Dreamcast
概要
セガ・エンタープライゼスから発売された、
セガサターンの後継機となる家庭用ゲーム機。
略称は「DC」や「ドリキャス」。
ソフトウェアの媒体として、YAMAHAとの共同開発によるGD-ROMという独自規格の特殊な大容量メディアを採用している。
他のハードに先駆けてインターネット通信用モデムを標準搭載し、ネットワーク機能を生かしたオンラインゲームをプレイすることができた。
またアーケード基板「NAOMI」と互換性を持たせており、アーケードとほぼ変わらない移植度の高いソフトが多いのも特徴である。
ソニーの
プレイステーションに押されセガの社運を賭けて発売されたハードであったが、
プレイステーション2とのシェア争いに敗北。
2001年1月に製造中止と家庭用ハード事業撤退が決定し、現状でのセガ最後の家庭用ゲーム機となった。
音源はYAMAHAが開発したスーパー・インテリジェント・サウンド・プロセッサによるPCM/ADPCM 64ch。
YAMAHAの電子楽器互換フォーマットの「XGlite」にも対応。
周辺機器「MIDIインターフェイスケーブル」を用いてMIDIデバイスとの接続も可能だが、対応ソフトは『お・と・い・れ ドリームキャストシーケンサー』の1本のみとなっている。
GD-ROMはCDフォーマットと独自の高密度フォーマットの混載規格なのでCD-DAも記録できるが、約4分しかCD-DAの領域がないため、オーディオ機器で再生した場合の警告メッセージへの使用のみでゲームには使われていない。
YAMAHA製音源プロセッサはセガサターンでは不完全ながらFM音源モードが搭載されていたが、今回は見送られている。
このためDCでは
メガドライブと
PCエンジンのゲームが遊べる「ドリームライブラリ」というレトロゲーム配信サービスがあったが、メガドライブのゲームはFM音源が再現できず、音の印象が大きく異なるものになっていた。
『
シェンムー』内にミニゲームとして収録されている移植作品等も、内蔵音源でFM音源の音色に寄せているが再現は不完全であった。
一方でディスク容量にゆとりがある単体の移植タイトルでは、FM音源を圧縮収録してストリーム再生する手法も使われてる。
ADPCM音源の通常用途で見た場合は、『
エターナルアルカディア』では後発機種の
ゲームキューブ移植版の方が音楽の全体的な音質劣化を指摘される例などがあり、オーディオメーカーであるYAMAHA製の性能の高さを感じさせる。
本体起動音の作曲は
坂本龍一氏。
当時セガ社長であった佐藤秀樹氏が明かしたところでは、作曲のギャラは1000万円であったいう。
この起動音は同氏のアルバム「CM/TV」にも収録されている。
収録曲
曲名 |
作・編曲者 |
補足 |
順位 |
ドリームキャスト サウンドロゴ |
坂本龍一 |
曲名は「CM/TV」より |
|
サウンドトラック
坂本龍一「CM/TV」
ドリームキャストの起動音が収録。
最終更新:2021年08月07日 16:38