【設定】
「ガンダム開発計画」の一環として開発された、ペガサス級強襲揚陸艦の7番艦。
一年戦争時には既に建造が進められていたが終戦してしまい開発が止まっていたところを「ガンダム開発計画」に合わせてアナハイムエレクトロニクスが再び建造して完成している。
ちなみに本艦のデザインは「マクロスシリーズ」でお馴染みの河森正治が手掛けている。
【武装】
連装メガ粒子砲フッドXII型
艦体両側面に設置された収納式の2連装メガ粒子砲。
2連装メガ粒子副砲
船首カタパルト下部に2基設置されている副砲。
2連装レーザー砲
対地・対空であわせて計18門設置されている。
大型ミサイル発射管
船首に計4門設置されているミサイル発射管。
【原作での活躍】
「0083」におけるコウや不死身の第4小隊(地球連邦サイド)の母艦として登場。
元々は新型
ガンダム2機の試験の為に運用される予定だったがトリントン基地で試作2号機を核と共にデラーズ・フリートに強奪されてそのまま2号機奪還の任務に就くことになる。
この一連の流れであるデラーズ紛争を最後まで戦いきっているが、戦後アルビオンがどうなったかは不明である。
【艦長】
エイパー・シナプス
CV:大塚 周夫
本艦の艦長、冷静沈着なベテランだが多少短気なところもある。
トリントン基地にて
ガンダム試作2号機を強奪されて、その後は2号機奪還作戦の指揮を執ることになる。
試作2号機の核攻撃を阻止出来なかったり、デラーズ・フリートのコロニー落としを阻止する為に独断で試作3号機を強引に受領したりしているが、どちらも政治的な思惑が絡んでおり不運な艦長とも言えるだろう。
またその結果は終戦後は極刑(死刑)に処されたとされている。
彼を演じた大塚周夫はガトーを演じた大塚明夫の父であり、狙ったのかどうかは定かではないが親子対決になっている。
【ゲーム内での活躍】
GUNDAM VERSUS
本作での登場
ステージ、「トリントン演習場」と「月面」でともに背景で登場している。
【余談】
アルビオンはラテン語の「白い(albus)」を語源にした言葉で、「イギリス」を指す言葉でもある。またギリシャ神話のポセイドンの息子は「巨人」のアルビオンという名前である。
「白い」、「イギリス」、「巨人」どれもそれっぽい気がするがどれが名前の由来(あるいは複数か)になっているのだろうか。
ちなみにイギリス海軍は実際に同名の軍艦を保持しており、日本に寄港した際には「ガンダムは積んでいません」と駐日大使館がツイートしてちょっとした話題になった。
最終更新:2023年09月04日 00:44