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なゆたさんが、グローランサではイェルム近づけば近づくほど熱くなるはずなので、平地より高原の方が暑いとおっしゃってましたが、高原は中空、すなわちオーランスの領域のため、涼しいのではないでしょうか?
わはは(笑)。
あんなのはヨタ話なのでどっちでもいいんですが、どっかほかのところで読んだような気もしてきました。
ただ、ルーン論だけで片付けるならば、オーランスには闇属性はついていないので、温度には無関係の神ではないかと。
まあ、メジャーでもマイナーでもなく、適量の冷たいルーンがはいっている可能性は高いですけど。
グローランサで温度を規定できるのって、火か闇のルーンだけですよね?ちがうかも(笑)。
陽の天蓋付近は「熱なき光」の領域で温度は持たない。
ついでに、嵐のルーンも無いので空気もない、と。
ということは、その辺りにある物体は、真空宇宙に浮かぶ人工衛星と同じで、太陽の放射熱を浴びている部分は猛烈な熱さで、影の部分は凍てつく寒さ。
こうにちがいない(笑
私、LoS を立ち上げて、初めて新しい文章を書いたときに気象について書きました。というのも、知らないところの文明などを考察するときには気象条件から考察するのがもっとも妥当だと思うから。例えば、
…ぐ、空気の密度なんて言ってしまうと、高原の方が空気が濃くて暖かい、なんてことになりかねない。
とりあえず、大地より中空の方が涼しくないと、大気循環が起きず、他の点を説明するのが大変なので、何とかこの点だけはルーンで説明しないと!
たとえば、ルーン論に照らせば、この疑問がすでに間違っているわけで。
なんで温度の差で対流がおこらないといけないの(笑)。
風はオーランスが起こすのであって、イエルムの熱が起こすわけではないし。「風はオーランス(および類似の神)の思うままに、勝手に吹く」のでしょう。
で、別に温度差で対流がおこるとしても、なんで熱い空気は上へ上がるの?グローランサでは下へさがってもいいじゃん(爆)。
なにか法則があるとすれば、「風は寒い地よりも暖かい地を好む」みたいな神話をつくらないと。
と、いうように考えていくと、この世のものとは思えぬ世界ができあがります。
もちろんこんなのは「ゲームアビリティ上」認めにくいので私も一般的な物理法則に沿うように適当に理屈をつけますが、魔術というものがある以上、すでにどこまで物理法則を適用してどこまでルーンで処理するかは境界のあいまいなものだと思います。
だから「歴史上」とか「気象条件が社会を」という話はも、グローランサを考える上では、まゆにひとつばぬってから考えたほうがよいのでは。
この匙加減が、「それぞれのグローランサ」かな、と。
▼ なゆたさん
多くの伝説やファンタジーが、現実のパロディーにしか過ぎなくて、人間の想像力の貧困と世界の不思議を証明する道具に成り下がっていますね。
ラブクラフト関連の人が顕微鏡をのぞいて、自分にはこんな怪物は描けない、と嘆いたとか。
何度も言ってますが、氷河地帯にあんなに近いロスカルムがあんなに富裕なんて信じられません。水の凝固点が高い、といって自分を慰めています。
ですが、この卑小な常識人はある位置を占めるようになったみたいです。Zeb さんとのメール対談中、次のような語句が…
巨大な架空世界という大きなウソを成立させるためには、ささやかな本物っぽいウソを無数に積み重ねていく努力が必要なわけで、そのために、Efe氏がやられているように地球上の諸現象を引用し、積み重ねてグロランサ世界のリアリティをより濃厚にしてゆくのは素晴らしい仕事だと思いますよ。
なゆ氏はルーンシステムに基づいたセンス・オブ・ワンダーの追及に重きをおいていて、それも実に魅力的ではあるが、当然それだけで世界のリアリティを醸成するのは困難というか無理です。
リアリティは架空世界にとって致命的な要素です。
つーわけでよい仕事を期待してます(笑 がむばってください。
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■ 31 名前: Efendi :2002/08/29 22:31:44
高原は過ごしやすい?なゆたさんが、グローランサではイェルム近づけば近づくほど熱くなるはずなので、平地より高原の方が暑いとおっしゃってましたが、高原は中空、すなわちオーランスの領域のため、涼しいのではないでしょうか?
■ 32 名前: なゆた :2002/08/29 22:49:14
オーランスって涼しいの?なゆたさんが、グローランサではイェルム近づけば近づくほど熱くなるはずなので、平地より高原の方が暑いとおっしゃってましたが、高原は中空、すなわちオーランスの領域のため、涼しいのではないでしょうか?
わはは(笑)。
あんなのはヨタ話なのでどっちでもいいんですが、どっかほかのところで読んだような気もしてきました。
ただ、ルーン論だけで片付けるならば、オーランスには闇属性はついていないので、温度には無関係の神ではないかと。
まあ、メジャーでもマイナーでもなく、適量の冷たいルーンがはいっている可能性は高いですけど。
グローランサで温度を規定できるのって、火か闇のルーンだけですよね?ちがうかも(笑)。
■ 33 名前: ののの :2002/08/29 22:58:59
Re:オーランスって涼しいの?陽の天蓋付近は「熱なき光」の領域で温度は持たない。
ついでに、嵐のルーンも無いので空気もない、と。
ということは、その辺りにある物体は、真空宇宙に浮かぶ人工衛星と同じで、太陽の放射熱を浴びている部分は猛烈な熱さで、影の部分は凍てつく寒さ。
こうにちがいない(笑
■ 34 名前: Efendi :2002/08/29 23:37:23
気象問題を侮るなかれあんなのはヨタ話なのでどっちでもいいんですが、どっかほかのところで読んだような気もしてきました。よくない。大気循環は気象の一大条件だから。
私、LoS を立ち上げて、初めて新しい文章を書いたときに気象について書きました。というのも、知らないところの文明などを考察するときには気象条件から考察するのがもっとも妥当だと思うから。例えば、
といった感じで。(内容は、いま Zeb さんと討論している新グローランサ造船史)
この東方の海域の気象を考察するに、トガロ洋から発しマガスタの渦に流れ込むセレラザム海流はテレオスにぶつかって、一部はヴォルメイン方向へ流れていき、南から北への航海は比較的容易に思われる。一方、東方諸島からパマールテラに向かうには、風も海流も南からであり、唯一闇の季に吹く東風、「ヴィゼラの風」を利用しない限り、航海は容易ではない。ジェナーテラとの関係で言えば、偏西風とカハール海を廻る還流は西からであり、クラロレラやテシュノスからヴォルメインに達するのは容易である。
このように、気象条件からすると南北の物資は自然とヴォルメインに集積することになる。東方諸島の民はこの物資の流れを何とか自分たちの国へと引き寄せるため、航海技術を磨いて新たな航路を開拓し、港湾設備を整え、あるいはヴォルメインに向かう商船を襲撃する、といった主体的な行動に出たように思われる。そのような主体的な行動が、モカトウのような世界的な交易都市を繁栄させる一方で、ウェアタグ人の憎悪を買うことになったのであろう。718年のタニアンの勝利戦争が起こる少し前、モカトウ帝国とヴォルメインを支援するウェアタグ人との間で戦争となった。結局、ウェタグ人がタニアンの勝利戦争でジルステラ人によって打ちのめされ、大洋は東西でジルステラ人とモカトウ人によって分割されることとなった。
ただ、ルーン論だけで片付けるならば、オーランスには闇属性はついていないので、温度には無関係の神ではないかと。間違いなく湿度には関係していますね。熱伝導の点から言えば、空気の密度も。
…ぐ、空気の密度なんて言ってしまうと、高原の方が空気が濃くて暖かい、なんてことになりかねない。
とりあえず、大地より中空の方が涼しくないと、大気循環が起きず、他の点を説明するのが大変なので、何とかこの点だけはルーンで説明しないと!
■ 35 名前: なゆた :2002/08/29 23:58:27
侮っているわけではなく(笑)とりあえず、大地より中空の方が涼しくないと、大気循環が起きず、他の点を説明するのが大変なので、何とかこの点だけはルーンで説明しないと!いや、だから、ルーン論で片付けていくと、世界はEfendiさんの(わたしもだけど)想像の及ばないものになっていくので、まあ適度に(笑)。
たとえば、ルーン論に照らせば、この疑問がすでに間違っているわけで。
なんで温度の差で対流がおこらないといけないの(笑)。
風はオーランスが起こすのであって、イエルムの熱が起こすわけではないし。「風はオーランス(および類似の神)の思うままに、勝手に吹く」のでしょう。
で、別に温度差で対流がおこるとしても、なんで熱い空気は上へ上がるの?グローランサでは下へさがってもいいじゃん(爆)。
なにか法則があるとすれば、「風は寒い地よりも暖かい地を好む」みたいな神話をつくらないと。
と、いうように考えていくと、この世のものとは思えぬ世界ができあがります。
もちろんこんなのは「ゲームアビリティ上」認めにくいので私も一般的な物理法則に沿うように適当に理屈をつけますが、魔術というものがある以上、すでにどこまで物理法則を適用してどこまでルーンで処理するかは境界のあいまいなものだと思います。
だから「歴史上」とか「気象条件が社会を」という話はも、グローランサを考える上では、まゆにひとつばぬってから考えたほうがよいのでは。
この匙加減が、「それぞれのグローランサ」かな、と。
■ 36 名前: Efendi :2002/08/30 00:49:06
神知者の使徒、あらわる▼ なゆたさん
たとえば、ルーン論に照らせば、この疑問がすでに間違っているわけで。その通り。参りました。
なんで温度の差で対流がおこらないといけないの(笑)。
風はオーランスが起こすのであって、イエルムの熱が起こすわけではないし。「風はオーランス(および類似の神)の思うままに、勝手に吹く」のでしょう。
で、別に温度差で対流がおこるとしても、なんで熱い空気は上へ上がるの?グローランサでは下へさがってもいいじゃん(爆)。
多くの伝説やファンタジーが、現実のパロディーにしか過ぎなくて、人間の想像力の貧困と世界の不思議を証明する道具に成り下がっていますね。
ラブクラフト関連の人が顕微鏡をのぞいて、自分にはこんな怪物は描けない、と嘆いたとか。
魔術というものがある以上、すでにどこまで物理法則を適用してどこまでルーンで処理するかは境界のあいまいなものだと思います。何と言うか、常識世界に縛られた卑小な自分を守るお守りみたいなものですね、合理的説明というものは。
だから「歴史上」とか「気象条件が社会を」という話はも、グローランサを考える上では、まゆにひとつばぬってから考えたほうがよいのでは。
何度も言ってますが、氷河地帯にあんなに近いロスカルムがあんなに富裕なんて信じられません。水の凝固点が高い、といって自分を慰めています。
ですが、この卑小な常識人はある位置を占めるようになったみたいです。Zeb さんとのメール対談中、次のような語句が…
でもケルト人は負けましたよ。(全部カエサルの天才のおかげにするのは私の役でEfendi殿の方の役目じゃないような(笑))くくっ、私は日本における神知者の使徒。これからも、テクノロジーと自然法則を奉っていくぞ。
■ 37 名前: ののの :2002/08/30 02:35:52
リアリティという観点からなんすけど、何と言うか、常識世界に縛られた卑小な自分を守るお守りみたいなものですね、合理的説明というものは。いやいや、ちょっとまってください。
巨大な架空世界という大きなウソを成立させるためには、ささやかな本物っぽいウソを無数に積み重ねていく努力が必要なわけで、そのために、Efe氏がやられているように地球上の諸現象を引用し、積み重ねてグロランサ世界のリアリティをより濃厚にしてゆくのは素晴らしい仕事だと思いますよ。
なゆ氏はルーンシステムに基づいたセンス・オブ・ワンダーの追及に重きをおいていて、それも実に魅力的ではあるが、当然それだけで世界のリアリティを醸成するのは困難というか無理です。
リアリティは架空世界にとって致命的な要素です。
つーわけでよい仕事を期待してます(笑 がむばってください。