基本情報
涼宮ハルヒシリーズ第9巻。2007年4月1日初版発行。



表紙
- 通常カバー…涼宮ハルヒ
- 付け替えカバー…涼宮ハルヒ
- 期間限定パノラマカバー…周防九曜、佐々木
タイトル色
- 通常カバー…赤
- 付け替えカバー…ピンク
- 期間限定パノラマカバー…ピンク
その他
- 本編…290ページ
- 形式…長編・上中下巻(第10巻『驚愕(前)』は中巻、第11巻『驚愕(後)』は下巻にあたる)
目次
- プロローグ…P.5
- 第一章…P.101
- 第二章…P.155
- 第三章…P.219
裏表紙のあらすじ
桜の花咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。
だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれてるんだろうな。
顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。
そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。大人気シリーズ第9弾!
だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれてるんだろうな。
顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。
そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。大人気シリーズ第9弾!
出版社からのあらすじ
春の訪れと共にSOS団全員が無事進級できたことは、何事もありすぎた一年間を振り返ってみると感慨深いとしか言いようがないのだが、
俺は思ってもみなかったよ。春休みの些細な出会いがあんな事件になろうとはね。
俺は思ってもみなかったよ。春休みの些細な出会いがあんな事件になろうとはね。
内容
P.295に『涼宮ハルヒの驚愕』に続くとあるため、シリーズ初の上下巻構成。今まで溜められた伏線が一気に回収され、新キャラが登場。波乱の新展開を迎える。
この巻ではキョンの中学時代の友人、「機関」の敵対組織代表者、みくるを敵対視する未来人、情報統合思念体とは違う広域帯宇宙存在によって作られた宇宙人が登場。
この巻ではキョンの中学時代の友人、「機関」の敵対組織代表者、みくるを敵対視する未来人、情報統合思念体とは違う広域帯宇宙存在によって作られた宇宙人が登場。
※ネタバレ記述あり
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あらすじ
※ネタバレ記述があるので、原作未読の場合は注意。
「プロローグ」
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「第一章」
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「第二章」
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「第三章」
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挿絵
口絵
挿絵
「プロローグ」
「第一章」
「第二章」
「第三章」
登場人物
後に繋がる伏線
「第二章」(伏線)
- 『α』ルート・電話相手の謎の少女の正体 ⇒第10巻『驚愕(前)』にて回収
- 『β』ルート・藤原の目的 ⇒第11巻『驚愕(後)』にて回収
- 『β』ルート・佐々木&藤原の話の内容 ⇒第10巻『驚愕(前)』にて回収
「第三章」(伏線)
- 『β』ルート・キョンの中学時代の夢の内容 ⇒未回収
- 『β』ルート・天蓋領域(九曜)の目的 ⇒第10巻『驚愕(前)』、第11巻『驚愕(後)』にて回収
この巻にて回収した伏線
「プロローグ」(回収した伏線)
- 国木田曰く「変な女」、中河曰く「奇妙な女」、古泉曰く「中学時代に仲良くしていた女子」という人物 ⇒佐々木
「第一章」(回収した伏線)
- 第5巻『暴走』収録の「雪山症候群」にて、SOS団を異空間に閉じ込めた犯人 ⇒周防九曜
「第二章」(回収した伏線)
- 『β』ルート・第7巻『陰謀』にて、敵対組織の登場・目的 ⇒「機関」の敵対組織は、佐々木にハルヒの持つ能力を移植すること
刊行順
<第8巻『涼宮ハルヒの憤慨』|第10巻『涼宮ハルヒの驚愕(前)』>
その他
余談だが、この巻からいとうのいぢの口絵・挿絵のクオリティが一気に上がっている。