平安京の街並みより少し離れた自然の混ざった林道。
西洋の騎士を彷彿とさせる装束に身を包む、前髪が瞳を覆う一人の青年。
禍々しいオーラを醸しだす姿は、不気味さ漂う平安京では一際目立つ。
名前はダーク王子。名前ではないのではないかと思うが本当にそういう名前だ。
魔王軍幹部が一人、異界召喚士によって造られた王子を模した存在になる。
西洋の騎士を彷彿とさせる装束に身を包む、前髪が瞳を覆う一人の青年。
禍々しいオーラを醸しだす姿は、不気味さ漂う平安京では一際目立つ。
名前はダーク王子。名前ではないのではないかと思うが本当にそういう名前だ。
魔王軍幹部が一人、異界召喚士によって造られた王子を模した存在になる。
「ハイドース……の仕業ではなさそうだな。」
冥界の亜神と呼ばれる存在の介入により、
眠っていた彼は封印状態から目覚めざるを得なくなった。
魔王ガリウスの影も倒し、落ち着いたところでこの状況。
戻る世界を間違えたのではないかと思えて来るほどだ。
眠っていた彼は封印状態から目覚めざるを得なくなった。
魔王ガリウスの影も倒し、落ち着いたところでこの状況。
戻る世界を間違えたのではないかと思えて来るほどだ。
あの場には生みの親たる異界召喚士もいた。
数多くの異世界に理解のある彼が二度目の死に際に、
何かやらかした末の状況、と考えてもおかしくはない。
この手の事故はよくあることだ。『オリジナルの方では』と注釈が付くが。
あくまで風の噂でしか聞いたことはないがその旅路は波乱万丈なのはわかる。
色んな世界とも通じた経験があるのならば、自分もその経験の一つもするだろう。
数多くの異世界に理解のある彼が二度目の死に際に、
何かやらかした末の状況、と考えてもおかしくはない。
この手の事故はよくあることだ。『オリジナルの方では』と注釈が付くが。
あくまで風の噂でしか聞いたことはないがその旅路は波乱万丈なのはわかる。
色んな世界とも通じた経験があるのならば、自分もその経験の一つもするだろう。
「気に入らんな。」
ダーク王子は言うなれば魔王軍の尖兵の類に過ぎなかった。
だが王子を模したからか、具体的な理由は不明だが魔界にも叛逆し、
一度はあり得ない奇跡を起こし、オリジナルを下し勝利をもぎ取った存在だ。
だから彼は言いなりにはならない。自分の道は自分で往く。それが王なのだから。
だが王子を模したからか、具体的な理由は不明だが魔界にも叛逆し、
一度はあり得ない奇跡を起こし、オリジナルを下し勝利をもぎ取った存在だ。
だから彼は言いなりにはならない。自分の道は自分で往く。それが王なのだから。
「さて、隠れてるのも程々に出てきてもらおうか。
不意打ちを好むなら別に構わないぞ。王を闇討ちするのは至極まっとうだ。」
不意打ちを好むなら別に構わないぞ。王を闇討ちするのは至極まっとうだ。」
「ウ……」
図星と言わんばかりの声と共に、
木陰から姿を見せる、子供に近い背丈の存在。
相手は一般的な見識を持つ人間からすれば、
所謂ロボットと言う認識が一番近い姿だろう。
十字傷が刻まれた橙色の桃形兜を被る、というよりは融合した状態で、
人型に近い所謂機械人形。傀儡使いの人形を彷彿とさせる。
(彼のいた世界における傀儡使いは基本的に機械人形と共に戦う者を指す。)
木陰から姿を見せる、子供に近い背丈の存在。
相手は一般的な見識を持つ人間からすれば、
所謂ロボットと言う認識が一番近い姿だろう。
十字傷が刻まれた橙色の桃形兜を被る、というよりは融合した状態で、
人型に近い所謂機械人形。傀儡使いの人形を彷彿とさせる。
(彼のいた世界における傀儡使いは基本的に機械人形と共に戦う者を指す。)
(臣下が言ってたカブトに似てなくはないな。)
ハイドースを追う行軍中、
臣下達に眠ってる間世界のことをいくつか聞いた。
天界での戦い、亜神との邂逅と言った相も変らぬ千年戦争を超えた戦い。
オリジナルは自分を飽きさせることはない大きな戦いばかりに首を突っ込む。
だからこそ好敵手に相応しい。『戦友』と呼ぶには足りえないが。
その話の中で、異界の九尾がやってきたという話も聞いた。
九尾が連れてきた軍勢には、このような兜の軍勢もいたとか。
無論、また聞きなので具体的な姿については知らない。
臣下達に眠ってる間世界のことをいくつか聞いた。
天界での戦い、亜神との邂逅と言った相も変らぬ千年戦争を超えた戦い。
オリジナルは自分を飽きさせることはない大きな戦いばかりに首を突っ込む。
だからこそ好敵手に相応しい。『戦友』と呼ぶには足りえないが。
その話の中で、異界の九尾がやってきたという話も聞いた。
九尾が連れてきた軍勢には、このような兜の軍勢もいたとか。
無論、また聞きなので具体的な姿については知らない。
(マ、マズイ。コノ男ハ強イ。殿ニ匹敵スルカ?)
この謎の存在、その世界では彼らは『兜』と呼ばれる。
彼が聞いた九尾のいた世界に蔓延る、人類の敵たる兜の一体。
兜にも様々な個体が存在するがこの兜は所謂『桃形兜』。
場合によっては村人でも処理できる程度の強さしかない。
言ってしまえば足軽、雑兵……そんな程度の強さだ。
数だけは無数にいるため、よく見かける存在になる。
勝ち目は万に一つもないと思うべきだろう。
彼が聞いた九尾のいた世界に蔓延る、人類の敵たる兜の一体。
兜にも様々な個体が存在するがこの兜は所謂『桃形兜』。
場合によっては村人でも処理できる程度の強さしかない。
言ってしまえば足軽、雑兵……そんな程度の強さだ。
数だけは無数にいるため、よく見かける存在になる。
勝ち目は万に一つもないと思うべきだろう。
(ケドコンナトコロデ怯エル奴ガ、殿ヲ倒セルワケガナイ!)
だがそれで諦めるわけにはいかない理由がある。
この桃形兜は前田利家の魂が宿った大型兜に仕えた兜。
前田利家に槍を託され、今も生きながらえてる存在。
仇敵たる殿を討つまでは死ぬつもりなく、得物を構える。
誰がどう見ても青い物干しざおで利家の槍どころか、
自分が捨てた槍にも劣るナマクラ以前の代物だ。
それでも、槍を受け継いだだけあって槍術は磨いている。
この桃形兜は前田利家の魂が宿った大型兜に仕えた兜。
前田利家に槍を託され、今も生きながらえてる存在。
仇敵たる殿を討つまでは死ぬつもりなく、得物を構える。
誰がどう見ても青い物干しざおで利家の槍どころか、
自分が捨てた槍にも劣るナマクラ以前の代物だ。
それでも、槍を受け継いだだけあって槍術は磨いている。
「瞳こそ見えないが強い意志を感じるな。
此処で死合うには惜しい。俺と来る気はないか?」
此処で死合うには惜しい。俺と来る気はないか?」
「エ?」
ダーク王子の提案に桃形は戸惑いを隠せない。
自分が勝てないと分かってる。ならば相手も分かっている。
此処でやり合わずに引き入れるメリットがなかった。
自分が勝てないと分かってる。ならば相手も分かっている。
此処でやり合わずに引き入れるメリットがなかった。
「僕ガ仕エルノハ亡キ利家様ダケダ! 断ジテお前ジャナイ!」
命拾いなどと思うことはなかった。
他にも多くの大型兜がいるというのに、
彼は武田にも上杉にも、豊臣にすら仕えずに生きている。
仇を討つために誰に仕えもせずに生き抜いてきた。
故に新たな主君などもってのほかだ。
他にも多くの大型兜がいるというのに、
彼は武田にも上杉にも、豊臣にすら仕えずに生きている。
仇を討つために誰に仕えもせずに生き抜いてきた。
故に新たな主君などもってのほかだ。
「死んだ、か。仕える主を生き返らせるための戦いか?」
「違ウ! 『僕』ハ利家様ノ仇タル殿ヲ討ツ!
アノ人ハ『俺』ナラヤレル言ッテクレタ!
ナラ俺ガヤルノハ殿ヲ討ツコト、ソレ一ツダケダ!
ソノ為ニ帰ルダケデ、アイツラノ願イニモ興味ナンカナイ!」
アノ人ハ『俺』ナラヤレル言ッテクレタ!
ナラ俺ガヤルノハ殿ヲ討ツコト、ソレ一ツダケダ!
ソノ為ニ帰ルダケデ、アイツラノ願イニモ興味ナンカナイ!」
ほう……と少し関心を抱く。
甘言は二の次で帰還を目指そうとは。
主を復活させることすら可能だというのに。
お世辞にも強いとは言い難いその実力で、
これほどまでの啖呵を切ってなお自分に立ち向かおうとする。
甘言は二の次で帰還を目指そうとは。
主を復活させることすら可能だというのに。
お世辞にも強いとは言い難いその実力で、
これほどまでの啖呵を切ってなお自分に立ち向かおうとする。
「勇ましいな。ならば俺もその心構えに敬意を払おう。
俺の軍門に下れとは言わん。勝手について来る気はないか?」
俺の軍門に下れとは言わん。勝手について来る気はないか?」
「……? ソモソモソッチハ何ガシタインダ?」
「俺はあの悪魔を、その先にいる奴を討つ。
ただの殺し合いよりも遥かに過酷な道のりだ。
だが、俺がオリジナル……王子の上を行くならそうする。
お前もトノと言う奴を超えるなら、そいつができることを成し遂げろ。
奴に成せることを自分ができないと思うな。超えるとはそういうことだ。」
ただの殺し合いよりも遥かに過酷な道のりだ。
だが、俺がオリジナル……王子の上を行くならそうする。
お前もトノと言う奴を超えるなら、そいつができることを成し遂げろ。
奴に成せることを自分ができないと思うな。超えるとはそういうことだ。」
「殿ガヤルト思ウコト……」
この場に殿がいたらどうするか。
決まっている。あらゆる城娘に手を差し伸べる人物で、
民草の脅威となる自分達兜を倒し続ける男が乗るはずがない。
殿ならば仲間を率いて殺し合いそのものを否定するはず。
きっとそれは単に殺し合うよりもはるかに難しいだろう。
倒すだけではだめだ。敵か味方かを見極めたうえで、
自分たちを集めるだけの力を持った連中と戦う。
簡単と言えるわけがない。
決まっている。あらゆる城娘に手を差し伸べる人物で、
民草の脅威となる自分達兜を倒し続ける男が乗るはずがない。
殿ならば仲間を率いて殺し合いそのものを否定するはず。
きっとそれは単に殺し合うよりもはるかに難しいだろう。
倒すだけではだめだ。敵か味方かを見極めたうえで、
自分たちを集めるだけの力を持った連中と戦う。
簡単と言えるわけがない。
「改めてお前に問おう。俺と同盟になる気はないか?
殺し合いを破綻させる。見返りは元の世界への帰還。それだけだ。」
殺し合いを破綻させる。見返りは元の世界への帰還。それだけだ。」
安い見返りと普通は思うだろうが、この場合は違う。
それ以外何も施さない。それ以上与えられることは、
自分の力で殿を討つ彼の心意気を否定することに他ならない。
故にそれだけだ。最低限の気遣いだけをさせる。
後は彼が進むべき道だ。
それ以外何も施さない。それ以上与えられることは、
自分の力で殿を討つ彼の心意気を否定することに他ならない。
故にそれだけだ。最低限の気遣いだけをさせる。
後は彼が進むべき道だ。
「……友軍、ナラ受ケ入レル。
ケド、友軍デアッテ配下ジャナイカラナ!
ツイデニ信用デキナイト判断シタトキモ分カッテルナ!」
ケド、友軍デアッテ配下ジャナイカラナ!
ツイデニ信用デキナイト判断シタトキモ分カッテルナ!」
「分かっている。俺も友軍とするならばあいつだけだ。
同じ世界を愛した、あの男以外に友軍がつとまるはずがない。
だがお前は俺を裏切らない。俺が築いてやるさ。この殺し合いを終わる道を。」
同じ世界を愛した、あの男以外に友軍がつとまるはずがない。
だがお前は俺を裏切らない。俺が築いてやるさ。この殺し合いを終わる道を。」
彼らは元の世界では言うなれば敵だ。
物質界を自分の物だと称し覇道を歩んだダーク王子。
人類の脅威に対抗する殿と仇討ちを目論む桃形兜。
どちらも決して味方に足りえる存在ではない。
(ダーク王子については少々語弊もあるのだが。)
二人は敵……しかしこの場で抱いた目的は意外にも、光だ。
物質界を自分の物だと称し覇道を歩んだダーク王子。
人類の脅威に対抗する殿と仇討ちを目論む桃形兜。
どちらも決して味方に足りえる存在ではない。
(ダーク王子については少々語弊もあるのだが。)
二人は敵……しかしこの場で抱いた目的は意外にも、光だ。
【ダーク王子@千年戦争アイギス】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(未確認)
[思考・状況]
基本方針:物質界は俺の物だ。それを邪魔するのであれば容赦はしない。
1:桃形兜は同盟だ。友軍でも配下でもない、対等の存在だ。
2:ついてくる気がある奴を連れて行く。障害は排除する。
[備考]
※参戦時期は2021年エイプリルフール企画、
千年戦争アイギスダークネスReturn終了後です。
※暗黒の波動は使えますが何のバックアップもなしで使えば一度きりの能力です。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(未確認)
[思考・状況]
基本方針:物質界は俺の物だ。それを邪魔するのであれば容赦はしない。
1:桃形兜は同盟だ。友軍でも配下でもない、対等の存在だ。
2:ついてくる気がある奴を連れて行く。障害は排除する。
[備考]
※参戦時期は2021年エイプリルフール企画、
千年戦争アイギスダークネスReturn終了後です。
※暗黒の波動は使えますが何のバックアップもなしで使えば一度きりの能力です。
【桃形兜@御城プロジェクト:Re】
[状態]:決意
[装備]:物干しざお@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜2(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:帰還シ殿ヲ討ツ。
1:ダーク王子ノ同盟トシテ行動。同名ノ意味ガナイト判断シタラ破棄スル。
2:コノ男ノ軍門ニハ下ラナイ。アクマデ対等ダ。
3:利家様ノ槍、何処カニアルダロウカ。
[備考]
※個体は『武神降臨! 前田利家』で槍を受け継いだ桃形兜で、
参戦時期は2021年エイプリルフール後です。
[状態]:決意
[装備]:物干しざお@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜2(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:帰還シ殿ヲ討ツ。
1:ダーク王子ノ同盟トシテ行動。同名ノ意味ガナイト判断シタラ破棄スル。
2:コノ男ノ軍門ニハ下ラナイ。アクマデ対等ダ。
3:利家様ノ槍、何処カニアルダロウカ。
[備考]
※個体は『武神降臨! 前田利家』で槍を受け継いだ桃形兜で、
参戦時期は2021年エイプリルフール後です。
【物干しざお@現実】
ベランダに置いてある長いアレ。
特筆すべき要素はないが、棒なので突かれるとかなり痛い。
間違ってもどこぞの侍の刀ではない。
ベランダに置いてある長いアレ。
特筆すべき要素はないが、棒なので突かれるとかなり痛い。
間違ってもどこぞの侍の刀ではない。