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基本情報
全作品を通しての語り手でありツッコミ役も兼ねる、ハルヒ絡みの厄介ごとを背負い込む苦労人。
家族構成は両親と妹。
家族構成は両親と妹。
古今東西の故事や歴史、宗教から映画、文学、様々な人物の言動や科学分野の専門用語などをたびたび引用・暗喩・婉曲表現する衒学家ではあるが、
SOS団内で学業の成績は一番(唯一)悪く、定期試験の結果は赤点ギリギリである。
過去に女性と付き合った経験はない(と自覚している)。
硬派というわけではなく、みくるに対しては「付き合いたい」ともらしたこともあり、みくるにデートに誘われた際には大喜びしていた【1】。
SOS団内で学業の成績は一番(唯一)悪く、定期試験の結果は赤点ギリギリである。
過去に女性と付き合った経験はない(と自覚している)。
硬派というわけではなく、みくるに対しては「付き合いたい」ともらしたこともあり、みくるにデートに誘われた際には大喜びしていた【1】。
幼少時代にドブに落ちて3針縫ったという過去があり、傷跡も残っているらしい【2】。
また、季節で一番好きな季節は夏のようで、冬は大の苦手であるとのこと。自称「夏の暑さとセミの喧噪をこよなく愛する男」【3】。
また、季節で一番好きな季節は夏のようで、冬は大の苦手であるとのこと。自称「夏の暑さとセミの喧噪をこよなく愛する男」【3】。
当初はSOS団の中でも一般人として傍観者の立場を決め込んでいたが、
第4巻『消失』の事件で世界が超常現象とは無縁の平凡な日常に変わってしまったことで、自分がSOS団として活動する非日常な世界を
楽しんでいたことに気づき、そのことを受け入れた。
上記第4巻『消失』の一件以来、事件が起きるたびに長門に任せてばかりだった姿勢を反省した他、鶴屋さんやハルヒに指摘されるほど、長門を目で追うなど気に掛ける様子が増えた。
佐々木とは中学3年次に初めて同じクラスになり、1年間という短い期間であったが友人関係にある。第9巻『分裂』にて再会した。
第4巻『消失』の事件で世界が超常現象とは無縁の平凡な日常に変わってしまったことで、自分がSOS団として活動する非日常な世界を
楽しんでいたことに気づき、そのことを受け入れた。
上記第4巻『消失』の一件以来、事件が起きるたびに長門に任せてばかりだった姿勢を反省した他、鶴屋さんやハルヒに指摘されるほど、長門を目で追うなど気に掛ける様子が増えた。
佐々木とは中学3年次に初めて同じクラスになり、1年間という短い期間であったが友人関係にある。第9巻『分裂』にて再会した。
第10巻『驚愕(前)』では、学校帰りにハルヒらと別れた後はうら寂しい気持ちになったり、SOS団の面々と一緒にいるのが知らないうちにオーソドックスモードに
なっているなど、非日常な世界を楽しんでいることを第4巻『消失』時よりさらに強く意識するようになる。
ハルヒの行動に対しても、当初はあくまでストッパーとしてのスタンスであり、悪態を吐く事が多かったが、『分裂』以降は彼女の在り方をほぼ全面的に肯定しており、それ以上の個人的感情を抱いている事も匂わせているが、明言を避けている。(当人曰く、認めた瞬間にその後の人生が決まってしまうらしい)
なっているなど、非日常な世界を楽しんでいることを第4巻『消失』時よりさらに強く意識するようになる。
ハルヒの行動に対しても、当初はあくまでストッパーとしてのスタンスであり、悪態を吐く事が多かったが、『分裂』以降は彼女の在り方をほぼ全面的に肯定しており、それ以上の個人的感情を抱いている事も匂わせているが、明言を避けている。(当人曰く、認めた瞬間にその後の人生が決まってしまうらしい)
性格・容姿
一人称は「俺」。身長170cm。
理屈っぽくよく愚痴をこぼすが人付き合いは良くお人好しで、慎ましく生きようとする常識人。
良くも悪くも平凡であり、本質的には温厚ではある【5】が限度を超えた自己中心な行動をするハルヒに堪忍袋の緒を切らしたり、長門を処分しようとした情報統合思念体に
啖呵を切る熱い一面や、時に優れた洞察力や行動力を発揮する。また、危機的状況に陥っても冷静でいられる一面もある。
啖呵を切る熱い一面や、時に優れた洞察力や行動力を発揮する。また、危機的状況に陥っても冷静でいられる一面もある。
愛称
愛称は「キョン」だが、これはあだ名で、彼の叔母が彼の本名をもじって呼び、それを彼の妹が広めたものである。本名は作中で一度も呼ばれたことがないため不明。
なお、本人はあだ名で呼ばれることを快く思ってはいない。
なお、本人はあだ名で呼ばれることを快く思ってはいない。
各組織の見方
「機関」の調査によれば、間違いなくどこにでもいる普通の人間とのことだが、ハルヒに選ばれた人間としてまたハルヒを動かす切り札として、
涼宮ハルヒを取り巻く各組織からは「鍵」として重要視されている。
事実、SOS団内でもハルヒに対して面と向かって叱責できる人間はキョンだけで、他のメンバーはそのような行動を取らない。
涼宮ハルヒを取り巻く各組織からは「鍵」として重要視されている。
事実、SOS団内でもハルヒに対して面と向かって叱責できる人間はキョンだけで、他のメンバーはそのような行動を取らない。
その他
ジョン・スミス
第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」および以降の巻において、3年前の七夕の夜に時間遡行したキョンが、
当時中学1年生のハルヒに対して名乗った偽名。この時のハルヒとジョン・スミスの出会いがSOS団結成の遠因となっている。
ハルヒは「ジョン・スミス=キョン」という事実に気づいていないが、初めてキョンと会話が成立した際に、以前会ったことを疑うような発言をしている。
当時中学1年生のハルヒに対して名乗った偽名。この時のハルヒとジョン・スミスの出会いがSOS団結成の遠因となっている。
ハルヒは「ジョン・スミス=キョン」という事実に気づいていないが、初めてキョンと会話が成立した際に、以前会ったことを疑うような発言をしている。
第4巻『消失』において、キョンは改変された世界のハルヒに対してこの名前を使用し、世界を修復するチャンスを得た。
以後この名前は、ハルヒの力を目覚めさせる切り札として封印している。
以後この名前は、ハルヒの力を目覚めさせる切り札として封印している。
戦士キョン

ゲーム『戸惑』にて作成したゲーム「SOS団 QUEST 勇者と導かれし従者」の主人公。全身を鎧で覆い、剣を武器とする。
最初から登場しているのだが、実際に絵として登場するのはゲームの最後。
魔王を倒した後は超勇者ハルヒによって従者にされ「従者キョン」と呼ばれるようになるが、本人は従者で呼ばれるのを快く思っていない。
キョン(スーパーSOS大戦)


ゲーム『戸惑』にて作成したゲームの一つ「スーパーSOS大戦 -地球が情報操作される日-」にて登場する。
朝倉の手によって異空間へと閉じ込められるが、後に助けに来たSOS団のメンバーとともに朝倉を倒す。
偽キョン

ゲーム『直列』のEpisode5「誰も寝てはならない」にて、昇降口にある鏡から登場。
性格はオリジナルとは正反対であり、自我を持たない。また、鏡から登場したため制服のポケットの位置も反対になっており、目つきも怖くなっている。
脚注
- 第6巻『動揺』収録の「朝比奈みくるの憂鬱」。
- 第1巻『憂鬱』166頁より。
- 第5巻『暴走』収録の「雪山症候群」268~269頁より。ちなみに、作者の谷川も好きな季節は夏である。
- 第10巻『驚愕』(β-7)より。