登場作品 |
機動戦士ガンダム00 |
形式番号 |
GNMA-XCVII |
全長 |
56.1m |
全幅 |
37.9m |
全高 |
42.6m |
所属 |
国連軍 |
搭乗者 |
アレハンドロ・コーナー |
武装 |
クローアーム GNビーム砲 大型GNキャノン GNビームライフル 大型GNファング |
【設定】
国連軍の擬似太陽炉搭載型モビルアーマー。
擬似太陽炉を7基搭載しており、それにより高出力のビーム砲やGNフィールドを実現、高い攻撃力と防御力を持つ。
カラーリングはゴールドで、放出されるGN粒子も金色に調整されている。
重力下での運用も想定されている為か、脚部も存在する。
【武装】
クローアーム
近接戦用の武装。
GNビーム砲
側面に11門ずつ、合計22門備えている。
GN大型キャノン
長射程、高威力のビーム砲。掠めただけでプトレマイオスに大ダメージを与えている。
GNビームライフル
本来はアルヴァアロンの武装。格納時はビーム砲として機能する。
大型GNファング
機体後部に6基装備。アレハンドロでも扱えるようにビーム砲としての機能しかなく、
ガンダムスローネツヴァイのようにビームサーベルの形成は不可能。
アルヴァアロン
登場作品 |
機動戦士ガンダム00 |
形式番号 |
GNMS-XCVII |
全高 |
17.6m |
重量 |
69.2t |
所属 |
国連軍 |
搭乗者 |
アレハンドロ・コーナー |
武装 |
GNビームサーベル GNビームライフル |
【設定】
アルヴァトーレの内部にコアユニットとして格納されているモビルスーツであり、本来アルヴァトーレはアルヴァアロンの強化パーツに過ぎない。カラーリングは相変わらずゴールド。
見た目上の特徴として、アルヴァトーレの時には前面の装甲の一部であった部分が背部に回り込んで翼のように展開するのだが、この翼にはGN粒子制御用のクラビカルアンテナとしての機能があり、それによって高出力のGNフィールドや高威力の圧縮粒子ビーム砲が使用できるようになっている。
本機のデザインは「機動戦士ガンダム」以降多数のMSのデザインを手がけた大河原邦男氏が手がけているのだが、それゆえか見た目が
ジムっぽいことから、ファンの間では「金ジム」という通称が一般的。なお、金ジムの名称はドラマCDでも実際に使われている。
【武装】
GNビームライフル
格納時はアルヴァトーレのビーム砲として機能しているもの。
原作ではアルヴァアロン登場直後に、サーベルを持つために右手の方はあっさり投げ捨てられている。
翼の部分で粒子を圧縮することでその威力を上昇させることも可能。
【原作内での活躍】
ソレスタルビーイングと国連軍の決戦にて投入。
プトレマイオスを行動不能にし、
ガンダムキュリオスや
ガンダムナドレにも大きな損傷を与え、更には
GNアームズをも撃墜する活躍を見せたが、激闘のなかで両方のクローアームを失い、GNアームズの大型GNソードが刺さったことでフィールド展開もできなくなって近接戦がほぼ不可能になったところで、ガンダムエクシアのGNソードに斬り刻まれてアルヴァトーレは機能停止。
その後アルヴァアロンとして再びエクシアと交戦するが、対GNフィールドを想定していた
ガンダムエクシアのGNソードの前にはGNフィールドも通用せず再び斬り刻まれた。
【パイロット説明】
アレハンドロ・コーナー
CV.松本保典
ユニオンの国連大使。それは表向きの顔であり、先祖代々続くソレスタルビーイングの監視者。
世界を自らの手中に収めるべく、
トリニティを陰で操り暗躍している。
最終決戦では自ら戦場に赴き、本機でソレスタルビーイングに大打撃を与えるが、刹那との激闘の末にエクシアのセブンソードを立て続けにアルヴァアロンに喰らい、致命傷を負う。
そして死の間際、自身の計画のための駒と思っていたリボンズ・アルマークから実は逆に自分が利用されていたに過ぎないことを知らされるも、その怒りをまともにぶつける間もなくアルヴァアロンと共に爆散した。
一見するとモビルスーツの操縦は素人と思われがちだが、実はかつてユニオンの腕利きパイロットとして知られていた。
(あるゲーム作品ではその設定が伝わっていなかったのか、「素人」で「エリート」という扱いになっていた。)
ちなみに地球連邦軍独立治安維持部隊「アロウズ」が結成されたのは彼の死後であるが、
映画「ソレスタルビーイング」では彼がアロウズの首魁ということになっていた。
【原作名言集】
- ソレスタルビーイングの武力介入により世界は滅び、統一と言う再生が始まった。そして私はその世界を私色に染め上げる!(1st25話)
- 「私色に染め上げる」というのは要するに自分の物にするとかそういう意味合いだが、後述の言動ゆえにアレハンドロは金色の世界を作るつもりかとネタにされることも。
- 残念だったなイオリア・シュヘンベルグ。世界を統合し、人類を新たな時代へと誘うのは、この私…今を生きる人間だ!!(1st25話)
- パイロットスーツや機体のみならず拳銃まで金色にするなど、やや小物臭のする言動ゆえに、あまり人気のないアレハンドロであるが、このセリフの最後の一節は「キャラ関係なく好き」という人も多い。
- リボンズゥゥゥゥゥ!!(1st25話)
- 最後の最後にリボンズに利用されていた事を知った際に。この時、リボンズが映っていたモニターを殴りつけた瞬間にアルヴァアロンが爆発したように見えるため、「そのモニターが自爆スイッチだったのか」なんて言われることも。
【ゲーム内での活躍】
GUNDAM VERSUS
ボス機体として登場。
登場時はアルヴァトーレだが、一定値以上のダメージ、または全破壊可能箇所の撃破でアルヴァアロンに分離して襲い掛かってくる。
2017年10月配信のDLCにてコアユニットであるアルヴァアロンがプレイアブル参戦。コストは400。
ボス仕様とは細かなアクションが異なり(特殊移動や一部格闘攻撃などはボス専用)、ダウン値も一般的なプレイアブル機体と共通である。
最大の特徴は特殊格闘のアルヴァトーレ換装。アルヴァトーレに換装するとブーストゲージが全回復し、耐久値も別枠で設定される。耐久値が無くなるか、ブーストゲージがゼロになるまで換装は持続し、ボス相応の強力な武装も多数取り揃えた強力な時限換装と言える。なおアルヴァトーレの操作感覚は
リ・ガズィのBWS形態と同じく、ニュートラル状態でも常時前に進み続けるタイプであるため、操作には若干の慣れが必要。
アルヴァアロン本体は400コストとしては手堅い射撃武装を持つ万能機であり、
ガンダムヴァーチェと同じくGNフィールドも展開可能。原作とは違い、
ガンダムエクシアのGNソードもちゃんと防ぐので安心(?)。
ただし換装とGNフィールドがあるためか、ほとんどの300コスト機体すら下回る低耐久がネック。アルヴァトーレ形態も耐久値350は200コスト以下であり、高火力ゲロビなどが直撃してしまうと攻撃する間もなくパージしてしまうため、戦況を鑑みた柔軟な対応が求められる機体である。
【勝利・敗北ポーズ】(アルヴァアロン)
勝利ポーズ
通常時:右腕のライフルを放り投げサーベルを抜き放つ。劇中登場時のモーション。
覚醒時:右腕にサーベルを持ち、左腕のライフルを正面に構える。
敗北ポーズ
エクシアのセブンソードが刺さった状態で爆散。原作最後のシーンの再現。