【本郷猛】
[名前]本郷猛(ほんごう-たけし)
[出典]仮面ライダーSPIRITS
[異名]仮面ライダー1号
[声優]藤岡弘、 ※「仮面ライダー」など実写媒体
[性別/年齢]男性/「初代」初登場時22歳だが、SPIRITSは何年後か不明(30代程度ではないかと)
1948年8月15日生まれ(おそらくSPIRITSでは1948年の部分はカットされていると思われる)
[一人称]俺、僕、私 [二人称]君、あなた、お前、貴様 [三人称]
「敵は多いな、滝…。いや…大したことはないか…今夜はお前と俺でダブルライダーだからな」
ショッカーによって改造されたバッタ人間・仮面ライダー1号であり、「仮面ライダー」で初登場した際は城南大学生化学研究所の学生で22歳。
オートレースの才能も高く、まさに文武両道の天才だったが、それに目をつけられてショッカーの改造人間適任者とされた。滝和也、立花藤兵衛といった旧知の仲の友人たちとともに、しばらく日本で戦った後、一文字に後を任せてヨーロッパへ渡ったが、死神博士を追うなどの事情で何度か帰国して、一文字と共闘するなどしている。
また、逆に一文字が海外に渡ったことで長期間、日本を守っていたこともあり、その途中でカラーリングが変更し、現在有名な「仮面ライダー新1号」の姿となった。SPIRITSなどは勿論この姿である。
ショッカーを壊滅させた後には、ゲルショッカーと戦うことになるが、これも壊滅。この間、また何度か重症を負うなどの理由で登場しないこともあった。
デストロンが現れた時は、後輩の風見志郎に懇願された風見の改造手術を断るも、瀕死となった彼を救うためにやむを得ず改造手術をすることに。
その後、カメバズーカから東京を救うために2号とともにカメバズーカと東京湾上空で自爆して、長らく消息不明となったが、しばらくして生存が確認された。この時はそのままオーストラリアで活躍していたらしい。
GODとの戦いでは、一度だけニューヨークから帰国して共闘、デルザー軍団との戦いでは、アメリカから帰国して7人ライダーで協力して岩石大首領を撃破する。
ショッカー、ゲルショッカー、デストロン……といった敵組織全てを束ねていたのがこの岩石大首領であるため、長年の戦いには一度ここで決着がつく。
しかし、その後、大首領と同じ惑星の出身であるネオショッカーなどの強敵と戦い、結局、改造人間との戦いが終わることはなかった。
と、ここまでSPIRITSの前日談になるが、「新・SPIRITS」では彼が旧1号だった時代の話も語られる。
改造人間としては、かなり旧型のはずだが、なおもBADANの改造人間を倒し続ける健在っぷりが伺え、仮面ライダーではダントツの戦闘経験から、10人ライダーのリーダー格となっている。
[外見]
中の人の身長は180cm。
筋肉だらけのゴツい体格で、髪がややパーマがかっている。
[性格]
紳士的で正義感が強いが、無口。「遅れてやってくるくせに、誰よりも早く去ってしまう」男。
女性や子供にやさしいが、喜怒哀楽をあまり顔に魅せず、一見すると鉄面皮。しかし、一文字や滝といった親友たちとはよく笑顔を見せて会話している。かなりワイルドでハードボイルドな魅力に包まれたヒーローだが、どこか親しみにくさもある。
悪に対しては容赦はしないが、本当は人の命を何より大切に思っており、改造人間を倒すことも嫌っている。しかし、改造人間だからこそわかる「彼らが背負う痛みを止めるため」に戦わねばならないのが仮面ライダーの宿命である。数年戦っているので、これはもう慣れているため、深く悲しむことはなく、どちらかといえば憐れむように見つめるのみ。自分ももしかしたら彼らのように人類に牙をむけ、人を殺していたかもしれないと考えており、彼らに自分を重ねているのだろう。
時折、敵に対しても「敵ながら見事な最期だった」とたたえる事も。
以下は、「仮面ライダースナック」に付属するカードでの設定。
幼い頃は動物好きだったために、生化学を専攻したとも言われており、それを考えると、動物をモチーフとした改造人間と戦わねばならない宿命はあまりにも皮肉であっただろう。
少年時代はおねしょをして母親に怒られてお尻を叩かれたことがある。母は既に他界し、その形見のペンダントを肌身離さず持っている。少年時代のことは幸せそうに話す。
普通の人間に戻りたいが、悪の組織を倒すためにその悲しみに耐えている。
普段は朝5時に起きて必殺技の練習をし、9時になるとライダー本部に出かけ、何事もなければ夜7時からまた特訓をしている……というハードスケジュールをこなす努力家。強いのも納得。
[他キャラとの関係]
一文字とは旧来からの親友で、SPIRITSではその出会いが語られる。また、結城とはほぼ対等な素振りを見せ、沖や村雨をたしなめる役どころでもある。
村雨や三影がBADANだったころは、交戦しており、殺害しかけている(両者とも復活したが)。
[能力]
仮面ライダー1号に変身でき、技の1号と呼ばれるほど多くの業を編み出している。
IQは600と非常に高く、生化学や語学に精通しており、コブラ男の毒の抗体を作り出したことも。これだけ高いIQだが、幼少期はガリ勉ではなく、クラスでは5番目くらいの成績だった(算数と理科が得意な典型的な理系)。海外でも活躍している事を考えると、語学力も相当なものだろう
また、戦闘能力も高く、かつてはボクシングをしていたらしい。そのほか、度重なる戦闘や特訓で、身体能力は初期の改造人間とは思えないほど向上している。
更には、バイクに凝っており、オートレースではたびたび一位を取り、非常に高いタイムをたたき出す。バイクを調整している描写もあるほか、風見志郎を改造人間にしているため、道具があれば人間を改造人間にすることもできる。たぶん変身前のスペックの高さはダントツ。
あとはギターができる模様である。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
本郷猛の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
002:セイギノミカタ(000:オープニング) |
最終登場 |
056:変身超人大戦・最後の乱入者 |
参戦時期 |
7巻最終話、村雨と共にライダー車輪を行った後~JUDO出現前までの間 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
仮面ライダー1号(3) |
所持品 |
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支給品 |
女傑族の腕輪、鳴海壮吉の帽子、軽快痛快ペット君二世 |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
仮面ライダーの原点・ライダー一号。それこそが彼、本郷猛である。
オープニングでは一文字と共に加頭の前に臆することなく対峙し、すべての参加者から注目される存在となった。
そんな彼が最初に出会ったのは鹿目まどか。彼女を保護するとともに、QBの話を聞き怒りをつのらす。
戦闘音を聞きまどかと共に駆け付けると、アインハルトとゴオマが戦っており、ゴオマと戦うが、そこへさらにノーザに洗脳されたスバルも現れ厳しい戦いとなる。途中サイクロン・ドーパントに変身したまどかを仮面ライダーのようだと評する。
どうにかゴオマを倒し、スバルが逃走した後、再び起き上がってきたゴオマに警戒するが、ゴオマは変身手段を失ってしまい、逃走する。本郷は彼を深追いせず、身体を休めるべくホテルへと向かう。
ホテルでなのは、いつき、流ノ介と合流し情報交換をするが、そこへシャンプーに擬態したスバルが現れる。なのはの姿を見たことでスバルはすぐに正体を現し、彼女を助けるため戦闘になる。戦いはノーザ、アクマロも現れて乱戦となり、スバルによってまどか、なのは、流ノ介が殺されてしまう。絶体絶命のピンチに現れたのは、本郷の仲間である沖一也だった。沖やいつきと共に立ち向かうものの、やはり敗勢を覆すことは出来ず、本郷は沖にいつきやアインハルトと共にここから逃げるように指示し、自分は一人で残る。
一人残って最後まで戦い続けた彼は、自分の理想を継ぐ沖たちのようなものがノーザや加頭のような悪をきっと打ち砕いてくれることを信じ、その生涯を閉じた。
称号:【託す正義】
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最終更新:2013年08月30日 16:56