スタービルドストライクガンダム

スタービルドストライクガンダム
STAR BUILD STRIKE GUNDAM
登場作品 ガンダムビルドファイターズ
型式番号 GAT-X105B/ST
全高 17.7m(※)
重量 90.1t(※)
所属 イオリ模型店
武装 バルカン砲
ビームサーベル
スタービームライフル
スタービームキャノン
アブソーブシールド
必殺技 ビルドナックル
特殊機能 ディスチャージシステム
RGシステム
製作者 イオリ・セイ
操縦者 レイジ
(※)データ上の設定。VSシリーズの公式サイトでは「UNKNOWN」扱いとなっている。


【設定】

イオリ・セイがガンプラバトル選手権世界大会へ向けてビルドストライクガンダムをベースに改良を加えて作り上げたガンプラ。
セイの持てる技術のすべてが注ぎ込まれており、ヤサカ・マオユウキ・タツヤのガンプラ製作技術に触発され、更にコウサカ・チナのガンダムの世界観に囚われない自由な発想に感銘を受ける形で完成した。
操縦はビルドストライクガンダムから引き続きレイジが担当する。
本体のビルドストライクガンダムは脚部にパーツが追加されただけであるが、完全新造されたバックパック「ユニバースブースター」から胸部にかけてインテークカバーが伸びるため、原型機とはまた違った印象を受ける。

ガンダムX魔王戦国アストレイ頑駄無と同様にプラフスキー粒子の特性を応用した機能が追加されており、相手のビームの粒子を変容させ吸収し、エネルギーをチャージする「アブソーブシステム」と、アブソーブシステムで吸収したエネルギーを放出する「ディスチャージシステム」を搭載し、これによってプラフスキーパワーゲートを発生させる機能を持つ。
ディスチャージシステムは用途に応じて様々な方法で粒子を放出でき、「ディスチャージスピードモード」「ディスチャージライフルモード」「ディスチャージアクアモード」(本編未使用)の3種が存在する。
また、プラフスキー粒子を機体フレームに浸透させて機体出力を一時的に向上させる「RGシステム」も搭載されており、この3つのシステムを使い分ける事で世界大会の強豪達に立ち向かう事になる。

大会後は「ビルドストライクコスモス」(見た目はあまり変わらないが全方位にアブソーブバリアを展開可能)、時系列は不明(パラレルの可能性もあり)のバトローグでは星形のブースターを装着した「ギャラクシーコスモス」に改修された。


【武装・機能】

バルカン砲

頭部に4門が内蔵された近接防御機関砲。
キュベレイパピヨン戦では砲弾内に特殊塗料を仕込む事によりクリアファンネルを封じている。

ビームサーベル

両腰部に装備されたビームの剣。
改修前と基本的には変わらず。装着したままビームを展開することが出来、本シリーズでは生時後格闘として再現されている。

スタービームライフル

バレルの展開ギミックを有するビームライフル。
ビルドストライクガンダムのビームライフル同様にビームガンを芯にしている。
「ディスチャージライフルモード」でアブソーブシールドから伸びるアームをドッキングさせ、シールドに吸収した粒子を攻撃に転用する事で強力な攻撃を行う事ができ、砲撃時にビームがプラフスキーパワーゲートを通過する事でビームの威力を爆発的に上昇させたり、高出力の散弾に変質させるなど、非常に強力な形に変容させる。
一方で、ディスチャージライフルモードはアブソーブシールドで吸収した粒子を用いるものの、十分な量の粒子を確保していない場合にはチャージに時間が掛かるという欠点も存在する。

スタービームキャノン

ユニバースブースターに装備されているビーム砲。
ビルドブースターと同様に前面へ展開する事で砲撃体制を採る。
グリップの展開ギミックは無いが、砲身の伸縮ギミックを有する。
正面はもちろん真後ろへの砲撃の他、『逆襲のシャア』でアムロ・レイが用いた戦法を模倣しユニバースブースターを分離して遠隔からワイヤーでビーム砲を操作する奇襲攻撃を行うといったトリッキーな使い方も可能。

アブソーブシールド

敵のビームを吸収して自身のエネルギーとする「アブソーブシステム」を搭載したシールド。
吸収したビームの粒子を留めておくコンデンサとしても機能し、「ディスチャージライフルモード」時にはスタービームライフルとドッキングする。
一方で実体弾の吸収は出来ず、シールドのギミックを破壊されるとビームを吸収出来ないという弱点が存在するため、スタービルドストライクの利点であると同時に欠点でもある。この機能は予選第2ピリオドの段階で気付かれており、特性を知る者には対策を取られてしまう事があり、盾の強度に関しても高いとは言えず早々に破壊されてしまう事も多い。一応このシールドがあることにより相手のビーム射撃攻撃を牽制できるという利点もある。
ゲームでもビーム攻撃を防ぐとディスチャージのゲージが溜まりリロードが早くなる。

ビルドナックル

RGシステム発動時のエネルギーを腕に集約して相手を殴る技。
そのパワーはガンダムX魔王の奥の手である「魔王剣」に競り勝つ程である。
スタービルドストライク自体が様々な武装やギミックを有しており、ビルドナックル自体はそれら装備を失った後の最後の切り札としての意味合いが強いが、ディスチャージシステムとの併用で更に威力を上げる事が可能となる。
奥の手なのだが大会後半はビーム対策が進んでいる、マシタ会長の妨害によって武装を隠し通せなかったこともありアブソーブシールドを筆頭に対策される、他の武装が破壊されたり有効打を与えることができないため破壊される、もしくはパージすることが多く、大会後半ではだいたい決め手になっていた。
最終回の巨大アリスタ破壊作戦ではビルドガンダムMK-IIのバックパック「ビルドブースターMk-II」を接続、片腕を犠牲に放つビルドナックル「ハイパービルドナックル」を二連撃放ち、大型結晶体を破壊した。

ちなみに、HGBFのガンプラでは無改造だとビルドブースターMk-IIはスタービルドストライクに接続できない(バックパックの軸が本体のバックパック接続用の穴に届かない)ので小改造が必要。
ブースター単体のキットには接続出来るようになるパーツが入っている。
「トライエイジ」ではMk-Ⅱのバックパックを装備した状態もカード化、必殺技はアニメの流れを完全再現している。
もう一つ足しておくと、スタービルドストライク(ビルドストライクも)のHGには穴の開いた武器の持ち手しか存在しないので、RGをイメージしたポーズで飾りたい場合は他のキットから流用するとかハンドパーツのセットを購入するといいだろう。

ディスチャージシステム

アブソーブシールドで吸収した粒子をパワーゲートを通して機体に様々な能力を付与するシステム。
従来のガンプラを凌駕するほどの性能を持つが、アブソーブシールドの脆弱性や世界大会クラスのファイター達の技量によって発動できなくなる事態も多かった。
システム発動時に周囲に展開するパワーゲートはファンネルやビットに近い性質を持っており、場合によっては相手にぶつける戦法も可能。

ディスチャージスピードモード

シールドに吸収した粒子を機体の加速に転用する機能。パワーゲートを通過したものを加速させる機能があるため、本機だけでなく手持ちの武器を加速して撃ち出すという戦法も可能。

ディスチャージライフルモード

シールドに吸収した粒子を攻撃に転用する機能。パワーゲートを通過させる事でビーム自体が変化する機能がある。

ディスチャージアクアモード

世界大会で唯一使用が明言されなかったモード。
オフィシャルファンブックには"「アクアモード」を初披露してダークマターブースターを破壊し、"と書かれている。
その時には青い矢印状のビットとパワーゲートを展開し、ビットで敵機を拘束する様なフィールドを形成させる一方でビットをブライニクルブレイドに付与して射出し、パワーゲートを通過させてダークマターブースターに突き刺して破壊した。

プラフスキーウイング

「ディスチャージスピードモード」時にスタービルドストライクがパワーゲートを通過する事で展開される粒子の翼。
これによって圧倒的な機動力を発揮する。また、その際に放出される粒子はそれ自体が攻撃手段となりうる。

RGシステム

正式名称「RADIAL GENERAL PURPOSE SYSTEM」
プラフスキー粒子を機体外部のみならず機体内部にまで浸透させる事でガンプラを制御し、機体出力を上昇させるシステム。
一時的に圧倒的なパワーを発揮する事が出来るが、機体のパワー制御が難しくダメージを受けた状態でこのシステムを用いるとその負荷で機体自体にダメージが発生する。
また、システム使用時にはガンプラのフレーム部分が青く発光する。
内部フレームに浸透させることにより、外部フレームを粒子を通さない物質で覆ってもバトルフィールド内で活動可能という特性を持つ(この点は後に戦国アストレイ頑駄無の粒子発頸への数少ない対抗手段ともなった)。
RGで発売されたビルドストライク(フルパッケージ)の解説書にはこのシステムが搭載されているとあるが全くの間違い。


【原作の活躍】

第12話から登場。完成当初の慣らし運転ではレイジがダウンするほどの機動性を見せていた。
ガンプラバトル選手権世界大会の初戦では性能を遺憾なく発揮して勝利し、特にビームを吸収しディスチャージしてからは世界中のガンプラ関係者達を驚愕させた。

強力な武装を数多く有しているものの、マシタ会長の妨害の入ったバトルロイヤルではディスチャージなどの手の内を晒さざるを得なくなり、そこから対策を取られて苦戦することも多く、後半はあっさりと盾とバックパックを失うことが多かった(メタ的に)。
マシタの命を受けたガンプラマフィアの妨害によりレースで敗北、リカルド・フェリーニウイングガンダムフェニーチェと相打ちになった以外は順当に決勝トーナメントまで進出した。

決勝トーナメントでもガンダムX魔王戦国アストレイ頑駄無、キュベレイパピヨンと名だたる実力者を下していき、
最終的にはマシタに洗脳された3代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)が駆るエクシアダークマターを撃ち破り第7回世界大会で優勝を果たす。
その直後に起こった巨大アリスタの暴走事件の解決にも一役買っている。

アリスタ消滅に伴いプラフスキー粒子も消滅していく中、破損した両腕をガンダムフェニーチェリナーシタから、失った武装をクロスボーンガンダム魔王から借り受け、ガンダムアメイジングエクシアリペア*1と最後のガンプラバトルを行う。
その途中、戦う覚悟を身に付けたセイにファイターを交代、一撃を与えられそうなところで粒子が消滅し決着はつかなかった。

その後は見た目はそのままだが主にRGシステムの改良をメインにしたビルドストライクコスモスとして改良された。

『ビルドファイターズ バトローグ』では更にギャラクシーコスモスを作り上げていたが改修機なのかは新造機かは不明。


【製作者】

イオリ・セイ

CV:小松 未可子

日本第3ブロック代表のビルダー担当。
引き続きセコンドとしてレイジのバトルをサポートするが、彼が負傷した際はビルドガンダムMK-IIに乗り換えつつ代理でファイターを担当した。

レイジの戦いをセコンドとして後ろで見てきたことで、ガンプラが壊れるのを恐れて萎縮していたのを克服。
一人のファイターとして戦うことが出来るようになり、ガンプラの出来の差もあるだろうがビルドガンダムMk-IIでレイジのビギニングガンダムと戦える程に成長した。

一年後を描いた「GMの逆襲」では一人で世界大会に出場権を得るほどに腕前を上げた。勿論制作技術もさらに向上しているのだろう。
一方で奪われた愛機ビルドストライクコスモスと対峙した時には世界中でも屈指の完成度であるはずだが「作りこみが甘い」とその出来を酷評しており、まだまだ成長していくことを感じさせた。

「トライ」では目元から上が映らないカットで少しだけ登場、喋らなかったが母親似の成長をした模様。
かつてレイジが使用したスターバーニングガンダムを改修したビルドバーニング及びトライバーニングガンダムが活躍しているのを見て、コウサカ・チナを通じてユウマに予備パーツを渡した。

【原作名台詞】
  • 「ガンプラによる、破壊が始まる。」
    • 11話の次回予告。元ネタは00の「破壊による、再生が始まる。」より。

  • 「あの人に勝つには、僕にもスタービルドストライクにも、覚悟がいるんだ!」
    「ごめんよ、スタービルドストライク……ありがとう…!」
    • 「最終回(2回目)」と名高いフェニーチェ戦より。
      負けても勝ち進めるのに本気の勝負をするフェリーニに対し、スタビルが壊れようとも全力で応じる覚悟を決め、RGシステムを発動させた。
      結果はお互い倒れないまま戦闘不能となり引き分け。大破も同然の姿となったが、セイの目に後悔の色は一切なかった。


【操縦者】

レイジ

CV:國立 幸

日本第3ブロック代表のファイター担当。
相変わらず自由気ままに行動するシーンもあるが、不良に絡まれていたアイラをかばって手首を負傷してからは身勝手な言動は少なくなった。

ファイターとして戦う中で、セイの父タケシと偶然出会い、アイラと共にガンプラ作りの指導を受け、初めてのガンプラ「ビギニングガンダム」を作る。
もとが不器用らしくセイ達トップビルダーと比べると見劣りするが、自分で作ったガンプラにご満悦。
そこからセイの補修作業の手伝いをする場面も見受けられた。

その正体は「アリーア・フォン・レイジ・アスナ」という本人が公言していた通り、異世界からやってきたアリアン王家の王子。
そのため同じ世界から来たPPSE社会長マシタが「国の宝物*2を盗んだ事を罰しにきたのでは」と不安に駆られたことで、敗退させることで顔を合せずに済まそうと様々な妨害を受けることとなる*3
大会の合間に食べ歩きをしている際に出会ったアイラ・ユルキアイネンと交流をし親交を深めていく。

アリスタ破壊後、プラフスキー粒子の消滅に伴う最後のバトルをユウキ・タツヤと始めたが、途中でセイに交代。
「強くなったセイとバトルをしたい」と約束をしアリアンへと帰る。

OVA「GMの逆襲」では終盤に登場し、ガンプラマフィアのリーダーでありマシタ会長の双子の弟マシタ・ミキオが駆るサイコジムに苦戦するセイを助けるべく、アイラに渡していたアリスタを使いアリアンから駆けつけた。
事前のキャラクター紹介等にはいなかったため、初見では視聴者に大いに驚かれた。
事件解決後、残された短い時間で「約束」を果たすべくセイとガンプラバトルを行った。
勝負の途中でEDになったので勝敗は不明だが、最高のバトルであったのは間違いないだろう。

続編である「トライ」では名前だけの登場となった。
OVA「アイランド・ウォーズ」では彼とアイラの娘が登場したのだが、わずか7年なのに娘がだいぶ大きかったため、娘が4〜5歳だったとしても「いつ産んだんだ…?」と視聴者にツッコまれた。
そもそも最終話の段階ではアイラ相手に恋愛的な感情は抱いていなかったのでそういう関係になるまでに時間がかかりそうな点や、OVAで出てきたアイラはかなり成長していた点を考慮すると、「時間の流れが違うのでは?」と推測されている。

webアニメ「ビルドメタバース」でも「GMの逆襲」よろしく最終盤にユニバースブースターを引き連れスターバーニングガンダムでサプライズ参戦。
アリスタの力でメタバース空間と繋がったらしい。尺がないとはいえ便利すぎる。
相変わらず落ち着きのないカワグチを足止めすべく奮闘するセイに加勢した。

【原作名台詞】
  • 「セイのやつ、とんでもねぇガンプラを作りやがった…!」
    • 10話より。店内のバトルシステムでスタービルドを試運転したが、あまりの性能に倒れこんでしまった。
      なお、レイジは試運転なしにビルストおよびフルパッケージを使いこなしていたため、本機の性能の高さがうかがえる。

  • 「あ、そうだ。お前もセイん家のところに来いよ!」
    • 21話のキュベレイパピヨン戦の途中、アリスタの共鳴によって生じた不思議空間にて。
      もちろん出任せでありセイや母リン子には一切の許可を取っていなかったため、その後ちょっとしたトラブルに。
      そもそもあの大飯食らいが2人もいたらイオリ家の食費がマッハである。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS.2 XB

3000コストの新規プレイアブル機体として参戦。
ざっくりまとめると、極めてコテコテな時限強化機体といったところ。
通常時は基本的な仕様はビルドストライクを継承しているが、通常格闘以外はマイルドになったビルドストライクといった感じ。
時間経過・ビーム射撃をシールドガード・格闘CSをするとディスチャージのゲージが溜まり、特射でプラフスキーゲートをくぐる(正確には触れればいい)とディスチャージスピードモードに。

ぶっちゃけコスト2000未満の性能だったのが、機動力&攻撃性能が大幅に強化され「どの機体が相手でも不利はつかない」とも言われる時限強化形態に入る。
射撃CS版FXバーストサブというべきスターファンネル、発生こそやや遅いが良誘導&超高速で飛んでいくブライニクルブレイド(原作で投げたエクシアダークマターの剣投げ)、換装が終了する代わりに放つ散弾or発生以外最強性能且つ爆風付きゲロビ(爆風付きは本作では珍しくなった)のディスチャージライフルモード、通常版ビルドナックルの発生を遅くした代わりにスーパーアーマーのごり押しが可能なダブルビルドナックルなど強力なものが揃っている。CSを回しながら他武装を回転させるだけで相手の胃に穴を空ける程のプレッシャーを掛けられる高性能揃いである。強化時間の長さも良好であるため、疑似タイや闇討ちが許されればあっという間に試合を引っくり返せるポテンシャルをもっており、その点ではビルストの正当強化機と言えるかもしれない。

また、通常時のアシストにガブズレイを呼び出しがあるのだが、こちらに攻撃を行う(ビームをアブソーブシールドで吸収した再現)という前代未聞のアシストとなっている。
呼び出したガブのゲロビに対して自動で防御することでゲージを貯める。つまりは過去作のレギルスのようなリロードを目的としたアクションである。
ただし、このガブはどうやら敵機として判定されているようで、ガード中に別方向から攻撃をくらうとガードは解除されゲロビのダメージ(170程度)を受ける。おまけに盾補正でダメージをカット出来ちゃったりする。
バトルナビを設定しているとこのガード時に敵機の攻撃をガードした時の台詞が出るので間違いないだろう。

覚醒技は最終回の再現でビルドブースターMk-2を背負い大型アリスタに放った「ハイパー・ビルドナックル」。発動した段階でディスチャージ使用可能になるので緑ロックで空打ちする機会の方が多いだろう。

要するに如何に効率良くゲージを貯め、どれだけディスチャージ状態を回せるかが勝敗を分かつポイントとなっている。対面や相方次第では、相方負担MAX&ゼロ落ち上等で盾や格CSを繰り返す自分本意な戦略も成り立つことがあるレベル。
弱点は生時の貧弱さ。機動力こそあるが、過去作フルクロスが霞むレベルであり、2000はおろか1500さえ見合えるかどうか…といったところ。開幕格CSに失敗して、強化する前に撃破されることもザラにある。相手に対策されればなす術無く狩られるため、自他(特に相方)のスタビルへの理解度が戦果に直結するタイプである。

また、前述の通りビーム攻撃をシールドガードするとディスチャージのゲージが溜まるというシリーズでも類を見ない仕様になっているが、原作通り実弾相手では効果がない。また、実弾やアシスト含む格闘を差し込まれると、以降ビームを受けてもアブソーブできないというバグ(仕様?)が発生している。一応原作再現ではあるが…
盾を解除すれば再度アブソーブ可能になる。

前作で新規参戦したX魔王やフェニーチェとの掛け合いが実装された。マオとの決着を宣言する、フェリーニに心配されたりサシでの勝負を所望したりするなど、原作のセリフをベースにしている。
一方でビルドストライクにあった豊富な歴代作品に対する台詞はなくなっている。

余談だが、本作では一部アクション以外ではユニバースブースターやシールドはついたままなので、これらが最も輝いている作品といえるだろう。

EXVS2OB

なんと''ほぼ変化なし。N特射がボリュームアップして不意打ちをかませるようになった程度。
前作で登場して(バグ除く)修正なしで十分乗りきれる絶妙な強さを持ちながら、下方なしで迎えられたのは極めて異例。
この機体のバランス調整が神掛かっていると評価する声も多い。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:サーベルを振り回したのちプラフスキーウイングを展開。後期EDの飛び去っていく前の再現。
ディスチャージ中勝利:パワーゲートを背負い立ちポーズ。後期OPの序盤の1シーン。
覚醒時:右手を高く突き上げる。決勝勝利時の再現だが、傷はない。
覚醒技で勝利:ビルドガンダムMk-2のバックパックを背負い、両腕がない状態で肩から放電しながら浮いている。最終話の再現で、モデリングの都合上傷こそないものの片目に光はない。

敗北ポーズ

尻もちをついている。フェリーニ戦の1シーンの再現。


【その他の活躍】

SDガンダム G GENERATION

『CROSS RAYS』の最終ステージにて「自由の世界」のガンプラとして登場し、条件を満たせば自軍で運用できるようになる。
隠し機体だけあって初期性能が高く、長射程高威力の射撃武装を持つ。
アブソーブシールドは、ビーム射撃を防御するとENが回復するという形で再現されている。
残念ながらレイジ(とセイ)はパイロットとして参戦していないが、レイジと声が同じアジーを搭乗させると「妙に馴染む機体」と発言し、DLCのゴッドガンダムでゴッドフィンガーをすると『ハイパー・ゴッド・ナックル』と発言する。つまり声優ネタである
残念ながらセイと声が同じユハナを乗せても特に反応はない。

トライエイジ

スタービルドストライクの他に最終回で披露したビルドガンダムMk-Ⅱのバックアップを装着した状態もカード化。


ガンプラ

HG、MGで登場。
HGスタービルドストライク単体版とユニバースブースター+ビルドストライクからの換装できるパーツ(脚部パーツ)が販売。
単体版は青いプラフスキーウィング、ブースター版は黄色のプラフスキーパワーゲートエフェクトが付属している。
当時のHGらしく武器の持ち手しかないので気になる人はハンドパーツセットを買おう。

MGはスタービルド単独の販売はなくユニバースブースターに換装用足パーツと青と黄色のエフェクトが付属しておりビルドストライクから換装する形となる。


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最終更新:2025年05月24日 18:37
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*1 こちらも破損部をケンプファーアメイジングからパーツを移植している

*2 「アリスタ」というプラフスキー粒子の発生源となる結晶体

*3 当然だが、一コソ泥のことなどレイジには知る由もなかった。つまりマシタ会長の思い込みである。