磁界テキスト

Chapter:磁界

(ミッション詳細確認)

ジーノ:
今日の依頼は皇神(スメラギ)のデータバンク施設の襲撃だ
その施設には、皇神が研究してきた能力者の臨床データが保管されてるらしい
…もしかしたら、お前やシアンちゃんのデータもそこにあるかもな…

GV:
…能力者の研究データか…
もう二度と、ボクやシアンのような犠牲者を生み出させはしない…
OK、その依頼受けるよ

ジーノ:
助かった! オマエならそう言ってくれると思っていたぜ!

(Chapter:磁界)

電磁漂う情報の森で待ち構える武人(もののふ)
“欲深き磁界拳(マグネットグリード)”
それは蒼き雷霆に振り翳される欲にまみれし鋼の拳

(ミッションスタート)

ジーノ:
目標は最深部にあるメインサーバーだ
そこさえ破壊しちまえば、その施設はお終いっつーワケだな

GV:
了解…探ってみるよ

(リニアリフト)

GV:
こいつは…リニアリフトか

ジーノ:
電磁(リニア)ね…ってぇコトは雷撃鱗で引き寄せられるってコトだな
ビリビリ中学生の本領発揮だな!

GV:
…ビリビリ?
…確かにボクは中学生だけど…

(皇神のセキュリティ)

GV:
そういえば“破壊”って言ってたけど…データは持ち帰らなくてもいいの?

ジーノ:
皇神のセキュリティはどうせフェザーじゃ突破できねぇからな
壊しちまう方が手っ取り早ぇのさ

GV:
なるほどね…

(トゲで即死)

GV:
ここも雷撃鱗を使えば足場を引き寄せられるみたいだな…

ジーノ:
トゲには気をつけろよ! ま、即死じゃあねぇけどな

GV:
即死…? なんのこと?

ジーノ:
昔はそういうのもあったんだよ

(臨床データ)

遠方に見える膨大な数のデータサーバー――
このサーバーには世界中に点在する皇神関連の施設から…
ボクたち能力者の研究データを始めとする様々なデータが集められているらしい
その中には、ボクやシアンのデータだってあるのかもしれない
…皇神の実験体として造りだされたボクの過去――
その臨床データから、新たな被害者を生むようなことなど…あってはならない
悲しみの連鎖は…ボクが断ち切ってみせる…!

ジーノ:
…やる気はいいが、あんま気負いすぎんなよ、GV

GV:
わかっているよ…

(警報部屋)

GV:
…閉じ込められたか

ジーノ:
GV、天井を目指しな
怖らく警報装置(サイレン)があるはずだぜ
そいつを壊せばシャッターのロックが解除されるはずだ

(ゲートモノリス)

ジーノ:
無事、脱出できたようだな
ゲートモノリスを破壊して先に進もうぜ!

(エリアスタート)

ジーノ:
おっとGV、天井からものすげー磁力場が出てるぜ

GV:
雷撃鱗を使うと…天井に引き寄せられるようだね

ジーノ:
その仕掛けを利用して先に進めねぇか?
マグネットパワー!ってな

(ベルトコンベア)

ジーノ:
この下もトゲになってるみてーだな
落ちないよう慎重に行こうぜ

(防衛装置)

ジーノ:
おっと…こりゃまたやっかいな防衛装置だな

リニアリフトを上手く使えば弾を遮断できそうだな…

(パズルタイム)

ジーノ:
なんだこりゃ、まるでパズルだな…
パズルタイムの始まりってか?

GV:
……?

(死守)

ジーノ:
それにしても大層な警備だな

GV:
皇神はこの国の政界にすら影響を及ぼす大企業――
その機密データを保管するこの場所はなんとしても死守したいんだろうね

(昔のメディア)

ジーノ:
しかし…データバンクだっつーのにこんなに電磁場バリバリでいいのかねェ

GV:
…? どういう意味?

ジーノ:
…ああ、オマエはわかんねぇか…昔の記録媒体ってのは、磁力に弱かったんだよ
レトロコレクターなオレとしては、こんな場所にデータを保存していると思うと…
つい、な…

GV:
ジーノは何歳なのさ…

ジーノ:
オマエの2コ上…もぎたてフレッシュな16歳に決まってんだろ?

GV:
もぎ…?

ジーノ:
もぐもぐ!

(ゲートモノリス)

ジーノ:
ゲートモノリスだ! とっとと破壊しちまおうぜ

(ボス前)

ジーノ:
メインサーバーのある部屋はその先だ! ひと暴れ頼むぜ!

カレラ登場)

カレラ:
貴殿がガンヴォルトか

GV:
お前は…

カレラ:
小生は“磁界拳”のカレラ
この施設を託されし守人で候
小生は任務だの正義だの…ごたくを並べるつもりはござらん…
ただ、つわものと名高き貴殿との戦い…心待ちにしていた…
さあ、参られいッ!!
貴殿の雷、我が磁力の拳でひねり潰さんッ!!

(カレラ戦闘開始)

ジーノ:
なんだァ? 戦闘狂か…?
また濃いのが出てきたもんだな

GV:
付き合うつもりはないが…抵抗するというのなら
ボクは手加減しない…!

カレラ:
もとより手加減無用ッ!!
本気の貴殿と戦えぬのでは武人として、何の意義もござらん!!
“蒼き雷霆”と称された貴殿の第七波動…その本気を
小生に見せてみよッ!!

GV:
お望みどおり見せてやる…お前を倒すことで!

カレラ:
ぬははははッ! 気持ちの良い返答、実によきかなッ!!
第七波動のぶつかりあい!!
血わき肉踊るとはこのことでござったか…!
こんなキモチ…初めてでござる…
まったくもってときめくで候ッ!!

…この男はイカレているのか…?
今まで経験したことのない…悪意の無い、純粋な戦意のかたまり…
目的のない、暴力――!

カレラ:
能力者としての生を受けはや十八年…
貴殿のようなつわものと出遭えようとは天皇神の面接を受けた甲斐があったッ!
小生が欲するは、さらなる力ッ!!
力とは、より強き力を乗り越え…ほふることでこそ磨かれるッ!
さあ、ガンヴォルト!小生にさらなる闘争を!
苦境を! 勝利を!! 力をッ!!! 小生にあたえよッ!!

GV:
ただの自己満足に…ボクを巻き込むな!
お前の求める力には…何の意味も…中身もない!

カレラ:
力!! それそのものが…
小生の存在意義…そして! 男子の本懐で候ッ!!

GV:
虚しいヤツめ…その虚無、ボクが終わらせる…!
迸れ! 蒼き雷霆よ(アームドブルー)!!
空虚なる拳を打ち砕け!!

(カレラ撃破)

GV:
…後はこの部屋のデータを…うん?

どうやら――今の戦闘で、この部屋に保存されていたデータは破壊されたようだ…

GV:
破壊する手間が省けたな…

ジーノ:
お? なら、後は脱出するだけだな!

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年10月06日 13:21