原あづさ

はら あづさ

今は無きゲームメーカーのデータイーストに所属していた作曲家/サウンドエンジニア。

判明している社員のサウンドメンバーでは最古参の人物。別名義は AHSA 。*1
データイーストへの入社時期は不明だが始めはグラフィックを担当しており、サウンドチームが出来たときに参加した。
最初に担当したのは PSG 3音の『空手道』だったという。*2 *3
担当はサンプリングなどのハード方面 *4 だったとのことで、効果音やボイス制作で携わったとみられる作品が多い。
1990年8月20日付けでデータイーストを退職 *5 しており、 その時点で結成前だったゲーマデリックには参加していない。

原氏はその後渡米して結婚したが、癌のために90年代半ばで亡くなったとのこと。*6

担当作品の一例



代表的な効果音

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  • データイースト
最終更新:2025年08月26日 00:25

*1 ゲーメスト1989年8月号 Joe山田のWe Love VGM! 34 PART 1ではこのインタビューの前日に決めたものと述べているが、ログイン 1989年6月16日号ですでに Ahsa とされている

*2 『ログイン』1989年6月16日号より

*3 アーケード版『空手道』は元々他社が開発していたが、データイーストにプログラマーとして所属していた佐久間晶氏のツイートや、グラフィッカーとして所属していた野沢世津子氏のツイートによれば、それをデータイーストが買い付け、手直したうえで販売した作品とのこと

*4 ゲーメスト1989年8月号 Joe山田のWe Love VGM! 34 PART 1より

*5 佐久間晶氏のツイートより

*6 Facebookで酒井省吾氏に問い合わせ、その内容をvgmpfに掲載したというdissident93氏の書き込みより

*7 中本博通インタビュー前半:データイーストのゲーム開発の歴史より