トークルームまとめ
トークルームでの会話はそれぞれのタイミングでいくつか内容が設定されており、ランダムで表示される。
クリア後はおそらく全ての中からランダム。
OPクリア後
クリアランクの説明
+
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... |
シアン:
GVはミッションの時"クリアランク"は気にしている?
ランクが高いとミッションクリアの時に手に入る素材アイテムが増えるみたい
ランクは全部で5段階…
なるべく多くの敵を倒しつつ短い時間でミッションをこなすのと…それと…
"クードス"のポイントが大きいほど高いランクになるみたいだよ
普通にクリアするだけでもいいけれど…
できるなら、最高のSSランクを目指してがんばってみてね、GV
GV:
…やけに詳しいんだね
シアン:
そっ…その…調べた…から…
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ナビゲーションの紹介
+
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... |
シアン:
GV、"ナビゲーション"は見てる?
ミッションに出ていない時──つまりこの家に居る時は
Rボタンを押すか、下画面の"?"のアイコンをタッチするとナビゲーション──
ミッションの役に立つ色んな情報を見ることができるんだって
GV:
…気がむいたら、見ておくよ
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メッセージの表示切替の説明
+
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... |
シアン:
GV、ミッションの時にメッセージは見てる?
メッセージが邪魔で、足場とか敵の攻撃が見づらいって思った時は…
Xボタンを押せば、メッセージの表示を切り替えられるんだって
…あ、Xボタンっていうのはデフォルト操作の場合だから…
コンフィグで操作を変更していたら、違うボタンになるんだけどね
どうしても集中できないって場合は、ためしてみるといいかも…
(Steam版ではYボタンと読まれます)
GV:
メッセージの表示切替ね… おぼえておくよ
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クードスとモルフォ
+
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... |
モルフォ:
『チャオ、GV』
GV:
モルフォ…珍しいね
モルフォ:
『そうだ、GV あなた"クードス"には気をつけてる?』
ミッション中、敵に連続してダメージを与えると貯まるコンボ値(ポイント)… "クードス"
クードスはSPスキルを使ったり、リトライマーカーに触れることで──
スコアに換算されて0に戻る
だが、スコアに換算する前に敵の攻撃を受けてしまうと──
溜めたクードスはスコアに変わることもなく、リセットされてしまう
モルフォ:
『もし、クードスが1000ポイントを越えた時は──
クードスを維持している間だけ、あなたのためにアタシが歌ってあげる
普通にミッションをこなすのもいいけど、気がむいたら狙ってみてね』
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食材
+
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... |
GV:
しまったな…
何気なく冷蔵庫を開いて気づいた ろくな食材が残っていない
普段、この家の食事はボクが作っている
調理はフェザーの訓練課程の中で身につけた技能だったが
仲間たちからの評判も上々であり、ボクの数少ない日常的な特技と言えた
シアン:
…なにか買ってこようか?
GV:
いや、危ないしボクが行ってくるよ
シアン:
でもわたし…GVに何でもまかせっきりで…
何か、あなたの役に立ちたいの
GV:
シアン…
ありがとう その気持ちだけで充分だよ
シアン:
GV…わたし…
いつかできるようになるから…料理も…他のことも…
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ぎゃる☆がん
+
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... |
シアン:
あの、GV…これって…
もじもじと照れるシアンの手にはゲームソフトのパッケージが握られていた
あれは…前にジーノが置いていったレトロゲーム──
モテモテになった男の子が、迫ってくる女の子を眼力で気絶させるという
ちょっと頭のおか…恥ずかしい内容のシューティングゲームだ
GV:
…言っておくけど、ジーノが置いていったものだからね
シアン:
…! そっ、そうなんだ…
じゃあ、ジーノさんに面白かったって伝えておいて…
あと、続編があったらおねがいって…
シアンはボクにゲームを握らせるとそそくさと立ち去っていった
GV:
気に入ったの…?
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シアンとサインとアイドル
+
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... |
GV:
…うん?
何気なく取ったチラシの裏に奇妙な紋様が描かれていた
シアン:
…あーっ!
現れたシアンが、顔を真っ赤にしてボクの手からチラシを奪い取り…
くしゃくしゃと丸め、握りつぶした
GV:
…シアンが書いたの?
シアン:
ちちち…ちがうの! これは…その…
何が描かれていたのかは理解できなかったかが
…どうやら、彼女にとって見られたくない物だったようだ
シアン:
気にしなくていいから!
彼女にしては珍しい、激しい剣幕で言い残すと、彼女は自分の部屋へ戻った
何気なくゴミ箱に視線を移すと丸められたチラシがあった
開くと、そこには先ほどと同じような紋様が描かれている…いや
よくよく見ればそれは紋様ではなく、かなり崩した筆記体であることがわかる
C…Y…A…N… シアン…?
Nに続く文字は…違う、文字じゃない これは蝶(モルフォ)をイメージした記号(イラスト)?
GV:
サインの練習…?
…案外、アイドルに未練があるのかもしれないな…
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シアンの好き嫌い
+
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... |
GV:
そういえばシアン…まだ訊いたことなかったけど
食べ物の好き嫌いってある?
シアン:
好き嫌い? うーん…
辛いものは苦手かも…
和菓子は好き…かな ようかんとか、きんつばとか
GV:
和菓子…ね
明日の献立の参考にしようと思ったんだけど…まぁいいか…
今度買っておこう
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鼻歌
+
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... |
シアン:
~♪
リビングを通りかかると、シアンの鼻歌が聴こえてきた
GV:
歌、やっぱり好きなんだね
シアン:
G…GV!? …聴いてたの?
シアンが顔を真っ赤にしてしゅんと縮こまる
しまった…今のはデリカシーに欠けていたかな…
GV:
ごめん、茶化すつもりはなかったんだけど…
シアン:
うぅ…
ダメか…何か他の話題を…
GV:
…そういえば、シアンは他に何か趣味ってある?
シアン:
……
アクセサリーを作るのは…好き…かな?
ビーズとか…シルバーとか…
GV:
へぇ、今度見せてもらってもいいかな?
シアン:
…うん…
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SNSとテロリスト
+
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... |
シアンがスマートフォンに向かい指を走らせていた
どうやらSNSで誰かとやりとりをしているようだ
GV:
SNS、やってたの?
シアン:
うん、クラスの子にさそわれて…
シアンが中学に通い始めて数ヶ月…学年が違うので、ボクは普段の彼女をよく知らない
シアン:
あ…
GV:
どうかした?
慌ててスマートフォンを隠す彼女だったがその瞬間、ちらりと画面が見えてしまった
モルフォを壊したテロリストをゆるせない──
…彼女の友達は、だいたいそんな風なことを言っていた
どうやら、彼女の友達はモルフォのファンだったようだ
GV:
…シアンが気にすることじゃないよ…
シアン:
うん…
シアンの表情は暗い──
けれどボクは、それ以上何も言うことができなかった
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モルフォの歌とGVへの愛情
+
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... |
モルフォはこれまでに様々な曲をリリースしている…
かつての彼女の歌は、他の第七波動能力者をあぶり出すための罠として使われていたが…
その効果があるのは皇神がしかるべき手段を用いて行う生放送だけだ
既に録音されたものを聴くだけであれば、特に害はないそうだ
GV:
モルフォの歌って…全部シアンが作ったの?
シアン:
最初のうちはそうだったけど…途中からは皇神の人が作った歌…
モルフォ:
『そして、今こっそりGVのために作っている歌が、久しぶりの作曲ってワケね』
いつの間にか、モルフォがボクの隣に立っていた
シアンが真っ赤になって慌てる
シアン:
モ、モルフォ! な…なんでバラすの!?
モルフォ:
『アタシはシアンの心…あなたの本心だもの
自分の頑張りをGVに知ってもらいたかったのよね…本当は』
シアン:
そ…そんなことないよっ!
GV:
…大変だね
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シアンの学校
+
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... |
リビングを覗くと、シアンが通学カバンにソーイングセットを詰め込んでいた
GV:
それ、明日の用意?
シアン:
あ、GV…明日、被服の授業なの
アシモフたちの協力もあって、ボクもシアンも昼間は中学校へ通っている
もちろん、戸籍は偽造したものを使用しているのだが
どうやら皇神の中でもモルフォの正体を知る者はごくわずかなようだ
仲間たちによれば、正体が明るみになる心配はまずない…とのことだった
GV:
学校は…楽しい?
シアン:
うん
この間、音楽の先生が歌が上手いってほめてくれたの
照れくさそうに答えるシアン
かつてアイドルとして歌っていたのは彼女本人ではなく、モルフォだが
その力の源である彼女の、潜在的な音楽センスは高いのだろう
GV:
…先生も、まさかシアンが元トップアイドルだとは思っていないだろうね…
シアン:
ア…アイドルだったのはあくまでモルフォだから…
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7宝剣ステージを2つクリア
スペシャルスキルとクードスの説明
+
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... |
シアン:
GVって"スペシャルスキル"は使ってる?
スペシャルスキル──
第七波動を応用した技の中でも、とりわけ強力なスキルをそう呼ぶ
有り体に言ってしまえば"必殺技"だ──
GV:
スペシャルスキルで敵を倒せば コンボ…クードスにもボーナスが入るし…
スペシャルスキルを使った時にクードスをスコアとして換算できる…
積極的に使っていきたいところだね
シアン:
でも、より高いクードスを維持するなら、スペシャルスキルを使わずに…
最後の最後…トドメの時までクードスを溜め続けた方がいいんだよね…?
GV:
それはそうだけど…
その場合は、ノーダメージでクードスを繋がないといけないわけで…
シアン:
大丈夫…できるよ!
GVなら…きっとできる! わたし、信じてるから…
だから…がんばって…
GV:
……うん
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GVのコンタクトとメガネ
+
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... |
シアン:
GVってコンタクトしてるけど…視力、悪いの?
GV:
それもあるけど…
ボクがつけてるコンタクトは特殊なもので、第七波動を高める効果があるんだ
詳しい原理は知らないが、第七波動と能力者の精神状態は密接に関係している
このコンタクトは着用者の視覚情報に特殊なパターンのバイアスをかけることで
無意識レベルの軽度な精神的負荷をかけ第七波動に影響を及ぼすものなんだとか
GV:
学校では、軽い変装の意味も兼ねてメガネにしているんだけどね
シアン:
GVはメガネより、コンタクトの方が似合うと思うよ
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避雷針は髪の毛針
+
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... |
電磁加速銃"ダートリーダー" ──フェザーで開発されたボク専用の銃
替えのストックはあるものの、特注品のため、その数は決して多くない
だから、銃のメンテナンスはボクにとってかかせない日課だった
シアン:
その銃って、弾丸じゃなくって針みたいな物を撃つんだよね?
GV:
ああ…"避雷針"だね
避雷針は、ボクの髪の毛を電気伝導率の高い特殊な金属でコーティングした物なんだ
シアン:
え…髪の毛なの?
GV:
ボクの身体の一部だからこそボクの雷撃が的確にこの避雷針に流れ込む…って訊いたかな
シアン:
ふーん…そっかぁ つまり、"髪の毛針"なんだね
GV:
そうだけど…そういう呼び方はあんまり好きじゃない…かな
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桜咲モータース
+
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... |
シアン:
…~♪
二人でネットの配信動画を見ているとふいにシアンが口ずさむ
どうやら、今見ていた動画に使われていた曲のようだ
GV:
どこかで聴いたことがあるけど…もしかして、モルフォの歌?
シアン:
ううん、車のCMソングだよ
GV:
ああ、そういえば…
確か、サクラザキとかいう大手の自動車メーカーだったか
一時期、ド派手なピンクのセダンのCMがやたらと流れていたことを思い出す
…あの車、買った人は何人居るんだろうか
シアン:
CMソングって、つい口ずさんじゃうんだよね…
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GVの好き嫌い
+
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... |
シアン:
そういえばGVって食べ物の好き嫌いってある…?
シアンがそんなことを訊ねてくる
…なんだろう? 料理でもつくってくれるんだろうか?
ちなみに、普段はボクが料理をしている
GV:
嫌いな物は特にないけど好きな物か…
雷撃鱗を使うと、乾燥したりするから…
ビタミンとかミネラルが豊富な物…とかかな?
シアン:
そ、そうなんだ… ちょっと期待してた返事とはちがうけど…
今度調べて、いつかわたしが料理できるようになったらつくってあげる…ね?
GV:
ありがとう 期待せずに待ってるよ
シアン:
むぅ… そこは期待してもいいのに…
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かっぷらーめん
+
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... |
シアン:
GVは、"かっぷらーめん"って知ってた?
シアンは長い間皇神に囚われていたせいもあって…
時折こういった世間知らずなところを見せることがあった
…似たような境遇のボクも、あまり彼女のことは言えないのだけど
…けど、それにしたって皇神に居た時もTVなんかは見ていたようだし…
カップめんくらい、知らないものなんだろうか…
GV:
…知ってる
シアン:
本当にあるんだ…今度食べてみたいな
GV:
…明日にでも買ってくるよ
シアン:
本当!? 約束だからね!
ぐい、とシアンが身を乗り出す
…ものすごくテンションが上がっている…ちょっと不憫だ…
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コーヒーが苦手?
+
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... |
シアン:
あの…GV…
シアンが何やら言いたそうにこちらを見つめている
シアン:
いつもおつかれさま…コーヒー、淹れてみたの
目をテーブルの方に向けるシアン
なるほど…テーブルの上にはコーヒーカップが一つ置いてあった
GV:
ありがとう…いただくよ
カップを取り、一口すする
GV:
…………
薄い…
それはわずかにコーヒーの風味がついたただのお湯と呼んで差し支えのない代物だった
シアン:
あれ…もしかしてGVコーヒー苦手だった?
じゃあ、次からは紅茶にするね…
GV:
…………うん
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シアンの日記
+
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... |
GV:
…? これは…
ソファの下に小さなノートが落ちていた
これは多分、シアンのノートだな…落としたんだろうか
悪いとは思ったが、確証を得るために中身を確認することにした
無論、じっくり読むわけにはいかないので適当にパラパラとめくる…
『今日GVが──』
『GVがわたしに──』
『GVと──』
シアンの日記…のようだけど…なんだかボクのことばかり書いてあるような…
シアン:
あっ!
背後からシアンの声──振り返ると案の定シアンが立っていた
シアン:
みっ…見ちゃダメ!!
ボクの手から勢いよくノートを奪い取るシアン
GV:
やっぱり、シアンのノートだったのか……大丈夫、見てないよ
本当は少し見てしまったが、内容を理解するほど読み込んではいない
見ていない…と言っても差し支えはないだろう
シアン:
そ…それならいいんだけど…
少し…悪いことをしてしまったかな…?
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にゃーんにゃん♪
+
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... |
シアン:
にゃーんにゃん♪
…今、見てはいけないものが見えたような…
シアン:
にゃーん♪
見間違いじゃない…
シアンがにゃんにゃん言っている…
にゃんにゃん言いながら、猫耳としっぽをつけて踊っている…
GV:
…なにか…嫌なことでもあった…?
シアン:
G…GVっ!!? …あいたっ!!
シアンがその場に倒れこんだ どうやら足がもつれたようだ…
シアン:
…ハッ!
ち…ちがうの! こっこれは…友達がっ!
劇ぎゃっ…!!
うぅ…舌かんら……
混乱してしどろもどろになっているようだけど…大体のことは分かった
つまり、友達と演劇か何かをやることになって、その練習をしていた…
シアンは猫の役…そんなところだろう
GV:
…わかってるから…落ち着いて?
シアン:
あうぅ…
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フェザー
+
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... |
シアン:
GV…
GVは、わたしのためにフェザーを辞めたんだよね…
本当に…良かったの? フェザーはGVにとって家族みたいな物なんでしょ?
わたし…GVの足…ひっぱりたくないよ…
ボクを見つめるシアンの瞳が切なさをにじませて揺れる──
GV:
シアン…
ボクは後悔してないよ
キミが自由に生きてくれたらそれでいい…
シアン:
GV…
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おねんね
+
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... |
(シアン):
すー…すー…
GV:
シアン、こんな所で寝ると風邪引くよ…
シアン:
むにゃ…G…V…
……
しかし、彼女は再び眠りへと落ちてしまった
GV:
仕方ない…毛布でも取ってくるか
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GVの第七波動で節約
+
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... |
シアン:
GVの第七波動って…雷撃なんだよね?
GV:
そうだけど…どうしたの突然?
雷撃の第七波動"蒼き雷霆"──それはただ電気を放出するだけの力ではない
自身の生体電流を活性化させる音で身体能力を向上させたり…
体表面を薄い電磁場の膜で覆うことであらゆる衝撃から身を守ることができる
また、電子機器を外部から制御することも可能だ
皇神の研究者の間では、現在確認されている第七波動中──
"無限の可能性を秘めた第七波動"とさえ言われている…
…なんて話を、アシモフから訊いたことがあった
シアン:
それで…電気代って節約できないのかな?
GV:
……
…厳しいな…
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歓楽街をクリア
GVの指輪
+
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... |
シアン:
GVって、よく指輪をつけてるけど…
なにか大切な指輪だったりするの…?
GV:
ああ…これか
この指輪は第七波動を高める効果があるって言われている霊石や──
特殊な金属で出来ているんだ
原理的には、皇神の能力者が持つ"宝剣"に近い物なのかもしれない
GV:
指輪にしているのはボクの趣味だけど…
あくまで任務のための装備だね
シアン:
そっか…良かった…
(大事な人からの贈り物とかじゃなかったんだ…)
GV:
良かった…って何が?
シアン:
うっ…ううん! なんでもない!
指輪、似合ってるよ…
GV:
…? …ありがとう…?
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EPとかっこいいポーズ
+
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... |
シアン:
GVがたまに取ってるポーズって…何なの?
GV:
ポーズ…?
…ああ、チャージの…
あれはEPエネルギーをチャージするための型…
精神集中するための自己暗示…みたいなものかな?
シアン:
いーぴーえねるぎー?
GV:
ELECTRIC PSYCHO エネルギー──
ボクの能力因子が生み出す電気エネルギーのことだよ
シアン:
…つまり、ただのカッコイイポーズじゃなかったんだね
GV:
自己暗示のためのものだからそういう認識でも間違ってはないけど…
そんな風に思われているなら…ちょっと控えたくなってしまうな…
シアン:
あっ…違うの! カッコイイと思うよ! すごく!
わたしも何か考えてみようかな…モルフォを呼ぶ時のポーズ
GV:
…必要ないと思うよ
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GVとジーノ
+
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... |
シアン:
ジーノさんって、よく遊びに来てるけど…どういう人なの?
GV:
いいかげんな人に見えるけど…ああ見えてフェザーの中でもトップクラスの実力者だし
歳もボクの2つ上で近いし、仲は良い…かな
いつもあんな感じだからあんまり年上って感じはしないんだけどね
とはいえ、フェザーの構成員であるジーノが、ボクらに接触するのには、
様々な工作や手続きが必要なはずだ
その手間を惜しんででも、度々この家に顔を見せにくるあたり、
あの人が、ボクたちのことを気遣ってくれていることはわかっている
シアン:
…GVってジーノさんのこと信頼してるんだね
そんな目をしてる…
GV:
……
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伝説のロックスター
+
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... |
シアンがヘッドフォンを耳にかけ身体を揺らしていた
どうやらかなり熱中して聴いているようだ
シアン:
あっ、ごめんなさい…歌を聴いていたの…
GV:
すごく集中して聴いていたみたいだけど何の歌?
シアン:
アオイって…わかる?
アオイ──ボクらが生まれるより前に大ブレイクした女性ロックスターだ
シアン:
クラスで話題が出てね…ひさしぶりに聴きたくなっちゃって…
やっぱり、伝説のロックスターはすごいね…聴き入っちゃった
GV:
キミの歌だって大したものだと思うけど
シアン:
それはあくまで第七波動の…モルフォの歌だから…
わたし自身が、喉を痛めて歌っているわけじゃない…
アオイは自分の歌と演奏だけでこれだけ多くの人の心を掴めている
…やっぱりすごいよ
GV:
シアン…
|
シアンが一人で料理
+
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... |
夜遅くだというのに、キッチンから灯りが漏れていた
気になって覗き込むと、シアンがキッチンに立っていた
シアン:
おしょうゆ小さじ一杯…
どうやら、スマートフォンでレシピサイトを見ながら料理をしているようだ
シアン:
みりん少々…少々?
少々って何? どれくらい…?
教えてあげたいところだけど…過保護なのもよくないか…
ボクはその光景を見なかったことにしてそっと自分の部屋へ戻ることにした
|
しめじ
+
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... |
窓を開け、夜風に当たっていると一羽の小鳥が迷い込んできた
GV:
…こんな時間に珍しいな
シアン:
わっ!
人になれているんだろうか 小鳥がシアンの肩に止まる
シアン:
……かわいい…
GV:
シアン?
シアン:
…ねえGV…この子飼っちゃダメ?
GV:
……
この鳥は自由だ…その自由は、ボクらが縛っていいものじゃないさ
シアン:
そっか…そうだよね…
シアンは両のてのひらで小鳥をそっと包み込むと、窓の外に差し出した
小鳥はしばらくシアンの手の上に止まっていたが
やがて飛び立ち、夜の闇へと消えていった
シアン:
さようなら…しめじ…
この短期間で名前までつけていたのか…
…その名前は…どうかと思うけど…
|
たこ焼きってあのボール状のお好み焼きだよね
+
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... |
シアン:
この間、はじめてたこ焼きを食べたの…
たこ焼きか…ボクも食べたことはあんまりないけど
確か、前にジーノが買ってきたことがあったな…
GV:
たこ焼きってあのボール状のお好み焼きだよね
シアン:
……!
違うよ…? たこ焼きは、たこが入ってるもの…
GV:
たこが入ったお好み焼きもあったと思うけど…
シアン:
……!
違うもん…!
GV:
シアン…?
シアン:
知らないっ! GVのバカッ!
GV:
…?
なぜシアンが怒ったのか──ボクにはまったく判らなかった…
|
見習い天使のエコロちゃん
+
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... |
ソファに見慣れないぬいぐるみが置いてある…
GV:
…シアン、このぬいぐるみは?
シアン:
この前、ジーノさんがプレゼントしてくれたの
GV:
どこかで見たことあるような気がするけど…
何のキャラクターだろう
シアン:
たしか…ジーノさんが見習い天使のエコロちゃんだって言ってたけど…
…エコロ…どこかで訊いたことがあるはずだけど、思い出せない
でも、青くて銃を使う天使か…親近感を覚えるな
今度ジーノに何のキャラクターか訊いておこう
|
カップ焼きそば
+
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... |
シアンが流しの前で何かをしている…
シアン:
ふふ~ん♪
やっきそば~♪
あれは…カップ焼きそば…夜食だろうか
シアン:
まさか…カップ焼きそばなんてものがこの世にあっただなんて…
3分たった…あとはお湯を捨てるだけね…
…いったいどの段階で麺が焼かれるんだろう…?
どうも…何か勘違いをしているみたいだけど…
と、彼女はお湯を一気に捨て始めた
温められたシンクがボコン、と大きく音を立てる
シアン:
きゃっ!?
今の音…何…?
GV:
シアン…
|
シアンは運動が苦手
+
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... |
シアン:
はぁ…
GV:
どうしたの? ため息なんかついて…
シアン:
明日は学校で体育の授業があるの…
シアンは電子の謡精の本体としてずっと幽閉状態だった
運動が苦手なのも仕方のない話だ
シアン:
GVは運動…もちろん得意だよね
でも…GVだってすっごく努力したんだろうし
わたしも、頑張らなきゃ…
確かに、戦うための訓練は死に物狂いで重ねてきた…だけど…
それも、雷撃の第七波動による身体能力の強化あってのもの…
というのは、黙っておいた方がいいか…
|
モルフォとシアン
+
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... |
GV:
そういえば前にジーノが…
シアン:
ジーノさん?
GV:
ああ…ジーノがいつかモルフォのファンだって言ってたな…って
モルフォ:
『フフ…うれしいわね 今度サインでもしてあげようかしら?』
モルフォが現れる いつも通り、神出鬼没だ
確か…ジーノはモルフォの大人っぽいところが好きだって言ってたな…
ふむ…モルフォとシアン、二人を見比べる
シアン:
え? なに…そんなに見つめて…は…はずかしいよ…GV…
大人っぽい…か
GV:
……なんでもないよ
シアン:
な…なんだか今、すっごく失礼なこと考えなかった…?
|
レプリロイドと人間の恋
+
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... |
シアン:
くすん…
学校で借りてきたという本を読んでいたシアンが突然、涙をにじませ始めた
GV:
…大丈夫?
差し出したハンドタオルをシアンが受け取る
シアン:
…うん…この本が…悲しいお話で…
パン職人のロボットが…人間の女の人と恋に落ちるんだけど…
女の人…死んで…ぐすっ…
彼女の目元に、再び涙が溜まる
元アーティストだけあって感受性が豊かなんだろうな…
GV:
…その本、今度ボクも読んでみるよ
シアン:
うん…
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7宝剣ステージを(歓楽街含め)6つクリア
GVとアシモフ
+
|
... |
シアン:
ねえGV…
GVにとって、アシモフさんってどんな人?
GV:
アシモフか…
ボクが所属していた"チームシープス"のリーダーで──
真面目で堅物…だけど、時々突拍子もないことを言う人…かな…
ボクに両親はいないけど…
父親と呼べる人がいるとすれば多分、アシモフなんだと思う
…アシモフが聞いていたら『私はそんな歳じゃない』ってスネると思うけど…
シアン:
親…か…
わたしにはわからないけど…
そんな人がいるっていうのはとってもステキなことだと思う…
GV:
…そうだね
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GVとモニカさんとシアン
+
|
... |
シアン:
ねえGV、前から訊きたかったんだけど
…モニカさんってどんな人なの?
GV:
…真面目な人だよ
第七波動を持たない普通の人だけど…
オペレーターとしてフェザーになくてはならないすごく優秀な人…だね
…ちょっと抜けてるところもあるけど、任務に支障があったことはないし…
そういうところも含めて…何ていうのかな…
チームのお姉さん役──って感じなのかな
シアン:
お姉さん…なんだ
…うん…それならいいの
あっ、わたしお風呂入ってくるから
GV:
…?
シアン…一体何が訊きたかったんだろう
|
アメノサカホコ
+
|
... |
シアンが、遠い目で窓の外を見つめていた
GV:
何を見ているの?
シアン:
あの柱…
柱──それは、宇宙開発のために皇神が建造した起動エレベーター、アメノサカホコ
ここから遠く離れた海上に建てられた施設だったが──
そのあまりにも巨大な外観は、ここからでもはっきりと見ることができる
シアン:
世間の人は、あの柱をこの国のシンボルみたいに思ってる…でも…
…あの柱…なんだか怖いの…
色んな…怖い感情が…あの柱に集まっている…
GV:
怖い…?
モルフォ:
『アタシの力は精神感応能力──
そのせいか、たまに感じ取っちゃうのよね
そういう…感情の流れ──オーラみたいなモノを』
GV:
モルフォ…
安心して…シアンのことはボクが守るから
シアン:
GV…
(でも…わたしは…守られるだけなのはイヤ…わたしも…あなたを…)
|
チームシープ"ス"
+
|
... |
シアン:
GVが居たのってたしか"チームシープス"だったよね?
GV:
そうだよ アシモフがつけたチーム名だったかな…
シアン:
シープって、羊のSHEEPだよね?
GV:
…そのはずだけど
シアン:
でもSHEEPって、複数形でもSHEEPのままで
SHEEP"S"にはならないよね…?
GV:
…考えてもみなかったな
アシモフのことだから何か意味があるんだろうけど…
今度聞いてみるよ
シアン:
…うん…変なこと訊いてごめんね? ちょっと気になっちゃって
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チャタンヤラクーシャンク
+
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... |
シアン:
GVっていい身体してるけど…格闘技か何かやっているの?
GV:
フェザーに居たころにみっちり叩き込まれたよ
シアン:
それって暗殺拳…とか?
GV:
アシモフが言うには、カラテのチャタンヤラクーシャンクをベースにした──
オリジナルのマーシャルアーツだって話だけど…
あの人はバリツを実在の格闘技だと思っているタイプの人だからな…
シアン:
ちゃたんらく…なに?
GV:
チャタンヤラクーシャンク…カラテの型の一種らしいけどボクも詳しくは知らない
シアン:
ちゃらんしゃたくー…
GV:
…別におぼえなくていいよ
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どんベアくん
+
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... |
シアン:
う~ん…
シアンがパソコンのモニターを覗き込み、うなっている
どうやらキャラクターグッズを取り扱った通販サイトのようだ
GV:
"どんベアくん"?
シアンが眺めていたのは、どんぶりのスープに浸かったクマのストラップだ
頭には刻みネギや天かすが絡まった白いドレッドヘア…
これは…"うどん"をモチーフにしたキャラクターだろうか?
しかし、手にはおでんの串が握られている…謎だ
シアン:
どんベアくんはね…元はどこかの地方のご当地キャラだったらしいんだけど
ちょっと前に火がついて今、全国区でブームになってるんだよ
GV:
……ふうん
シアン:
ストラップ欲しかったんだけどあっという間に売り切れちゃったみたい…
GV:
…確か、モニカさんがこういうの好きだったはずだから…
今度、アテがないか訊いてみるよ
シアン:
本当? ありがとう、GV!
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Mighty No.9 ベック
+
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... |
ソファに見慣れないぬいぐるみが置いてある…
GV:
シアン、このぬいぐるみは?
シアン:
ふふ、いいでしょ? クラスの子からもらったの
GV:
どこかで見たことあるような気がするけど…
何のキャラクターなの?
シアン:
GVは、あのマイティ・ベックを知らないの?
マイティ・ベック…ああ、思い出した
GV:
たしか、今やってるヒーロー映画の主人公だっけ
シアン:
うん、映画もキャラクターもすっごく人気なんだよ
なるほど、青くて銃を使うヒーロー…親近感を覚えるな
ヒマが出来たらシアンを連れて映画、観に行こうか…
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犬…?
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シアンが右手に包帯を巻いている…
GV:
どうしたの、そのケガ…
シアン:
実は、学校の帰りにワンちゃんに噛まれちゃって…
そういえば、よく犬の鳴き声がしている家があったな…
犬の姿を見たことはないが、猛犬注意のステッカーが貼ってあったのはおぼえている
GV:
猛犬…って書いてあったと思うけど、大丈夫なの?
シアン:
…うん、そこまで大きなワンちゃんじゃなかったし…
あんまり犬種とかにはくわしくないけど…
紫色してたから多分"しばいぬ"だと思う…
GV:
…紫?
柴犬は紫の犬じゃないけど…
それは本当に犬なんだろうか…
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GVの無趣味
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シアン:
ねえGV…
GVは何か趣味ってある?
GV:
趣味…か
考えても見なかったな…言われてみると、ボクは無趣味なのかもしれない…
シアン:
だ…ダメだよ! そういうの…
GV:
ダメなの?
シアン:
ダメ…あの、だから…
今度わたしといっしょにアクセサリー作ろう?
GV:
う…うん
シアン:
約束だよ?
GV:
わかった…いいよ
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ガンヴォルトの本名
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シアン:
GV…"ガンヴォルト"って本名じゃないんだよね?
GV:
元々はコードネームだったけど…もうそっちの名前で慣れちゃったな…
シアン:
本当の名前って…教えてもらっちゃ…ダメ?
GV:
…ごめん、もう忘れたよ
シアン:
……
そう…なんだ… ちょっと残念だな…
GV:
……ごめんね
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皇神社員の子
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シアンの元気がない…
どうしたんだろうか…
GV:
…何かあった?
シアン:
ううん…
…クラスにお父さんが皇神の社員だって自慢する子がいたんだけど…
…どういう風に接したらいいのか…わからなくなっちゃって…
GV:
…表向きには皇神はクリーンな企業だからね
それも、この国のあらゆる産業のトップに立つ一般の人にとっては憧れの大企業だ
GV:
その人のことは知らないけど、皇神の社員だからって、みんながみんな…
シアンを閉じ込めて、利用していたような人ばかりじゃないさ
キミの知っている皇神の人間は、みんなキミに冷たかったかい?
シアン:
…ううん…少なかったけど…親切にしてくれた人もいた…
GV:
なら、気にすることはないよ その子とも、普通に接してあげればいいさ
本当は正体を隠すためにも、皇神と距離を置くことは正しいのだろう
けれど、そうしたことを気にして友人をつくれない生活というものを…
ボクは、シアンに味わって欲しくはなかった
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二人の約束
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... |
夜もすっかり更けた頃、先に眠っていたはずのシアンがボクの部屋を訊ねてきた
シアン:
──GV…
GV:
どうしたの? こんな夜遅くに…
シアン:
夢を…怖い夢を…見たの
あなたが…その…居なくなって…
居なくなる──つまり、ボクが死ぬ夢…だったんだろう
こんな仕事をしているのだからいつ命を落としても不思議ではない…
もう少しこの生活が落ち着いてから言おうと思っていたけど…
以前から考えていたことを、告げてみよう──と、思った
GV:
シアン…もう少ししたら、長い休みを取って、二人でどこか出かけよう
シアン:
でも…お仕事は? それに、わたしたち…
追われている──と言いかけたのであろうその口に人差し指を当てて制止する
GV:
ボクたちは自由だ 誰にもその自由を邪魔する権限はない…
難しいかもしれないけど旅行プランを考えるつもりだったんだ
シアン:
GV…わたしも…
わたしも考えていい? 一緒に
GV:
…うん 考えよう…二人で
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その他
初回(復活・セーブ・トークルーム)
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... |
シアン:
おかえりなさい、GV
お仕事おつかれさま…
…本当は、わたしも何かできたらいいんだけど…
GV:
シアンは充分にボクの力になってくれているさ
…こうやって、キミと話しをしてからミッションに行くと…
ミッションで倒れたときにキミの歌が聴こえてくることがある…
そんな時は…ボクはもう一度立ち上がって戦うことができるんだ
シアン:
GV…
そこに突然、モルフォが現れる
モルフォ:
『フフ…アタシたちはいつもGVのコトを想っているから…』
『それが、あなたに伝わっているのかもね』
モルフォはシアンの第七波動“電子の謡精”の化身…
シアン自身は上手く制御できないらしくこうして勝手に出てくることがよくある
シアンの分身のようなもの…らしいが、明るく、自由奔放なモルフォと
大人しく、しっかりしているシアン…二人の関係は、仲の良い姉妹を思わせる
シアン:
もうっ! モルフォは引っ込んでて!
モルフォ:
『はいはい…じゃあまたね、GV』
シアン:
…コホン…そうだ、GV
セーブ…まだしてないでしょ?
このゲームはオートセーブじゃないから、こまめにセーブしないとダメだよ?
GV:
…了解
(セーブはLボタンでメニューを開いて行うんだったな…)
シアン:
また、わたしと話したくなったらLボタンのメニューからトークルームを選んでね
(Steam版ではZLボタンです)
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小さな宝石をプレゼント
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... |
GV:
そうだシアン、これ…
持っていた小さな宝石を取り出し、シアンに手渡した
シアン:
わぁ、きれい…
いいの…もらっても?
GV:
…シアンに受け取ってほしいんだ
シアン:
ありがとう…GV
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シアンの手作りペンダント
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... |
シアン:
そうだ…GVに受け取って欲しいものがあるの
シアンが取り出したのは、7つの宝石が散りばめられたペンダントだった
この宝石は…
GV:
これ、ボクがシアンにあげた…
シアン:
うん、あの宝石でつくってみたの
せっかくGVからもらったものだけど…あなたに何かしてあげたくって…
GV:
ありがとう、シアン…
このペンダント…大切にするよ
ボクは、シアンから“手作りのペンダント”を受け取った
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誰もいない部屋
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……
家の中は静まり返っている…
…ミッションへ向かおう
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通常ED後
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ネタバレ注意 |
シアン:
おかえりなさい、GV
…それに、おつかれさま
GV:
シアン…キミは確か…
これは…夢?
モルフォ:
『夢、ね――』
シアン:
例えばこの世界が、わたしの見ている夢だったとして――
モルフォ:
『あるいは、あなたが死の淵に見た走馬灯だったとして――』
シアン:
そんなことは、きっとどうだっていいんだよ
モルフォ:
『人は誰でも夢と現――その境界線の上に生きている…』
シアン:
GVは今、ここにいるんだもの…
モルフォ:
『凶弾は既に放たれた――あなたが見た苛酷な未来はきっと避けられないモノ…』
シアン:
でも…希望はきっと、どこかにあるはず…
モルフォ:
『それは、もう既に持っていてあなたが気付いていないだけなのかもしれない』
シアン:
見落としているだけなのかもしれない
GV…なにか見つけたらわたしのところに来てね…
わたし、待ってるから…
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最終更新:2018年03月17日 20:57