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登場作品
- 第7巻『涼宮ハルヒの陰謀』
- 第9巻『涼宮ハルヒの分裂』
- 第10巻『涼宮ハルヒの驚愕(前)』
- 第11巻『涼宮ハルヒの驚愕(後)』
基本情報
初登場は第7巻『陰謀』。その後、第9巻『分裂』にて再登場し、この時初めて名前が判明する(それまでは「誘拐少女」の仮称だった)。
第7巻『陰謀』にて、みくる(みちる)を誘拐した犯人の一人だが、本人は別の形で対面する予定があったらしく、この計画には反対の様子を見せていた【1】。
第7巻『陰謀』にて、みくる(みちる)を誘拐した犯人の一人だが、本人は別の形で対面する予定があったらしく、この計画には反対の様子を見せていた【1】。
性格・容姿
一人称は「あたし」。ハルヒらと同じ10代後半の少女で、髪型は栗色のツインテール。
キョンに刺々しい態度をとられるも、フレンドリーで明るい口調を用いる。
キョンに刺々しい態度をとられるも、フレンドリーで明るい口調を用いる。
純粋で素直な性格【2】。また、気立てがよく【3】、自分の気持ちを表に出したり表情豊かであるなど、愛嬌が良い反面、森園生の卒倒しそうな表情を向けられても
平常心を失わないなど、その性格とは裏腹に冷静でクールな一面も。
平常心を失わないなど、その性格とは裏腹に冷静でクールな一面も。
可憐な容姿で、キョン曰く「笑顔には可愛げの成分がたっぷり振りかけられている」。黄色をベースとした服装。
年齢は明記されていないが、どこかの高校に通っているらしい【4】。
年齢は明記されていないが、どこかの高校に通っているらしい【4】。
正体
古泉と対を成す超能力者であり、「機関」の敵対組織の幹部。
『憂鬱』の時点より3年前、前触れも無しに突然、自身に何かの力が宿ったことに気づき、自らの能力は佐々木に授けられたものだと認識している。
だが、なぜ自分に力が与えられたのかは解らないらしい【5】。
『憂鬱』の時点より3年前、前触れも無しに突然、自身に何かの力が宿ったことに気づき、自らの能力は佐々木に授けられたものだと認識している。
だが、なぜ自分に力が与えられたのかは解らないらしい【5】。
佐々木を捜している時に自分と同じ能力者と出会い、仲間とともに「機関」の敵対組織を作り上げる。
神的存在に相応しいのは佐々木だと主張しており、キョンを佐々木の閉鎖空間に案内する。また、佐々木の心理状況に詳しく、彼女は世界を壊そうとは
考えていないとキョンに伝えた。
神的存在に相応しいのは佐々木だと主張しており、キョンを佐々木の閉鎖空間に案内する。また、佐々木の心理状況に詳しく、彼女は世界を壊そうとは
考えていないとキョンに伝えた。
アイデンティティの崩壊を食い止めるために宇宙人、未来人、超能力者のメンバーを集めるが、佐々木を含め、他のメンバー(九曜、藤原)からの
協力は殆ど無いため、空回り気味である。
協力は殆ど無いため、空回り気味である。
特殊属性を持っている人物の中では割と常識人であり、常識的な会話をする。今までにない、新鮮味溢れるキャラクターである【6】。
藤原と九曜の計画に全くついていけず、オロオロとしていた。
そして、藤原の計画が頓挫した後、古泉とは番号とアドレスを交換し、最初のメールは「手を引いた」というメールだった。
そして、藤原の計画が頓挫した後、古泉とは番号とアドレスを交換し、最初のメールは「手を引いた」というメールだった。
彼女は、自身に与えられた運命と立場に対する悲観的な部分という面を全く見せようとしなかったのだが、第10巻『驚愕(前)』β-8にて、
「自分で自分を超能力者と言いたくない」、佐々木に対し「この件とは無関係で、佐々木とは友達でいたい」などといった言葉を発した。
「自分で自分を超能力者と言いたくない」、佐々木に対し「この件とは無関係で、佐々木とは友達でいたい」などといった言葉を発した。
能力
古泉と同種の能力を持っており、非常によく似ているが異なる。
また、彼女は何の為に能力を与えられたのか、これ以外の能力はあるのかなど、具体的な描写が今のところ無いため、謎が多い。
また、彼女は何の為に能力を与えられたのか、これ以外の能力はあるのかなど、具体的な描写が今のところ無いため、謎が多い。
超能力
佐々木の作る閉鎖空間へ侵入できる能力を持つ。だが、古泉の超能力とかなり異なる。
目を閉じて手を出し、閉鎖空間へと移動する点は同じだが、侵入の際は精神のみを移動させるため、現実世界には本体が残る。
目を閉じて手を出し、閉鎖空間へと移動する点は同じだが、侵入の際は精神のみを移動させるため、現実世界には本体が残る。
しかし、第11巻『驚愕(後)』にて、目を閉じて手を出す行為をせずに周囲の人間を強制的に閉鎖空間へと移動させることができたり、
更には古泉の超能力と同じく、現実世界から消失して閉鎖空間へと移動することも可能ということが明らかになった。
更には古泉の超能力と同じく、現実世界から消失して閉鎖空間へと移動することも可能ということが明らかになった。
佐々木の閉鎖空間には神人が出現しないため、攻撃能力があるかは不明。ハルヒの閉鎖空間への侵入は不可。
なお、佐々木の閉鎖空間は期間限定の箱庭でなく、3年前よりずっと発生しているため、能力は常に使用可能。
なお、佐々木の閉鎖空間は期間限定の箱庭でなく、3年前よりずっと発生しているため、能力は常に使用可能。
その他(対極関係者)
脚注
- 第9巻『分裂』167(β-2)、170頁(α-2)より。古泉曰く「未来人に余計な知恵を吹きこまれたのかもしれない」。
- 第7巻『陰謀』にて起きた朝比奈みちる誘拐事件について、本人は藤原にうまく乗せられて行動していたため、本来の性格は素直さと純粋さを兼ね備えていることが分かる。
- 第9巻『分裂』160頁(β-1)より。佐々木は「なかなか気のいいお嬢さん」と評している。
- 第9巻『分裂』160頁(β-1)にて、佐々木に高校の話をしたというくだりがある。
- 本人曰く「解ったのは、こうなったのは自分だけでなく他にも仲間がいることと、原因が一人の人間(佐々木)にあること」。
- キョン曰く「くすり、と笑う満足げな顔は、普通に女子高生のもの」。古泉曰く「まだ話の通じるほう」。
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