された作品のPVで使われた曲である。
『星のカービィ Wii』はこのゲームキューブ用ソフトを含めた3本もの作品をお蔵入りとした末に誕生した作品であり、そのような経緯から『星のカービィ Wii』の曲の中では最も古い曲であるといえる。
そしてサウンドトラックにて、「スカイタワー」と「勝利への道」は同時期に対になる曲として作成されたことが明かされた。
これらのことからこの2曲は7年もの月日を経て誕生した『星のカービィ Wii』の裏のテーマ曲と言えるだろう。
『
星のカービィ ロボボプラネット』ではオープニング曲の始めの1フレーズに選ばれる出世を果たした。
さらにレベル2「ラスタード ロード」のステージ3では「レジデンス・ラボラトリー」というアレンジ曲になった。
他にも重要な
ラスボス曲にもそのフレーズが使われており、スカイタワーはもはやカービィを象徴する曲にまでなったことがわかる。
『
星のカービィ スターアライズ』では、「星のマホロア」の
バルフレイナイト戦のアレンジメドレー「覇王戴冠 〜OVERLORD〜」で「勝利への道」「スカイタワー」両曲のフレーズが使用された。
曲の中心は「
CROWNED」であるが、元が同一のフレーズであるこの2曲をわざわざ両方組み込み全体の4分の1を占めていることを考えると、スタッフもこの2曲を特別な曲として大切にしていることが分かる。
ゲームキューブ時代のPVを知る人ほど胸が熱くなるはずである。
『
スーパーカービィハンターズ』では高ランクのウィスピーウッズ・クラッコ・ヴォルゲロムとの対決で「勝利への道」のアレンジが流れた。
ドラムとエレキギターで激しさを増したアレンジとなっている。
この曲が流れる相手は、これまでの作品でエリアボスを務めたキャラとなっており、色々な意味で個性的な者たちばかりである。
『
星のカービィ ディスカバリー』では、コロシアムの曲である「チャンピオンひかえしつ」「戦えアルティメット」「決戦のアルティメットZ」に「勝利への道」のフレーズが一部使われている。
また本作の「
ムーンライトキャニオン」は「スカイタワー」の流れを受け継いでいると思われる曲構成と使われ方がされており、比べてみると面白い。
過去ランキング順位
星のカービィ Wii「スカイタワー」
星のカービィ Wii「勝利への道」
星のカービィ ロボボプラネット「レジデンス・ラボラトリー」
サウンドトラック
星のカービィ Wii ミュージックセレクション
関連動画
星のカービィ Wii デラックス [Nintendo Direct 2022.9.13]
最終更新:2025年01月11日 17:22