ダガーL

登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
型式番号 GAT-02L2
全高 18.40m
重量 55.05t
所属 地球連合軍
搭乗者 ミラー
ジョーン
地球連合軍兵士
武装 M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
M703k ビームカービン
ES04B ビームサーベル
Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
Mk39 低反動砲
追加武装 AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
Mk1323 無誘導ロケット弾ポッド
Mk438 3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
空対地ミサイル ドラッヘASM
AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲


【設定】

C.E.73年時における地球連合軍の主力MS。
ストライクダガーの後継機とも、GAT-01A1 ダガー(通称105ダガー)のマイナーチェンジ機とも言われ、ストライカーパックシステムに対応しつつ胴体部ラミネート装甲の撤廃や装甲の削減など随所にコストダウンを実施した事で、ダガーにほぼ匹敵する基本性能とストライクダガーの生産性を両立している。
機体名称のLは「Lightweight clothing」(英語で軽装の意)の頭文字と言われている。

元々はヤキン・ドゥーエ陥落後のプラント制圧戦を目的に開発され、同年の時点でかなりの数が量産されて月基地に配備されていたが、ジェネシスによる大損害を受けてザフトの反攻を恐れた地球連合軍上層部の判断で残余が地球に帰還させられたため、出番は無かった。
初披露及び初陣は内戦と言える南アメリカ独立戦争からで、それ以降C.E.73年まで地球連合軍の主力として運用された。
ストライクと同等の性能を持たせる事に成功した次世代機ウィンダムの配備が本格化してからは、各戦線で交換配備が進められた。

バリエーションとして特殊戦用(恐らくファントムペイン専用)に視認性を抑えるために黒く塗装されたダークダガーL、ザフトから奪取したガイアの要素を取り入れた実質デッドコピー機のワイルドダガーが存在する。

放映当時リアル頭身の立体化はMobile suit In Actionのみ。2020年4月発売のウィンダムの売れ行きが好調したのか、ダガーLも2021年4月にHGで発売され、全国のブルーコスモスを歓喜させた。


【武装説明】

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器

頭部と胸部に2門ずつ内蔵された機関砲。
イーゲルシュテルンに代わる同時代の地球連合軍MSの標準装備で、採用機体数は多い。
名前はドイツ語で「死の恐怖」の意。

M703k ビームカービン

ストライクダガー用のM703をハンドガンサイズまで短銃身化したモデル。
威力や射程距離よりも取り回しや速射性を重視した事によるが、これは本機の目的がプラント制圧戦であったため損傷を抑える様に考慮した結果かもしれない。
SEはストライクダガーと同じくスターウォーズのブラスター。

ES04B ビームサーベル

ストライクダガーに装備されたES01の改良型で、刃の色はピンク。
ダガーと揃えたのか両腰に2基装備されている。
アニメ劇中での使用シーンは無い。

Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾

両腰アーマーに収納されている投擲用短剣型の爆弾。
両腰に2基装備されており、収納部の外観はストライクと酷似している。
名前は中世期後半に普及した鎖帷子に対抗する為に発明された刺突用の短剣から。
ウィンダムと違い、こちらは使用描写は一切無い。

Mk39 低反動砲

MSサイズのバズーカ砲。
第一話でダークダガーLが使用した他、開戦時の地球連合軍艦隊にも装備している機体が散見された。
本機専用なのか或いは忘れ去られたのか、ウィンダムやミネルバ降下以降で本機が装備している姿は見られなかった。

AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲

対艦砲撃用のストライカー。I.W.S.P.のデータが生かされているらしい。
スラスターが一切なく重量バランスも悪化するため宇宙用の装備とされており、序盤に装備・使用している機体が散見された。
型式上でもがっつりストライカーのはずだが、唯一「〜ストライカー」という名が付かない。ストライカーと言うよりも、固定のためにストライカー用のプラグを使っているだけの武装といった扱いなのかもしれない。

AQM/E-A4E1 ジェットストライカー

大気圏内飛行用のストライカー。I.W.S.P.のデータが生かされているらしい。
地上では飛行のアドバンテージを余程重視していたのか、ガルナハン基地所属機や止め絵で登場した一部以外の機体は全てこれを装備していた。
このストライカーの元ネタは『機甲戦記ドラグナー』のリフターユニット。

Mk1323 無誘導ロケット弾ポッド

Mk438 3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド

空対地ミサイル ドラッヘASM

ジェットストライカーの主翼に懸架されるミサイル。ドラッヘはドイツ語で「竜」の意。
複数種を一緒に装備していた機体もいたが、劇中で発射する描写があったのはドラッヘだけを装備した機体のみだった。


【原作内での活躍】

ガーティ・ルーの艦載機としてダークダガーLや一般機がアーモリーワン襲撃時に使用された。
奇襲でザフト軍のゲイツRやジンを蹴散らしたり、ミネルバ隊のブレイズザクファントムと交戦した。
開戦と同時に大艦隊を囮にプラントに核を撃つ事を目的とした作戦「フォックストロット・ノベンバー」では囮の主力として低反動砲装備機やドッペルホルン装備機を含めて多数の機体が登場し、ザフトの迎撃MS部隊と互角の戦いを繰り広げた。

ミネルバの地球降下に伴い、オーブ出港後からジェットストライカーを装備した本機体が登場するが、いずれもインパルスガナーザクウォーリア、ミネルバのCIWS等によって撃墜されている。
ガルナハンの戦いではジェットストライカー装備機や防衛用の地上配備機が多数登場し、地上配備機は防衛機銃と共に数に任せてインパルスのビームライフルを破壊するが、護衛機がフォールディングレイザーをコックピットに刺されてローエングリン砲台付近に投げられ、CIWSに穴だらけにされながら格納庫内に落下した結果爆散し、ガルナハン基地陥落の引き金を作ってしまった。
その後のダーダネルス海峡やクレタ沖の戦闘でも登場したが、撃破されるシーンでのみ登場するやられ役となっていた。

ヘブンズベース攻防戦以降は一線級からは退いたのか姿を消すが、最終決戦ではオーブ軍艦隊のムラサメと共闘する姿が見られた。


【パイロット説明】

ミラー/ジョーン

CV:杉田智和(ジョーン)
ファントムペイン所属で一般機に搭乗する連合兵。
共にミネルバを追い詰めるが、レイ・ザ・バレルのブレイズザクファントムに撃墜されてしまう。


【ゲーム内での活躍】

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.II

ジェットストライカー装備機とキャノン砲装備機、ダークダガーLがコスト280の機体として登場。
ジェットストライカー装備機はブースト性能が破格で扱いやすい万能機体だが、コスト560機体(フリーダムなど)と組みにくいのが難点。
キャノン砲装備機はジェットストライカー装備機と比べて体力こそ高めだが、接近戦とタイマンが苦手で、高コスト・低コスト共に連携力・カット力が求められる上級者向けの機体。
ダークダガーLは数少ないバズーカ装備機体。基本的にサポート中心機体だが、腕次第では中高コスト機とも五分に渡り合える。

EXVS2XB

フォースインパルスガンダムの特殊格闘に登場。
ガルナハン攻略戦でインパルスに刺され投げられたシーンの再現。


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最終更新:2021年04月17日 17:10
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