星と紋章

星について


天の星36星、地の星72星、あわせて108星。
幻想水滸伝において星のキャラは水滸伝をベースにしている。また、シリーズ通して軍の役割や容姿・能力で決定付けられている星も多い。
天魁星:主人公/本拠地のリーダー
天機星:軍師
天間星:魔力の凄いキャラ
天暗星:何かと不運のキャラが多い
地奇星:クールな美青年。地猛星と対
地猛星:熱いキャラ。地奇星と対
地霊星:お医者さん
地鎮星:一癖ある貴族キャラ(シリーズ通して独自のBGMを持つ[第3話]BGMミスで流れた曲”ナルシーのテーマ”)
地耗星:地図係

なお、シリーズ全編において皆勤のキャラもいる。
地傑星のジーン(女)と地撻星のビッキー(女)の二人。
謎の多いキャラでもあり、全容解明には至っていない。
ビッキーについては下の『紋章』の項で詳しく。


紋章について


幻想水滸伝の世界は『紋章』を万物の根源としている。
頂点にあるのが、27の真の紋章。
その下に眷属や固定紋章などがある。紋章の種類は無数と言っていい。
基本的に魔力に関係するものと特技を付与するものとに分かれる。
形態は封印球という珠が通常。それを紋章師の力を借りて身体に宿し、外すと再び封印球に戻る。
例外は「真の紋章」で、封印球にすることはできない(一部の族はそれができるらしい)。何かの媒体へ「移す」ことはできるが、真の紋章には意思があり、人の思う通りに扱うのはかなり難しい。
通常は、紋章の形のまま存在している。
宿す場所は身体の右手・左手・額だが、魔力の高い者でなければ額に宿すことはできず、また効き手によって宿せる紋章が限定される場合もある。また、紋章によっては場所を限定するものもあれば、紋章が宿す者を選ぶ場合もある(特に真の紋章や希少紋章に多い)。
真の紋章とその眷属の例
火の紋章(数が多)→烈火の紋章(少)→真なる火の紋章(1つ)
闇の紋章→生と死を司る紋章(ソウルイーター)
固定紋章(類する眷属がない)の例
瞬きの紋章
ドレミの紋章



最初に『やみ』があった。
『やみ』は長い、長い時のはざまに生きていた。
『やみ』はあまりに長いあいださびしさの中で苦しんだために、
ついに『なみだ』をおとした。
『なみだ』から二人の兄弟が生まれた。『剣』と『たて』である。
『剣』はすべてを切りさくことができると言い
『たて』はいかなるものにも傷つけられないと答えた。
そして二人は戦うこととなった。
戦いは7日7晩続いた。
『剣』は『たて』をきりさき、『たて』は『剣』をくだいた。
『剣』のかけらがふりそそぎ空となった。
『たて』のかけらがふりそそぎ大地となった。
戦いの火花が星となった。
そして、『剣』と『たて』をかざっていた27の宝石が
『27の真の紋章』となり世界が動きはじめたのである。



シュウが[第5話]で言っていた創世の物語がこれ。
全ての人が紋章を持っている訳ではないが、シュウが[第5話]で”紋章を知らない人間はいない”というのはこのこと。


27の真の紋章


幻想水滸伝において、この真の紋章が戦いの引き金(物語の中心)になっているといっていい。
そして各シリーズの主人公が宿すのも(最初から宿している主人公は3の一人だけ)真の紋章。
一部を除いて、各シリーズの主人公は最初から真の紋章を宿している訳ではない。
物語の途中で宿すこととなる。
この真の紋章を宿した者は、永遠の命(不老。不死ではない)と世界を統べる力を手に入れることができる。
また、一度宿すとなかなか外せない。外そうとすれば物凄い苦痛と生命の消耗が宿主を襲う。
実際に外した人間が数年しか生きられなかった、というのも、3の中で明かされる。
真の紋章は宿した者にリスクを負わせることが多い。それが幻想水滸伝の物語を濃厚なものにしている。

リオウ(2主)の『輝く盾の紋章』は、創世の物語に出てくる『たて』のこと。
『黒き刃の紋章』が対にあり、併せて『始まりの紋章』となる。
なので、[第6話]でティル(1主)が「不完全」と言ったのは、『輝く盾の紋章』だけでは完全な真の紋章ではない、ということ。

[第5話]でシュウが語る転移術は、ビッキーの『瞬きの紋章』のこと。ちなみに真の紋章ではない。
ゲーム内では本拠地(ビッキーがいる場所)から行ったことのある都市へ飛ばしてくれる。ドラクエでいうルーラ。
しかし、彼女はよく転送に失敗する。ゲーム中でも50回ほど使用すると、ある時突然とんでもないところへ飛ばされることがあるのだ。
それを動画内ではシュウがいろいろと苦労談として語っている。
彼女自身もまたくしゃみによって歴史の節目に時間軸ごと移動する。1の終了後のパーティー中においてクシャミをして、突然2の時間軸に飛んでしまったのだ。そんなことを繰り返し、彼女は全シリーズ皆勤となっている。
このビッキーの『瞬きの紋章』は片道。本拠地に戻るのは『瞬きの手鏡』というアイテムをフィールド上で使う。
[第2話][第3話]においてリオウ(2主)が「試した」というのは、このアイテムを使ったのだが全く反応しなかった、ということだ。


またコメントで『門の紋章』というのが流れ、[第14話]でティル達の口から語られたが、これも真の紋章の一つで、更に裏と表がある。
ゲーム内では、この門の紋章(裏)を持つ者(名前をレックナート)が『108星を導く役目と真の紋章の行方を見届ける役目』として毎回出ている(動画内では星辰剣が『見守る者』と言っている)。レックナートは『見守る』だけであり、歴史に直接介入することはない。



動画に出てきた紋章

輝く盾の紋章 リオウ(2主) 主に防御系や治癒系の魔法 『黒き刃の紋章』とは対で、二人が使用し続けると命を削っていくことになる。
一つになれば『始まりの紋章』という完全体(真の紋章)となる
生と死を司る紋章
(ソウルイーター)
ティル・マクドール(1主) 生命を一瞬で奪う魔法 真の紋章の一つで、呪われた紋章。宿主の近しい存在の魂を好み、死をもたらす。
魂を手に入れる度に宿主の力は増幅していく
夜の紋章 星辰剣 『不老を与える代わりに吸血の習性をもたらす月の紋章(真の紋章)』と深く関わる 今のところ唯一人の言葉が話せる紋章。剣に変化している。
1と2においてビクトールを持ち主としているが、仲が悪い
門の紋章(表・裏) レックナート(裏) 異世界の門を開き、異世界の者を召喚する 1の時にその力の片鱗を見せただけ。
詳しいことが分かっていないのが現状。
表は1後行方不明。片方だけでも真の紋章という珍しい紋章

名前・コメントだけ出てきている


風の紋章 固有はない 攻撃系と癒し系の魔法 広く普及している紋章の一つ。上級に『旋風の紋章』、最上級に『真なる風の紋章』がある
破魔の紋章 固有はない ゾンビ系への攻撃や気力を失った(HP0)者を復活させる魔法 気力を失った者を復活させる数少ない紋章の一つ


最終更新:2010年02月02日 11:51