平安京にあまりにも似合わぬであろう建造物の一つ
明らかに商店街の一角に置かれた喫茶店、と言うべきアンティーク感漂う古びた店内
明らかに商店街の一角に置かれた喫茶店、と言うべきアンティーク感漂う古びた店内
ここが殺し合いだということを程よく忘れさせるぐらいにはほほえましい光景が広がっていた
「このチョコレートドリンクおいしい~!」
「喜んでくれて何よりだよ、もしエレノアがいたら喜んでいただろうなぁ」
「喜んでくれて何よりだよ、もしエレノアがいたら喜んでいただろうなぁ」
そう頬を緩ませながら、カップに注がれているチョコレートドリンクなる飲料に舌鼓を打っている少女が一人。そんな彼女をにこやかに眺める赤髪ポニーテールの女性が一人
ツーテールの少女の名は司城夕月、そして赤髪ポニーテールの女性の名は、アルーシェ・アナトリア
「喜ぶと思うよそのエレちゃんって人! だってこんなに美味しいチョコレートドリンクなんだし、チョコの方も絶対美味しいって! もし出来ることならヒナちゃんやライムにもお裾分けしたいよ!」
「あはは……じゃあ、その時はエレノアに予約しておくから安心して」
「ありがとう、アーちゃん~!」
「……ええと、アーちゃん?」
「何って、アルーシェだからアーちゃんだよ?」
「……ねぇユズ、アルちゃんは流石に想定外」
「あはは……じゃあ、その時はエレノアに予約しておくから安心して」
「ありがとう、アーちゃん~!」
「……ええと、アーちゃん?」
「何って、アルーシェだからアーちゃんだよ?」
「……ねぇユズ、アルちゃんは流石に想定外」
本来ここは殺伐とした舞台、それでもこの様な光景は別段可笑しいわけでもない。単純な情報の交換の際にお互いの交友を深める意味でもこんな場面は珍しくもない
アルーシェ・アナトリアが司城夕月と出会ったのは数時間前
アルーシェに残されている時間は残り少なかった。ただでさえ妖魔化が進行しているこの身。ただでさえ月の女王との決戦が近づきつつある中で、よりによってこんな殺し合いに呼ばれた始末
リリアやみんなは無事だろうか? などという心配が脳裏に巡る中、最初に出会ったのがこの司城夕月という少女だ
何やら焦り気味なアルーシェの雰囲気に気づいた夕月が声を掛け、情報交換を兼ねて近くの喫茶店に誘い今に至るのだ。ちなみにこのチョコレートドリンクは喫茶店内に置いてあったドリンクの一つである、閑話休題
アルーシェに残されている時間は残り少なかった。ただでさえ妖魔化が進行しているこの身。ただでさえ月の女王との決戦が近づきつつある中で、よりによってこんな殺し合いに呼ばれた始末
リリアやみんなは無事だろうか? などという心配が脳裏に巡る中、最初に出会ったのがこの司城夕月という少女だ
何やら焦り気味なアルーシェの雰囲気に気づいた夕月が声を掛け、情報交換を兼ねて近くの喫茶店に誘い今に至るのだ。ちなみにこのチョコレートドリンクは喫茶店内に置いてあったドリンクの一つである、閑話休題
○
「……夜に包まれた世界、かぁ」
「まあ、ユズは知らないのは仕方がないさ。妖魔の存在は本来隠されているわけだから」
「だったらそれ、私に話して大丈夫なのかな?」
「それは……まあ緊急事態ってことで。それにユズは未来から来たんだよね。いやだって、そもそも妖魔なんていない200年後の未来ってそりゃびっくりもするよ」
「まあ、ユズは知らないのは仕方がないさ。妖魔の存在は本来隠されているわけだから」
「だったらそれ、私に話して大丈夫なのかな?」
「それは……まあ緊急事態ってことで。それにユズは未来から来たんだよね。いやだって、そもそも妖魔なんていない200年後の未来ってそりゃびっくりもするよ」
アルーシェとして反応したのは司城夕月が自分より未来の人物であること。妖魔絡みの事はまあ知らないのは仕方ないにしても、200年後の世界、名前だけは聞いたことある極東の島国がそこまで平和であることには感心していた
対してユズの方は200年前の過去、アルーシェのいた時代に関しての話には思う所があった。人知れず戦うという点では彼女もリフレクターである自分たちとも変わらない
ならば最初のアルーシェの焦りの雰囲気はなんだったのか、その答えはアルーシェ・アナトリアという少女が半妖であるから
ある任務で命を落としたアルーシェは、その生命と貫かれた心臓を代償に半妖して蘇った。今こそ人としての心を保っているが、いつ心までもが完全な妖魔となってしまうかわからない
そしてユズとしても、期限付きとして蘇った身としては何かシンパシーを感じるものがあった。ただし、こちらが存在の消滅であり、アルーシェの方は完全に『化け物』となってしまうこと
どちらがより過酷か、それはどうにも結論など着けられるはずもない
対してユズの方は200年前の過去、アルーシェのいた時代に関しての話には思う所があった。人知れず戦うという点では彼女もリフレクターである自分たちとも変わらない
ならば最初のアルーシェの焦りの雰囲気はなんだったのか、その答えはアルーシェ・アナトリアという少女が半妖であるから
ある任務で命を落としたアルーシェは、その生命と貫かれた心臓を代償に半妖して蘇った。今こそ人としての心を保っているが、いつ心までもが完全な妖魔となってしまうかわからない
そしてユズとしても、期限付きとして蘇った身としては何かシンパシーを感じるものがあった。ただし、こちらが存在の消滅であり、アルーシェの方は完全に『化け物』となってしまうこと
どちらがより過酷か、それはどうにも結論など着けられるはずもない
「……ねぇ、アーちゃん」
「どうしたの、ユズ?」
「どうしたの、ユズ?」
思わず、ユズの口から言葉が出た。過酷な運命が終着点と成りうる者同士。だが、そんな命運を背負って尚世界のために、何より大切な人たちの為に戦うその在り方は共感にも、同情にも思える感情を抱いている、だからこそ
「出会って間もない私に言われてもどうかと思うけどさ……アーちゃんには、死んでほしくないかな」
「……え?」
「いやだって、もし無事に元の世界に帰れたとしても、アーちゃんがいないとエレノアちゃんのチョコレート貰えないかもしれないから」
「いやいや、私がいなくてもエレノアなら快くチョコ売ってくれると思うよ。でも……ありがとう」
「……え?」
「いやだって、もし無事に元の世界に帰れたとしても、アーちゃんがいないとエレノアちゃんのチョコレート貰えないかもしれないから」
「いやいや、私がいなくてもエレノアなら快くチョコ売ってくれると思うよ。でも……ありがとう」
死んでほしくない、とユズは思ってしまった。咄嗟に変な言い訳をしてアルーシェに茶化されてしまったが、それは逆にユズの頬を緩ませ、自然に笑顔を作った
ここは明ける事なき紅血の夜。何れ壊れる命を背負う二人は、その結末を理解して尚抗い続ける
故に走り続ける、この明けない夜の中で
そして奏で続ける、その生命の音を
そして奏で続ける、その生命の音を
【アルーシェ・アナトリア@よるのないくに2 ~新月の花嫁~】
[状態]:健康、
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない
1:今はユズと一緒に行動する
2:リリィやみんなは無事なんだろうか
[備考]
※参戦時期は第5章~第6章の間
※活動制限に関しては後続の書き手にお任せします
[状態]:健康、
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない
1:今はユズと一緒に行動する
2:リリィやみんなは無事なんだろうか
[備考]
※参戦時期は第5章~第6章の間
※活動制限に関しては後続の書き手にお任せします
【司城夕月@BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いには乗らない
1:アーちゃんには死んでほしくない
2:ヒナちゃんやライムは今どうしてるんだろ……
[備考]
※参戦時期は最低でも※参戦時期は11章『ある姉妹の始まり Why Do People Believe in Ghosts?』から
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いには乗らない
1:アーちゃんには死んでほしくない
2:ヒナちゃんやライムは今どうしてるんだろ……
[備考]
※参戦時期は最低でも※参戦時期は11章『ある姉妹の始まり Why Do People Believe in Ghosts?』から