ずっしり重たい編

正史 三国志



はっきり言うと「読み物」ではない。あくまで「史料」である。
読み物として読むには、「魏伝武帝記」などの「曹操・孫権(孫堅・孫策)・劉備」の伝を読むと、歴史の流れがつかめる。
後はお気に入りの武将の伝を読んでいくといいだろう。
また、武将別の索引からどこに名前があるかわかるようになっていて、すごく便利。
管理人もこれに助けられて、ここが充実している。感謝。

三国志演義


こちらは子供用。入門書として十分。

安能務氏のものある。絶版中だけど。

どれにしても、正直、最初は読みづらい。
しかし、子供用から入れば読みやすいだろうと思う。
「読み応え」はどちらも十分。
また、安能氏のものは、三国志演義自体にメスを入れている。
なので、吉川三国志のような痛快さは消えて、正史の注釈を読んでいるような気分になる。
あと、演義ではスーパー軍師の諸葛亮を「ヘボ」と位置づけている珍しい本。

三国志新聞


三国志(三国志演義)を時系列ごと新聞形式で綴ったもの。
写真は中国電視台の「三國演義」。ちゃんと「広告」も載せている。細かい。
一回改訂されたんだけど、それも絶版なのかな。
最終更新:2010年02月02日 18:58