【三影英介】


[名前]三影英介(みかげ-えいすけ)
[出典]仮面ライダーSPIRITS
[異名]タイガーロイド、ツクヨミ
[声優]中屋敷哲也(昭和ライダーでは有名な殺陣だが、今回は人間体を演じる) ※「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」時
[性別/年齢]男性/不明
[一人称]俺 [二人称]お前 [三人称]

「腐れきったこの世に善も悪もねぇ!強い者が生き残る!!勝ち残った者こそ正義よ」

 元インターポールの捜査官だった男だが、人類に見切りをつけ、巨大な力を持つバダンに魅了されて自ら改造手術を受けてタイガーロイドとなった。
 バダンに属していた間、村雨良とは親友の真柄であり、コンビを組んで戦っていた。ゼクロス(村雨)とともにガモン共和国を侵攻していた時に1号と2号のライダーダブルキックから彼を庇って一度は破壊される。
 しかし、その後に回収され、何度も強化再改造を受けて最終的にはゼクロスと同じパーフェクトサイボーグとなり、原作とは違う「白虎」の姿になっていく。
 バダンを離反した後は、その姿で暗闇大使の右腕として行動することが多くなった。

 原作となるテレビスペシャルでも、村雨のバダン時代の親友・相棒という設定。バダンに絶対の忠誠を誓い、バダンを離反した彼と渋々ながらも戦うが、敗北。「俺の負けだ、村雨」と言い残して笑みを浮かべて爆死した。
 「仮面ライダーZX オリジナルストーリー」では、本名は「三木英介」となっており、元々は「日本のアインシュタイン」と呼ばれた善良な科学者(村雨に似ていると言っている)という設定になっている。しかし、弟子や妻に裏切られ、反主流派の弾圧で海外に飛ばされた事が原因で、上述の「弱肉強食」思想に目覚めたらしい。


[外見]
 全身黒ずくめでオールバック。常にサングラスをかけている(取るとかなり目つきが悪い)。
 再改造後は白髪で、更に痩せこけた様子が見られる。


[性格]
 力への飽くなき執着を見せ、「弱肉強食」、「勝った者が正義」という思想を持っている。
 その思想ゆえに冷徹非情で、弱者は全て犠牲として平然と蹂躙し、殺害する。
 常に世の中への不満や苛立ちを持っており、「力のない者」、「夢想家」、「偽善者」を徹底的に嫌っている模様。故郷である日本に対しても、「大国に飼いならされて平和ボケした島国に興味はない」と発言している。
 初登場時は、「仮面ライダー」の存在に興味を持つインターポールの捜査官として登場しており、この時は皮肉が多く失礼な物言いをしながらも、わりと普通に接していた。失礼な性格のくせに他人の無礼には嫌味を言う性格でもあり、危険思想はこのころから健在で、ここでの出来事が彼をバダンに引き入れるきっかけとなる。

 ゼクロスを庇うために身を投げ出すなど、絶対的な力のためには自分の命さえ犠牲にしかねないところがある。
 ニードル曰く、「潔癖」。


[他キャラとの関係]
 村雨良にはバダンであった頃から、友情以上の深い心酔をしており、彼を守るために自分の命を投げ出す事まであった。
 本郷猛一文字隼人とはガモン共和国戦線で交戦し、殺害された。
 結城丈二沖一也も敵として認識しているだろう。ただし、結城に関しては参戦時期によっては利害一致の協力をするかもしれない。


[能力]
 タイガーロイドに変身できる。生身から砲撃を発射する事もできる。
 射撃の腕も高い。まあ日本人からインターポールの捜査官になってるくらいだから元から身体能力は高いのだろう。



以下、変身ロワにおけるネタバレを含む


+ 開示する

三影英介の本ロワにおける動向


基本情報

初登場 018:正義の価値
最終登場 060:血染めのライダーパンチ
参戦時期 仮面ライダーSPIRITS第7巻、村雨との一騎打ちの直前
スタンス マーダー(無差別)
変身回数 タイガーロイド(2)
所持品
支給品 スティンガー×6、ムースの眼鏡、アマリリスの花

参加者関係表

キャラ名 状態 関係 呼び名 初遭遇話
本郷猛 敵対 元の世界の敵 本郷 未遭遇
結城丈二
沖一也
村雨良 ムラサメ
美樹さやか 交戦する 018:正義の価値
園咲冴子 殺害する 047:魔獣
一文字隼人 交戦する→殺害される 一文字
バラゴ 交戦する 060:血染めのライダーパンチ
石堀光彦 戦闘を邪魔される
花咲つぼみ

名前のみの情報

キャラ名 状態 情報 情報伝達者

説明

第一回放送まで

 BADANに所属する虎怪人。正義の味方のような存在を「偽善者」として忌み嫌う。
 開始早々、廃教会で出会った美樹さやかと交戦し、自らの正義の味方=偽善者論を語ってさやかを心身共にボロボロにして去る。
 その後北上し、一文字隼人と交戦中だったホラー化した園咲冴子を殺害。続けて一文字と戦闘になる。戦闘はだまし討ちの隙を突かれて致命傷を負うものの諦めずに食らいつき、後から現れたバラゴとの三つ巴となる。
 続けて現れた石堀、つぼみによって戦闘は中断されるが、三影はもはや戦える状態ではなかった。最後は一文字のライダーパンチを受け、村雨に倒されたかったとつぶやきながら死亡した。
 皮肉にも原作4巻と同じ相手に倒されることとなり、ほぼ同時期から参戦している村雨がこの事実を知ったら何を思うだろうか…

称号【二度目の敗北】




最終更新:2014年06月19日 11:17