IN THE MIDDLE OF CHAOS ◆S33wK..9RQ
「でかい木ね。あなたもそうおもうでしょ?」
「シャンハーイ!」
「シャンハーイ!」
地図を見ると『世界樹』と書かれてる事を見るとここはB-2だろうか。
というより木の目の前に看板が立っている。汚い字で『世界樹』って。
ご丁寧にも木の分類や概要が細かく書かれている。どうやらマルクは相当暇を持て余していたみたいだ。
まぁそのお陰で自分がどこに居るかはよくわかった。さっきまでいた場所はC-2の『山小屋』だろう。
なんとも面白みのないネーミングだ。いや、変な名前よりましかな。
ちなみに私はついさっき、ここが幻想郷じゃないことに気付いた。いや、薄々気付いてたけど。
見たことがない星とかあるし、外の世界なのかな?
でも異変には変わりないし、まぁ解決しないとね。
さて、移動を始めたはいいがどこに進めばいいか分からずに彷徨ってた訳だけど現在地が分かればこっちのものだわ。
地図には一際目を引く字がある。タウロスタウンとカトリスシティだ。
シティとかタウンとかはたしか外の世界の言葉だ。月の都みたいな感じらしい。パチュリーか霖之助さんが言ってた様な気がする。
人が沢山いてお店もそれに応じて沢山。私にはその程度にしか覚えてない。
しかし人が沢山居てお店も沢山ならこの面倒な遊戯で有利になるものも置いている筈だ。
そこなら魔理沙も行きそうだ。いや、行くに決まってる。私の勘は大体あたる。というよりか自負してる。
「よし、そうと決まれば出発よ、ナントカシティにね。行くわよ上海」
「シャンハーイ!」
そう意気込み、コンパスで方向を確認する。この道具は霖之助さんが売りもしない売り物を頼んでも無いのに見せてくれて、
さらに使い方を教えてくれた。なんと方向がわかるらしい。
だからどうした。と最初は突っ込んだけれど、こんな所で無駄な知識が役に立つとは。(魔理沙は魔法の森とかで結構使っているらしい)
方向を確認すると真反対だった。危ない危ない。そう思い後ろを向く。
そのときだった。見覚えのある物を持って私の目の前に少年が現れたのは。
というより木の目の前に看板が立っている。汚い字で『世界樹』って。
ご丁寧にも木の分類や概要が細かく書かれている。どうやらマルクは相当暇を持て余していたみたいだ。
まぁそのお陰で自分がどこに居るかはよくわかった。さっきまでいた場所はC-2の『山小屋』だろう。
なんとも面白みのないネーミングだ。いや、変な名前よりましかな。
ちなみに私はついさっき、ここが幻想郷じゃないことに気付いた。いや、薄々気付いてたけど。
見たことがない星とかあるし、外の世界なのかな?
でも異変には変わりないし、まぁ解決しないとね。
さて、移動を始めたはいいがどこに進めばいいか分からずに彷徨ってた訳だけど現在地が分かればこっちのものだわ。
地図には一際目を引く字がある。タウロスタウンとカトリスシティだ。
シティとかタウンとかはたしか外の世界の言葉だ。月の都みたいな感じらしい。パチュリーか霖之助さんが言ってた様な気がする。
人が沢山いてお店もそれに応じて沢山。私にはその程度にしか覚えてない。
しかし人が沢山居てお店も沢山ならこの面倒な遊戯で有利になるものも置いている筈だ。
そこなら魔理沙も行きそうだ。いや、行くに決まってる。私の勘は大体あたる。というよりか自負してる。
「よし、そうと決まれば出発よ、ナントカシティにね。行くわよ上海」
「シャンハーイ!」
そう意気込み、コンパスで方向を確認する。この道具は霖之助さんが売りもしない売り物を頼んでも無いのに見せてくれて、
さらに使い方を教えてくれた。なんと方向がわかるらしい。
だからどうした。と最初は突っ込んだけれど、こんな所で無駄な知識が役に立つとは。(魔理沙は魔法の森とかで結構使っているらしい)
方向を確認すると真反対だった。危ない危ない。そう思い後ろを向く。
そのときだった。見覚えのある物を持って私の目の前に少年が現れたのは。
☆ ☆ ☆
結構移動をしたみたいだ。
そういえば何故、僕はポケモンマスターを目指そうとしたのだろうか?
今ではそんな事も分からなくなってしまった。
タケシを殺そうとした時も、なにも考えずに、『躊躇』とかの後ろめたい感情はまったくと言っていいほどなかった。
何時から僕はこの虚しさを手に入れたんだろう。僕はいつからか『命』を『物』を認識していた。
そう気付いた頃にはシロガネヤマに居た。
この倦怠感、虚無感も全て、あの少年と戦えば元に戻るのだろうか。
…戻らなかったら?
そう思うと堪らなく怖くなった。なんだろう僕は。なんだろう僕は。なんなんだ。
自分が『認識』出来ないときもあった。だから僕はシロガネヤマに篭ったんだろう。
そして少年、僕を楽しませてくれた少年に出会った。
あの少年の名前はなんだったっけ?たしか――――だったか。
そのとき、ある事に気付く。
急いでデイパックから名簿を取り出した。
そういえば何故、僕はポケモンマスターを目指そうとしたのだろうか?
今ではそんな事も分からなくなってしまった。
タケシを殺そうとした時も、なにも考えずに、『躊躇』とかの後ろめたい感情はまったくと言っていいほどなかった。
何時から僕はこの虚しさを手に入れたんだろう。僕はいつからか『命』を『物』を認識していた。
そう気付いた頃にはシロガネヤマに居た。
この倦怠感、虚無感も全て、あの少年と戦えば元に戻るのだろうか。
…戻らなかったら?
そう思うと堪らなく怖くなった。なんだろう僕は。なんだろう僕は。なんなんだ。
自分が『認識』出来ないときもあった。だから僕はシロガネヤマに篭ったんだろう。
そして少年、僕を楽しませてくれた少年に出会った。
あの少年の名前はなんだったっけ?たしか――――だったか。
そのとき、ある事に気付く。
急いでデイパックから名簿を取り出した。
…いない。
よかった。もしこの殺し合いにあの少年が参加していたら僕はどうしていたんだろうか?
「………………?」
何気なく、そして慌てて見た名簿には知っている名前が幾つかあった。
そうか。タケシ以外の知り合いも参加しているのか。
グリーン。彼はシロガネヤマに篭ってからも唯一連絡を取っていた。彼とは3年前に切磋琢磨しあい、ライバルでもあった。
キョウ。セキチクジムのジムリーダーであり、彼のポケモンの毒には結構苦戦した覚えがある。
サカキ。トキワジムのジムリーダーであり、あの、ロケット団の首領でもあった。ロケット団が分解した後、行方不明になったと聞いたが…
そして、タケシ。自分が殺し損なった、友であった。
何故、僕が彼らの名前を一度整理したのか。それは決別の為だ。
殺すのに余計な感情は入らない。憎しみとか躊躇とかは一切いらないんだ。
元の自分に戻る為には、あの少年と、――――と戦うまで僕は。
感情を捨てよう。唯の殺戮マシーンになろう。あの時の虚しく、無機質な僕のままで。この殺し合いが終わるまで。唯々、殺そう。
それが――――と戦う為の近道だ。早く、戦おう。彼とバトルする為に、戦おう。生き延びる為に。彼と戦う為に。骨の髄まで戦ってやる。
「…………………」
僕は歩く。歩く。歩く。いつしか大きな木が目の前に現れた。
奇妙なポケモンを連れた、二割八分六厘にも満たない楽園の素敵な巫女と共に。
よかった。もしこの殺し合いにあの少年が参加していたら僕はどうしていたんだろうか?
「………………?」
何気なく、そして慌てて見た名簿には知っている名前が幾つかあった。
そうか。タケシ以外の知り合いも参加しているのか。
グリーン。彼はシロガネヤマに篭ってからも唯一連絡を取っていた。彼とは3年前に切磋琢磨しあい、ライバルでもあった。
キョウ。セキチクジムのジムリーダーであり、彼のポケモンの毒には結構苦戦した覚えがある。
サカキ。トキワジムのジムリーダーであり、あの、ロケット団の首領でもあった。ロケット団が分解した後、行方不明になったと聞いたが…
そして、タケシ。自分が殺し損なった、友であった。
何故、僕が彼らの名前を一度整理したのか。それは決別の為だ。
殺すのに余計な感情は入らない。憎しみとか躊躇とかは一切いらないんだ。
元の自分に戻る為には、あの少年と、――――と戦うまで僕は。
感情を捨てよう。唯の殺戮マシーンになろう。あの時の虚しく、無機質な僕のままで。この殺し合いが終わるまで。唯々、殺そう。
それが――――と戦う為の近道だ。早く、戦おう。彼とバトルする為に、戦おう。生き延びる為に。彼と戦う為に。骨の髄まで戦ってやる。
「…………………」
僕は歩く。歩く。歩く。いつしか大きな木が目の前に現れた。
奇妙なポケモンを連れた、二割八分六厘にも満たない楽園の素敵な巫女と共に。
☆ ☆ ☆
「…あなた。殺し合いに乗っているのかしら?その八卦炉を向けてるって事は」
困ったもんだ。いきなり八卦炉を向けられて動けない状態に陥ってしまった。上海は………。
それにしてもこんな子供も殺し合いに参加させるなんてあの妖怪は気がどうかしている。
しかもその子供も喜々…としては分からないが殺し合いに乗っている。
狂ってる。この状況は可笑しいぞ。幻想郷じゃ絶対に味わえない狂気だ。あのウサギの目を見たとしても、だ。
そうだ。この少年の目は可笑しいぞ。無機質な目。ポッカリと穴が開いた様な、そんな目をしている。この子はヤバイ。
造作も無く私を殺そうとするだろう。
さらに弾幕も撃てないんじゃこの状況は絶望的すぎる。
でも、だからといってそのまま殺される訳にはいかない。私は手に握っていたハンマーをさらに強く握った。汗が滾る。動悸が酷い。
「…………………」
少年は少しだけ、動いた。
そのとき、見慣れた弾幕、マスタースパークが発射された。
それにしてもこんな子供も殺し合いに参加させるなんてあの妖怪は気がどうかしている。
しかもその子供も喜々…としては分からないが殺し合いに乗っている。
狂ってる。この状況は可笑しいぞ。幻想郷じゃ絶対に味わえない狂気だ。あのウサギの目を見たとしても、だ。
そうだ。この少年の目は可笑しいぞ。無機質な目。ポッカリと穴が開いた様な、そんな目をしている。この子はヤバイ。
造作も無く私を殺そうとするだろう。
さらに弾幕も撃てないんじゃこの状況は絶望的すぎる。
でも、だからといってそのまま殺される訳にはいかない。私は手に握っていたハンマーをさらに強く握った。汗が滾る。動悸が酷い。
「…………………」
少年は少しだけ、動いた。
そのとき、見慣れた弾幕、マスタースパークが発射された。
☆ ☆ ☆
「…あなた。殺し合いに乗っているのかしら?その八卦炉を向けてるって事は」
この巫女はどうやらこの八卦炉が武器だと知っていたみたいだ。
少し動揺してしまう。これで不意打を仕掛ける事は完全に出来なくなった。
…しかし彼女の武器はヒトデマン型のマークが付いたハンマーしか持って居ない。
彼女の攻撃のリーチはとても短く、近づかなければ僕には攻撃は出来ない筈だ。
危険を冒してまで僕に近づいてそれを振りかざすわけ無いだろう。
じゃあどうするか。このままマスタースパークを放てば全て終わり。だ。
「…………………」
僕は意識する。殺すということを。
そして、マスタースパークを放つ。
そして造作も無く彼女は死ぬだろう。
少し動揺してしまう。これで不意打を仕掛ける事は完全に出来なくなった。
…しかし彼女の武器はヒトデマン型のマークが付いたハンマーしか持って居ない。
彼女の攻撃のリーチはとても短く、近づかなければ僕には攻撃は出来ない筈だ。
危険を冒してまで僕に近づいてそれを振りかざすわけ無いだろう。
じゃあどうするか。このままマスタースパークを放てば全て終わり。だ。
「…………………」
僕は意識する。殺すということを。
そして、マスタースパークを放つ。
そして造作も無く彼女は死ぬだろう。
しかし、僕の予想と反してその、それは当たらなかった。
「でも、それじゃ私を殺せないわ。精々妖精に当たるか当たらないか…」
彼女はギリギリのタイミングでマスタースパークを避け、僕に近づく。チチ…と音が鳴った様な気がした。
そして振りかざし、頭蓋骨に響くのはハンマーの打撃。
「…………!!!」
鈍い痛みが僕を襲う。
右目が見えない。血が流れ、右目を覆ったからだろう。地面に血が垂れる。
ヤバイぞ。でも、死ぬ訳にはいかない。すこし後退してからもういちど、彼女に八卦炉を向ける。
「…ちょっとやり過ぎたわ。でも謝らないわよ」
もう彼女は銃口(?)から目も逸らさず、避けようともしなかった。
それもそうだ。マスタースパークは発射されないから避ける必要がなかった。
なぜ発射されない?
「数秒で何発も撃てる訳がないじゃない」
その時、横から八卦炉をひったくられた。あの奇妙なポケモンによってだ。「シャンハーイ!」と鳴いている。
この状況はヤバイ。巫女が八卦炉をポケモンから渡される。
「魔理沙に返してあげないと。…さて。あなたはマルクの口車に乗せられたのかしら?それともどっかの妖怪みたいに闘争を望んだり?
まぁどの理由にしてもあなたはこの遊戯に乗ってるのは分かるわ」
いや、冷静になれ。まだ形勢は逆転もしていない。僕はまだ武器を持っている。
八卦炉以外の武器も僕には支給されていた。大きめの拳銃、コルトパイソンという名称の銃を僕は服の中に隠し持っている。
八卦炉を奪われた場合の為に隠し持っていたものだ。
それを取り出し、右手でそして彼女に向けた。
「あら?なにそれ」
僕は引き金に指を掛ける。しかし僕の手にはそれは重く、大きすぎた。そのせいか銃口が自然と下を向く。
だけどそんなことに構う暇は無い。僕は引き金を引き切った。手の中で何かが爆発したような感覚に襲われた後、激痛が僕を襲った。
彼女はギリギリのタイミングでマスタースパークを避け、僕に近づく。チチ…と音が鳴った様な気がした。
そして振りかざし、頭蓋骨に響くのはハンマーの打撃。
「…………!!!」
鈍い痛みが僕を襲う。
右目が見えない。血が流れ、右目を覆ったからだろう。地面に血が垂れる。
ヤバイぞ。でも、死ぬ訳にはいかない。すこし後退してからもういちど、彼女に八卦炉を向ける。
「…ちょっとやり過ぎたわ。でも謝らないわよ」
もう彼女は銃口(?)から目も逸らさず、避けようともしなかった。
それもそうだ。マスタースパークは発射されないから避ける必要がなかった。
なぜ発射されない?
「数秒で何発も撃てる訳がないじゃない」
その時、横から八卦炉をひったくられた。あの奇妙なポケモンによってだ。「シャンハーイ!」と鳴いている。
この状況はヤバイ。巫女が八卦炉をポケモンから渡される。
「魔理沙に返してあげないと。…さて。あなたはマルクの口車に乗せられたのかしら?それともどっかの妖怪みたいに闘争を望んだり?
まぁどの理由にしてもあなたはこの遊戯に乗ってるのは分かるわ」
いや、冷静になれ。まだ形勢は逆転もしていない。僕はまだ武器を持っている。
八卦炉以外の武器も僕には支給されていた。大きめの拳銃、コルトパイソンという名称の銃を僕は服の中に隠し持っている。
八卦炉を奪われた場合の為に隠し持っていたものだ。
それを取り出し、右手でそして彼女に向けた。
「あら?なにそれ」
僕は引き金に指を掛ける。しかし僕の手にはそれは重く、大きすぎた。そのせいか銃口が自然と下を向く。
だけどそんなことに構う暇は無い。僕は引き金を引き切った。手の中で何かが爆発したような感覚に襲われた後、激痛が僕を襲った。
☆ ☆ ☆
マスタースパークをすぐに放つ魔理沙を見てれば撃つときの癖もだいたい分かってくる。
そう、この瞬間だ。私だって伊達に弾幕を避けてる訳じゃないし。(それでもギリギリで避けたりしてる。いまのもギリギリで避けた)
「でも、それじゃ私を殺せないわ。精々妖精に当たるか当たらないか…」
そしてすぐ少年にハンマーを振りかざし、彼の頭に思いっきり殴りつけた。
「…………!!!」
ところが少年は悲鳴も上げず、少し後退しただけだった。でも、効果はあったみたいだ。
頭から血が出ている。しまった。やり過ぎたみたいだ。少し躾ればこんなくだらない遊戯には二度と乗らないとは思ったけど。
行き過ぎた躾だったみたいだ。…いや、躾してもしなくても彼は最初から殺し合いに乗るつもりだったのか。
また私に八卦炉を向けていた。だから無駄だって。
「…ちょっとやり過ぎたわ。でも謝らないわよ」
もう避ける必要は無い。上海はもう私の近くには居ない。上海は少年に初めて八卦炉を向けられたときにはもう『少年から八卦炉を奪え』という指示を出していた。
「数秒で何発も撃てる訳がないじゃない」
少年が不思議そうにしているのを死角から上海が八卦炉をひったくった。
「シャンハーイ!」と聞きなれた言葉を発した後、私にに八卦炉を渡す。
「魔理沙に返してあげないと。…さて。あなたはマルクの口車に乗せられたのかしら?それともどっかの妖怪みたいに闘争を望んだり?
まぁどの理由にしてもあなたはこの遊戯に乗ってるのは分かるわ」
呼吸は気がついたら整っていた。もう危ない橋を渡るのはごめんだ。しかも落ちたら死ぬ橋の。
まぁ結果は渡り切れたからいいけど。さて、あとはこの少年をどう処理するか。
ほっとくのは危険だし…じゃあ同行?いや自分が襲われる危険もある。
と、いろいろと考えてると少年は服の中から大きい謎の金属を取り出した。
「あら?なにそれ」
少年は筒をこっちに向けた。どこかで見たような気がする。
そう、この瞬間だ。私だって伊達に弾幕を避けてる訳じゃないし。(それでもギリギリで避けたりしてる。いまのもギリギリで避けた)
「でも、それじゃ私を殺せないわ。精々妖精に当たるか当たらないか…」
そしてすぐ少年にハンマーを振りかざし、彼の頭に思いっきり殴りつけた。
「…………!!!」
ところが少年は悲鳴も上げず、少し後退しただけだった。でも、効果はあったみたいだ。
頭から血が出ている。しまった。やり過ぎたみたいだ。少し躾ればこんなくだらない遊戯には二度と乗らないとは思ったけど。
行き過ぎた躾だったみたいだ。…いや、躾してもしなくても彼は最初から殺し合いに乗るつもりだったのか。
また私に八卦炉を向けていた。だから無駄だって。
「…ちょっとやり過ぎたわ。でも謝らないわよ」
もう避ける必要は無い。上海はもう私の近くには居ない。上海は少年に初めて八卦炉を向けられたときにはもう『少年から八卦炉を奪え』という指示を出していた。
「数秒で何発も撃てる訳がないじゃない」
少年が不思議そうにしているのを死角から上海が八卦炉をひったくった。
「シャンハーイ!」と聞きなれた言葉を発した後、私にに八卦炉を渡す。
「魔理沙に返してあげないと。…さて。あなたはマルクの口車に乗せられたのかしら?それともどっかの妖怪みたいに闘争を望んだり?
まぁどの理由にしてもあなたはこの遊戯に乗ってるのは分かるわ」
呼吸は気がついたら整っていた。もう危ない橋を渡るのはごめんだ。しかも落ちたら死ぬ橋の。
まぁ結果は渡り切れたからいいけど。さて、あとはこの少年をどう処理するか。
ほっとくのは危険だし…じゃあ同行?いや自分が襲われる危険もある。
と、いろいろと考えてると少年は服の中から大きい謎の金属を取り出した。
「あら?なにそれ」
少年は筒をこっちに向けた。どこかで見たような気がする。
『これは外の世界の『拳銃』っていう弾幕を放つ道具があってね。その弾幕は風よりも、天狗よりも早いそうだ。これは贋物だけど』
思い出した。霖之助さんの店で見たんだ。つまり、この少年はまだ武器を持って、
銃声が鳴る。それと同時に血が舞う。
「熱!…うっ…!」
私の右足の太ももから血が噴出した。余りの痛みに悲鳴もあがらない。鈍くて、鋭い痛みだ。一瞬気を失いそうになる。
やばいぞ、このままでは殺される。自然に八卦炉は少年に向いていた。
いや、もう私はこの少年を少年とは思っていなかった。こいつはもう妖怪みたいな存在だ、と認識する。
「もう許さないわ!」
マスタースパークが発射される。と同時に
「痛っ!」
バランスを崩した。右足のダメージは想像以上らしい。また血が吹き出る。
マスタースパークは少年を外し、その後ろの世界樹に命中した。マスタースパークは風を起こし、少年の帽子を吹き飛ばした。
私は地面に倒れてしまった。直ぐに顔を上げ、少年を見やった。
少年の右手は ぶらんっ としていて手首は可笑しい方向を向いていた。拳銃を握りながら。
見るだけで痛いし頭から血を流していた。どうみても満身創痍だった。
でも、少年の顔は…驚く程涼しい顔をしていた。
「…………………」
このままでは殺される。
しかし少年は私の目から視線を外さずに後退していき、見えなくなった。つまり逃げた。戦略的後退と呼ばれるもの?
でも逃げたなら私の勝ちだ。そう考えると気が楽になった。
私の右足の太ももから血が噴出した。余りの痛みに悲鳴もあがらない。鈍くて、鋭い痛みだ。一瞬気を失いそうになる。
やばいぞ、このままでは殺される。自然に八卦炉は少年に向いていた。
いや、もう私はこの少年を少年とは思っていなかった。こいつはもう妖怪みたいな存在だ、と認識する。
「もう許さないわ!」
マスタースパークが発射される。と同時に
「痛っ!」
バランスを崩した。右足のダメージは想像以上らしい。また血が吹き出る。
マスタースパークは少年を外し、その後ろの世界樹に命中した。マスタースパークは風を起こし、少年の帽子を吹き飛ばした。
私は地面に倒れてしまった。直ぐに顔を上げ、少年を見やった。
少年の右手は ぶらんっ としていて手首は可笑しい方向を向いていた。拳銃を握りながら。
見るだけで痛いし頭から血を流していた。どうみても満身創痍だった。
でも、少年の顔は…驚く程涼しい顔をしていた。
「…………………」
このままでは殺される。
しかし少年は私の目から視線を外さずに後退していき、見えなくなった。つまり逃げた。戦略的後退と呼ばれるもの?
でも逃げたなら私の勝ちだ。そう考えると気が楽になった。
でも勝利の愉悦に浸っている場合ではなかった。
世界樹に火がついている。マスタースパークが原因だろう。
「…シャンハーイ?」
「私は大丈夫よ上海。でもちょっとやばいかも…」
太ももの出血は止まらない。このままでは失血死だ。
巫女服の袖を千切り、太ももに巻き付けた。気休め程度だろうけどしないよりはマシだろう。
立つと痛いので這ってその場から離れる。そして世界樹から遠くもないが近くもない、そんな位置の小さめの木にもたれる。
気がつくとすこし空が明るくなっていた。
移動しきった頃には世界樹には完全に火が回っていた。
「…綺麗ね。花火よりは汚いけど」
上海を見ると少し落ち込んでいる様に見えた。あなたのせいじゃないわよ、と元気づける。それでも上海は落ち込んだままだった。
それにしてもあの少年はなにものだったんだろうか?
あんな冷たくて、狂っている瞳は見たことはなかった。あれは人間か?妖怪か?それとも私がまだ知らない妖の類か?
分かったことは、あの少年は危険人物ってことだけ。
あの少年がもし私の頭に正確に銃弾を打ち抜いたなら死んでいただろう。
…私が死んだら幻想郷はどうなるのだろうか?博麗の巫女っていうのは幻想郷には必須だったはずだ。
いや、案外紫がなんとかしてくれるかもしれない。
だいたい紫はなにしてんるんだ?もしかしたら(本当にもしかしたら)幻想郷の危機かもしれないのに。
いや幻想郷の危機でもなくても普通は助けにくるだろうに。
世界樹に火がついている。マスタースパークが原因だろう。
「…シャンハーイ?」
「私は大丈夫よ上海。でもちょっとやばいかも…」
太ももの出血は止まらない。このままでは失血死だ。
巫女服の袖を千切り、太ももに巻き付けた。気休め程度だろうけどしないよりはマシだろう。
立つと痛いので這ってその場から離れる。そして世界樹から遠くもないが近くもない、そんな位置の小さめの木にもたれる。
気がつくとすこし空が明るくなっていた。
移動しきった頃には世界樹には完全に火が回っていた。
「…綺麗ね。花火よりは汚いけど」
上海を見ると少し落ち込んでいる様に見えた。あなたのせいじゃないわよ、と元気づける。それでも上海は落ち込んだままだった。
それにしてもあの少年はなにものだったんだろうか?
あんな冷たくて、狂っている瞳は見たことはなかった。あれは人間か?妖怪か?それとも私がまだ知らない妖の類か?
分かったことは、あの少年は危険人物ってことだけ。
あの少年がもし私の頭に正確に銃弾を打ち抜いたなら死んでいただろう。
…私が死んだら幻想郷はどうなるのだろうか?博麗の巫女っていうのは幻想郷には必須だったはずだ。
いや、案外紫がなんとかしてくれるかもしれない。
だいたい紫はなにしてんるんだ?もしかしたら(本当にもしかしたら)幻想郷の危機かもしれないのに。
いや幻想郷の危機でもなくても普通は助けにくるだろうに。
「誰でもいいから助けにきなさいよ…」
思わず言葉がでた。
なぜ助けに来ないのか?そもそも紫は私たちのことに気付いていないのか?じゃあ気が付くようにしよう。でもどうやって?
なにも思いつかず溜息がでた。それに問題はそれだけではない。太ももがズキズキと痛む。
酷い痛みで気を抜いたら気を失ってしまうかもしれない程の痛みだ。
まだ出血は止まらない。失血死っていう嫌な単語が頭をよぎる。
とりあえずは治療法を探す方が先だろう。
この遊戯会場から脱出方法は知人と出会ってからにしよう。(でも私の手伝いをしてくれるのか?)
ハンマーをデイパックに仕舞う。私はこのミニ八卦炉の方が使いやすいし。ハンマーをデイパックに入れる時、黒い金属板が目に入る。
これは山小屋で拾ったものだ。
山小屋の中は散らかり放題で足場も無いほどだった。でもこの板の周りだけは何故か整理されていた。
もしかして重要な物かも…と思って持ってきたものだ。(山小屋は香霖堂と同じぐらい散らかっていた)
とは言っても全く調べずにデイパックに入れた物で一度も調べていなかった。
取り出して触ってみる。
なぜ助けに来ないのか?そもそも紫は私たちのことに気付いていないのか?じゃあ気が付くようにしよう。でもどうやって?
なにも思いつかず溜息がでた。それに問題はそれだけではない。太ももがズキズキと痛む。
酷い痛みで気を抜いたら気を失ってしまうかもしれない程の痛みだ。
まだ出血は止まらない。失血死っていう嫌な単語が頭をよぎる。
とりあえずは治療法を探す方が先だろう。
この遊戯会場から脱出方法は知人と出会ってからにしよう。(でも私の手伝いをしてくれるのか?)
ハンマーをデイパックに仕舞う。私はこのミニ八卦炉の方が使いやすいし。ハンマーをデイパックに入れる時、黒い金属板が目に入る。
これは山小屋で拾ったものだ。
山小屋の中は散らかり放題で足場も無いほどだった。でもこの板の周りだけは何故か整理されていた。
もしかして重要な物かも…と思って持ってきたものだ。(山小屋は香霖堂と同じぐらい散らかっていた)
とは言っても全く調べずにデイパックに入れた物で一度も調べていなかった。
取り出して触ってみる。
「一応持ってきたんだけど…これどうやって使うのかしら?変な金属の板にしか見えないけど」
上海に聞いても首を傾げる。暫く触ってみたけど、まったくわからなかった。
はぁ…時間の無駄だったか。またデイパックに片付ける。これを調べるのはもうちょっと後にしよう。
さて、そろそろ出発しないと。夜も明けそうで、空が青白くなっていた。
温度が高ければ太陽が体力を奪うだろう。この足でそれはきつい。太陽が上がるまでに足を治療したいが…
現在位置はB-2だ。多分。これでは町に着くのは昼頃か?いや、その前に失血死か。
どうしようかと考えてると地図の右上に『テトラ研究所』と名称の施設を発見した。
ここなら治療法が見つかるかもしれない。
そんな訳で私はその施設を目指す為に歩き始めた。右手に八卦炉を持って、足を引きずって、
私は無意識に全ての物に警戒しながら歩いていた。
はぁ…時間の無駄だったか。またデイパックに片付ける。これを調べるのはもうちょっと後にしよう。
さて、そろそろ出発しないと。夜も明けそうで、空が青白くなっていた。
温度が高ければ太陽が体力を奪うだろう。この足でそれはきつい。太陽が上がるまでに足を治療したいが…
現在位置はB-2だ。多分。これでは町に着くのは昼頃か?いや、その前に失血死か。
どうしようかと考えてると地図の右上に『テトラ研究所』と名称の施設を発見した。
ここなら治療法が見つかるかもしれない。
そんな訳で私はその施設を目指す為に歩き始めた。右手に八卦炉を持って、足を引きずって、
私は無意識に全ての物に警戒しながら歩いていた。
【B-2 世界樹近く/一日目/黎明】
【博麗霊夢@東方project】
[状態]右足の太ももから出血が止まらない(貫通傷、気休め程度の処置)、精神疲労大、袖が破けている
[装備]ミニ八卦炉
[道具]基本支給品一式、デデデ大王のハンマー@星のカービィ、上海人形@東方project、
ミニ八卦炉@東方project、Ipad@現実
[思考]
基本方針:この異変の解決、自分を襲ってくるようなら戦う
0:気を抜いたら倒れるかも…
1:足の治療をする為、テトラ研究所に目指す
2:知り合いとの再開、ただし戦うハメになる事も予想
3:少年(レッド)を警戒
※これを異変だと思っています。
なお、参戦時期は永夜抄の異変解決後あまりたってないので
東風谷早苗を知りません。
※マルクの裏に黒幕がいると思っています。
※名簿に書かれているデデデ大王には気づきませんでした。
※レッドの名前は知りません。
※金属板(Ipad)は山小屋で拾ったものです。霊夢は使い方がまったくわかりません。
【博麗霊夢@東方project】
[状態]右足の太ももから出血が止まらない(貫通傷、気休め程度の処置)、精神疲労大、袖が破けている
[装備]ミニ八卦炉
[道具]基本支給品一式、デデデ大王のハンマー@星のカービィ、上海人形@東方project、
ミニ八卦炉@東方project、Ipad@現実
[思考]
基本方針:この異変の解決、自分を襲ってくるようなら戦う
0:気を抜いたら倒れるかも…
1:足の治療をする為、テトラ研究所に目指す
2:知り合いとの再開、ただし戦うハメになる事も予想
3:少年(レッド)を警戒
※これを異変だと思っています。
なお、参戦時期は永夜抄の異変解決後あまりたってないので
東風谷早苗を知りません。
※マルクの裏に黒幕がいると思っています。
※名簿に書かれているデデデ大王には気づきませんでした。
※レッドの名前は知りません。
※金属板(Ipad)は山小屋で拾ったものです。霊夢は使い方がまったくわかりません。
【Ipad@現実】
アップ○社の製品
パソコン的な物。
山小屋で放置されてたものを霊夢が勝手に持って来た。
アップ○社の製品
パソコン的な物。
山小屋で放置されてたものを霊夢が勝手に持って来た。
☆ ☆ ☆
右腕が痛い。僕の指はコルトパイソンを離そうとしなかったし、なにより体がそれを拒む。
左手で引き剥がそうとすると激痛が走るのだ。触るだけで痛む。折れているのは明白だった。
手首はありえない方向に向いているし、肩はぶらぶらと振り子の様になっている。
これが脱臼っていうものなのか。自力での治療は難しいだろう。
でもこの戦いで、
左手で引き剥がそうとすると激痛が走るのだ。触るだけで痛む。折れているのは明白だった。
手首はありえない方向に向いているし、肩はぶらぶらと振り子の様になっている。
これが脱臼っていうものなのか。自力での治療は難しいだろう。
でもこの戦いで、
「………………………だいじなことをおもいだした」
戦いでのリスク。それがバトルというものだ。なのに僕は一方的な戦いしか想像していなかったのだ。
リスクなんて最初からなかったみたいに…
それはあの日々の様な戦いもそうだし、タケシを殺そうとしたときがいい例だ。
彼はなにも抵抗もせず、逃げるばっかりだった。
でも彼女は違った。あの巫女は抵抗をしてきたのだ。その結果が巫女を殺せず、右腕を使い物にならなくなってしまった。
僕の慢心がこの怪我をさせたのだろう。気をつけなければいけない。
そういえばあの巫女と戦った時、ある感覚に襲われた。あの少年とバトルした時の感覚に良く似ていた。
リスクなんて最初からなかったみたいに…
それはあの日々の様な戦いもそうだし、タケシを殺そうとしたときがいい例だ。
彼はなにも抵抗もせず、逃げるばっかりだった。
でも彼女は違った。あの巫女は抵抗をしてきたのだ。その結果が巫女を殺せず、右腕を使い物にならなくなってしまった。
僕の慢心がこの怪我をさせたのだろう。気をつけなければいけない。
そういえばあの巫女と戦った時、ある感覚に襲われた。あの少年とバトルした時の感覚に良く似ていた。
そして、気付いた。ポケモンバトルは強くなりすぎたんだ。周りはもうみんな弱い人しかいなくなっていた。
だから――――と戦った時…………僕には上手く表現できない、あの感覚に襲われたんだ。
だから――――と戦った時…………僕には上手く表現できない、あの感覚に襲われたんだ。
あのギリギリの戦いのなかで覚える恍惚感。
まるで初めてのバトルで勝ったあの感覚。
それが巫女と戦った時、猛烈に襲われたのだ。
焦りも、動悸も、痛みも。全てあの感覚に襲われ、消えたのだ。
まるで初めてのバトルで勝ったあの感覚。
それが巫女と戦った時、猛烈に襲われたのだ。
焦りも、動悸も、痛みも。全てあの感覚に襲われ、消えたのだ。
「………………………………………………………ぼくは」
初めてのポケモンバトルはギリギリで勝ったとしても、凄く嬉しかったんだ。
僕にポケモンバトルで勝てるのは誰も居ない。――――との戦いの結果もまだわからない。
でも殺し合いは………
僕にポケモンバトルで勝てるのは誰も居ない。――――との戦いの結果もまだわからない。
でも殺し合いは………
「…………………………………………………………………。」
……殺し合いも、楽しいのかもしれない。
僕は痛みも忘れて、コルトパイソンを引き剥がす。
右腕は…
僕が慢心した結果だ。丁度いい戒めにもなるだろう。
右腕は…
僕が慢心した結果だ。丁度いい戒めにもなるだろう。
でも、この銃は威力が強すぎる。殺せるけど左手もイカれるだろう。
もうちょっと使い勝手のいい武器を探そう。
もうちょっと使い勝手のいい武器を探そう。
それが殺し合いを楽しむ為の、――――と戦う為の近道だ。
【B-2 世界樹近く/一日目/黎明】
【レッド@ポケットモンスター】
[状態]:右手首損傷、右肩脱臼(右腕は使い物にならないレベル)
頭部からの出血、精神疲労大、帽子無し、
[装備]:コルトパイソン(5/6)@現実
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~1(武器ではない)
[思考]
基本方針:生きて帰り、少年と再戦する
0:殺し合いも楽しい…?
1:殺し合いに勝ち残り優勝する
2:使いやすい武器を探す
3:巫女はどうしよう
※霊夢の名前を知りません
※どこに向かうかは次の書き手にお任せします
【レッド@ポケットモンスター】
[状態]:右手首損傷、右肩脱臼(右腕は使い物にならないレベル)
頭部からの出血、精神疲労大、帽子無し、
[装備]:コルトパイソン(5/6)@現実
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~1(武器ではない)
[思考]
基本方針:生きて帰り、少年と再戦する
0:殺し合いも楽しい…?
1:殺し合いに勝ち残り優勝する
2:使いやすい武器を探す
3:巫女はどうしよう
※霊夢の名前を知りません
※どこに向かうかは次の書き手にお任せします
※世界樹は炎上しています。一回目放送前後には全焼、鎮火するでしょう。
※世界樹近くにレッドの帽子が落ちています。
※世界樹近くにレッドの帽子が落ちています。
※C-2の山小屋はガラクタばっかりの散らかり放題です。
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