【花咲つぼみ】


[名前]花咲つぼみ(はなさき-)
[出典]ハートキャッチプリキュア!
[異名]キュアブロッサム
[声優]水樹奈々(フェイト・テスタロッサと同じ)
[性別/年齢]女性/14歳(中学2年生)
[一人称]私 [二人称]あなた [三人称]あの人

「私、堪忍袋の緒が切れました!」

 明堂学園中等部二年生。
 鎌倉から希望が花市に引っ越してきた少女で、こころの大樹の夢を見ていたことから、プリキュアの素質があるとされ、妖精によってプリキュアにされる。
 当初は引っ込み思案で、気が弱く、恥ずかしがりなため、史上最弱のプリキュアと呼ばれていたものの、本心ではそんな自分を変えようとしており、引っ越しを切っ掛けに自分を変えようとしていた。
 しかし、来海えりかとの出会いによって、メガネをコンタクトに変えたり、ファッションに興味を持ち始めたりと、コーディネートを変え始めた後、だんだん自分に自信を持ち始め、最終的には史上最強のプリキュアを自負するほどに成長する。

 花を愛し、将来の夢は植物学者になることで、最終的には宇宙飛行士として宇宙にも花を咲かせる事を目標とする。両親はフラワーショップを経営しており、祖母は植物学者で植物園を管理している。ちなみに、祖母・薫子も元プリキュアである。
 学校では園芸部とファッション部を掛け持ちする。
 終盤では母が妊娠し、妹「ふたば」が生まれて姉となった。

 小説版においては、最終回後にはNASAに就職するべく英語を勉強し、高所恐怖症を克服する為に遊園地の絶叫マシーンでトレーニングしている事が明かされている。
 あと、紅茶を飲むときに小指を立てる癖があるとか。

 こころの花は桜(漫画版)。

[外見]
 身長156cm。
 髪型は桜色のツインテール。当初は常にメガネをかけていたが、ある時から外出時はコンタクトレンズにすることにしている。
 制服以外では桃色系の普段着を着用していることが多い。

[性格]
 心優しく、生真面目で丁寧。敵に対しても敬語を使うほどで、作中ではプリキュアの主人公としては珍しく、成績優秀な勉強家でもある。
 一方、おっとりしていて引っ込み思案なため、当初は他者とのコミュニケーションを築くのが苦手なタイプでもあった。特に、えりかのようなタイプは苦手で、最初は煩わしく思っていた。
 しかし、様々な人と関わっていくうちに、そうした性格はだんだん変わっていき、社交性も見せ始めた。
 やや天然っぽいところもあり、少し常識はずれな反応をしてしまう事も珍しくない。特に、祖母の影響か、古めかしい言葉を使う事が多い(「その手は桑名の焼きハマグリです!」など)。
 また、砂漠の使徒の悪事は絶対に許さず、彼らの言う事はたとえそれなりに正論でも耳を貸さずに否定する。堪忍袋の緒が切れた彼女は、普段のような姿が嘘のように気が強くなる(敬語はそのまま)。
 小説版によると、丁寧な言葉を使う切欠となったのは、幼少期、祖母・薫子に「良いお嫁さんになるには丁寧な言葉を使うと良い」と言われたから。そこから先は、丁寧な言葉遣いがしっくり来るという理由で使いづつけている。

 恋愛に関してはかなりの面食いだが、壊滅的に男運がないため、毎回失敗に終わる。初恋の相手である明堂院いつきは女だったので三分で失恋。一度はイケメンに惚れたが、実はコッペ様だった。本人いわく、「やめろと言われれば言われるほど、恋は盛り上がるのです」らしい。
 一方、当人も男性に対して極端に優しくすることが多すぎるため、下手したら相手が勘違いしかねないほどの行動をする。鎌倉で親しくした剣道少年や、自作のメダルをあげた自転車少年など、作中ではあらゆる男性キャラに対して、思わせぶりな行動をしているが、本人はいたって天然である。
 そのため、男性ファンからは半ばネタ的に魔性の女扱いさせたりも…。

[他キャラとの関係]
 来海えりかに対しては当初苦手意識を持っていたものの、だんだんと理解し合い、親友となる。
 明堂院いつきは、当初男だと思って好意を持っていた相手だったが、女性であると知り、彼女がプリキュアとなってからは友人となっている。
 月影ゆりはプリキュアの先輩として尊敬しており、彼女には当初は突き放すような態度を取られることや、叱咤されることもあった。だが、だんだんと自然に親しくなり、最後は憎しみに囚われたゆりに啖呵を切った。
 ダークプリキュアは敵であったが、最終決戦時に彼女の最後を見送った際には涙を流している。

[能力]
 キュアブロッサムに変身する事が出来る。ハートキャッチプリキュアのプリキュアの共通事項として、技を自分で編み出していく点が挙げられ、作中で使用した技以外にも色々編み出せるかもしれない。
 花や植物に詳しく、あらゆる植物の概要や花言葉を詳しく覚えている。ことわざや四字熟語などもよく知っており、吊り橋効果などの心理学についても語っていた。ことわざを通り越して古めかしいダジャレも使った。
 こうした得意分野もあって、彼女は国語の古文と理科の成績が特に優秀らしい。運動は苦手で高所恐怖症だが、一応高所での戦闘なども多く、戦闘中はそんなに気にしていないシーンも結構多い(後で自分が高所にいると気づいて震えるパターンも)。
 勉強もおおよそ得意で家庭的な印象があるが、料理が苦手である。
 ファッション部に入部してからは、ファッションやデザイン関係の知識も得ている。

以下、変身ロワにおけるネタバレを含む


+ 開示する

花咲つぼみの本ロワにおける動向


基本情報

初登場 020:紳士怪人?
最終登場 156:響く歌声、空色の約束を交わします!!
参戦時期 本編後半(ゆりが仲間になった後)、妹に関する言及あり(43話以降)
スタンス 対主催
変身回数 キュアブロッサム(6)
所持品 プリキュアの種&ココロパフューム
支給品

参加者関係表(最終認識)

キャラ名 状態 関係 呼び方 本名 初遭遇話 生死認識
来海えりか 友好 元の世界の仲間 えりか 未遭遇
月影ゆり ゆりさん
石堀光彦 共に行動する→離別 石堀さん 020:紳士怪人?
バラゴ 敵対 戦闘を妨害 060:血染めのライダーパンチ
三影英介 中立
一文字隼人 友好 共に行動する→離別 一文字さん
志葉丈瑠 共に行動する(アヒルとして認識)→死別 アヒルさん 094:「親友」(1)
美樹さやか 共に行動する→交戦する→共に行動する→死別 美樹さん→さやか
スバル・ナカジマ 友好→敵対 共に行動する→交戦する
五代雄介 不明 死亡の瞬間を目撃 094:「親友」(3)
響良牙 友好 共に行動する 良牙さん 094:「親友」(4)
冴島鋼牙 共に行動する→別行動 105:悲しき道
一条薫 共に行動する 一条さん
村雨良 共に行動する→死別 村雨さん
ティアナ・ランスター 敵対 交戦する 106:解放(1)
筋殻アクマロ 106:解放(2)
大道克己 克己さん 106:解放(3)
ダークプリキュア 敵対→???→友好 ダークプリキュア→なのはさん 116:本当ですか!?ダークプリキュアの真実!!
泉京水 友好? 出会うも逃げられる→死別 京水さん 140:Lの雄叫び/逃避(未)
相羽タカヤ 友好 気絶中の身柄を預かる→離別
血祭ドウコク 敵対 交戦する 159:覚醒(前編)
ゴ・ガドル・バ 164:冒険者の物語
明堂院いつき 友好 元の世界の仲間 いつき 164:ピノキオの物語
左翔太郎 共闘する

名前のみの情報

キャラ名 状態 情報 情報伝達者

説明

第一回放送まで

 キュアブロッサムに変身する花を愛する少女。
 今回も殺し合いには当然乗らず、開始当初に会った石堀光彦と行動。プリキュアのことを内密にしつつ、彼に主導権を握られて一緒に行動することになった。
 その後は、プリキュアの正体をバラすわけにもいかず、行動はかなり制限されてしまったため、しばらくは交戦することもなかった。
 だが、村にたどり着いた彼女らは、仮面ライダー2号(一文字)、タイガーロイド(三影)、暗黒騎士キバ(バラゴ)の戦闘を目撃。石堀の気まぐれか、彼らの戦闘にkorrosion弾で応戦し、戦闘を中断させ、一文字と情報を交換することになった。
 しかし、その戦いで瀕死となった三影にトドメを差しにいく一文字には多少反発。それでも彼はつぼみたちの反対を押し切って三影にトドメを差してしまった。

第二回放送まで

 ここまではほぼパッとしないつぼみだが、放送後は、えりかの死やサラマンダー男爵の存在を知って、ついに彼等にキュアブロッサムへの変身能力について明かし、単独行動をとることになった。やっとかよ。
 一文字達と情報交換をして別れた後、いろいろありつつアヒルに変身した志葉丈瑠を見つけ、彼を連れて行く。その後、美樹さやかと鹿目まどか(に変身したスバル)と遭遇する。
 彼女たちと会話をするも、死んだはずのまどかとマミがそばにいるようなそぶりを見せているさやかに疑問を抱き、そのことを追及するとさやかの態度が豹変。一触即発の状況となり、戦闘となる。
 戦闘は途中でマミの所在について追及したつぼみの言葉にさやかが耳を傾けたことにより、一応は中断。マミを探しに行こうとするさやかについていき、道中での会話によりさやかとのわだかまりも次第に溶けて行った。
 しかし、一時つぼみ達の前から姿を消していたまどか(の姿をしたスバル)を見つけたことにより状況は一変。彼女を追いかけている五代を敵と誤認したさやかが彼を刺し、直後に正気に戻ったさやかは絶望しながらその場から逃走。つぼみはさやかを追いかける。
 傷つけてしまうから近づくなというさやかに対し、つぼみはさやかは美しい心を持った友達だからどれだけ傷つけられてもそれを護って見せると言い返す。その言葉を受けてさやかは、つぼみに礼を言いその死を迎えた。
 せっかくできた友達の死につぼみは慟哭し、彼女の遺体に三影の支給品であるアマリリスの花を供える。その後、響良牙と出会い、彼と共に行動する。さらにさやかを追っていた冴島鋼牙、一条薫、村雨良と合流し、彼らにさやかの死を伝える。
 その後情報交換となるが、一文字隼人の名を出したことで村雨が激昂。彼に一文字とは村で別れたが今言っても会える可能性は低いことを話す。その後も行われた情報交換だが、村雨の心情を思いやったつぼみは三影が一文字に再度殺されたことを隠した。
 情報交換の後、バラゴを倒しに村へ向かう鋼牙にバラゴの説得は出来ないのか問うが、あっさりと突っぱねられる。鋼牙が去った後、他のメンバーたちと共に冴島邸へ向かう。
 道中、バイオレンス・ドーパントとトリガー・ドーパントが襲撃してくる。つぼみは溝呂木が変身している(実際はスバルが変身している)バイオレンス・ドーパントに悪行をやめるよう説得する。そして、つぼみの話を聞いて動揺しているバイオレンスの様子に不審を抱いたゼクロスによってバイオレンスの正体が溝呂木でないことを看破される。
 さらに、ゼクロスの衝撃集中爆弾によりトリガーの変身を解除されたティアナに対しても、兄を殺し合いの理由にするティアナに怒りを見せ、彼女を諭す。
 そんな中、井坂深紅郎と筋殻アクマロが乱入。彼らの雷撃によりアヒルから人間に戻った丈瑠が一条をかばって死亡。彼の死のショックから立ち直れないでいる中、良牙の指示によりその場を離れる。
 一条や良牙との逃走の中、つぼみはなんとかショックから立ち直る。そして、そこへ現れたエターナルこと大道克己との戦闘を開始する。
 しかし、彼女がプリキュアであると知ったエターナルは、キュアムーンライトの非道と死を伝えてつぼみに疑心暗鬼を植え付けた。更にはゆりが持っていたとされるえりかの遺品のココロパフュームを渡され、混乱。
 良牙と一条に諭されて、戦闘中ではあるがゆりを探しに行くことになる。
 その先でダークプリキュアと遭遇。彼女がゆりの罪をかぶった事により、えりかを殺害したのはダークプリキュアだと勘違いしたつぼみは、彼女と交戦することになったが、ダークプリキュアの離脱で事なきを得た。

第三回放送まで

 エターナルとの戦闘場所へと戻り、一条、良牙、鋼牙、村雨と合流。エターナルの提案によるエターナルゲームの2回戦にて良牙と共に戦闘。初めの内は良牙がバカやってたこともあって上手く連携を取れていなかったものの、良牙の変身したゾーン・ドーパントとの連携により徐々にエターナルを追い詰め、必殺技ならぬ【必救技】のピンクフォルテウェイブにより、克己の精神を揺らがせる。
 続いて行われたゼクロスとエターナルによる3回戦では、微かに人の心を残しているエターナルをゼクロスが止めてくれることを願った。そして、戦闘の末に倒れた克己に一緒に戦おうと呼びかけるものの、克己は消滅。村雨も死亡し、彼ら仮面ライダーたちのことを忘れないことを心に誓った。
 その後、良牙と一条と別れ、鋼牙と共に市街地の方へと向かう。その途上で相羽タカヤを背負った泉京水と遭遇。彼女(?)に思いっきり敵視されつつも、会話を交わし、その結果大道克己の死を彼女に伝える事に。その結果、彼女の精神を激しく混乱させてしまう事になり、逃げる彼女を鋼牙が追いかけ、つぼみはタカヤを預かる事になる。
 タカヤが目を覚ますと彼は一人で行ってしまったため追いかける。追いついた先では京水が致命傷を負って倒れており、死を間近とした彼に克己の最期を伝えた。京水の死後、彼の言葉に従い良牙、一条と共にその場を離れる。
 呪泉郷へとやってくると、男溺泉を探して走り出した良牙を一条と共に追う。そして良牙が泉に飛び込んだ際に水をぶっかけられる。しかし、その泉は娘溺泉だったため、若い娘であるつぼみには良牙や一条と違って変身体質が現れることはなかった。
 びしょ濡れになったため風呂に入った後、一条と共に支給品の確認を行う。そして、全員が風呂に入った後男溺泉を一条と良牙が探すことになり、つぼみはいろんな姿に変身する二人の実況解説をしていた。
 二人が男溺泉を探している間、自分にも何かできないかと考えたつぼみは、支給品の鯖を泉に入れてみることにした。しかし何も起こらなかった。鯖は鯖のままである。残念。ちなみにこの時、何故か鯖が腐っていないことが判明した。
 二人が元の身体に戻った後は、タカヤの支給品として入っていたメモリーキューブを届けるために村雨の死体のもとへ戻ることとなった。
 道中、緑のクウガに変身した一条が泣き声を聞きつけたためそちらに向かい、マッハキャリバーと出会う。彼から伝えられたスバルの真実にマッハキャリバーと良牙との間で悶着が起こるが、事なきを得る。マッハキャリバーやビートチェイサー、その他の荷物を回収すると再び村雨の死地へと向かう。

第四回放送まで

 村雨の遺体にメモリーキューブをはめ込んだ後、血祭ドウコクと遭遇。最初は協力を持ちかけてきたドウコクだが、スタンスの違いから交戦に。共に行動する二人とドウコクを何とか撃退し、ドウコクの支給品からハートキャッチミラージュを発見する。
 その後、移動中にダークプリキュアと出会うも、その会話の最中にゴ・ガドル・バと遭遇。ブロッサムはその際に戦う事はなく、一条の言葉から、彼に任せて良牙とともに逃走、一足先に逃走したダークプリキュアを追う事に。そして、その道中で左翔太郎と出会い、彼とともに下山。
 キュアサンシャインとダークプリキュアの交戦を目の当たりにして、勝利したサンシャインこと明堂院いつきを助け、彼女とともにダークプリキュアと和解する。しかし、ダークプリキュアは心が完全に浄化された事で消失しようとしていた。そこでブロッサムの持っていたえりかのココロパフューム、ゆりのココロポット、ハートキャッチミラージュや自身の変身アイテムが花の力でダークプリキュアの体を再構築。闇を光に還元し、ダークプリキュアを人間、月影なのはとして完全に友達にする。
 その後、ガドルに再び襲撃されて交戦。えりかとゆりから受けた力により、スーパープリキュアへと覚醒しながら戦闘。しかしその結果、友人であるいつきを喪う。ガドルがそれを見て撤退した後、"なのは"、良牙とともにいつきの遺体を埋葬するため、えりか、ゆりの遺体が埋葬する地に向かった。
 そして、二人の死地にいつきの遺体を埋めた後、なのはにシャイニーパフュームとココロポットを託し、プリキュアとして共に戦ってもらうように誘いかけた。



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最終更新:2015年09月19日 00:37