【一文字隼人】
[名前]一文字隼人(いちもんじ-はやと)
[出典]仮面ライダーSPIRITS
[異名]仮面ライダー2号
[声優]佐々木剛 ※「仮面ライダー」など実写媒体
[性別/年齢]男性/「初代」初登場時21歳だが、SPIRITSは何年後か不明(30代程度ではないかと)
1949年10月10日生まれ(おそらくSPIRITSでは1949年の部分はカットされていると思われる)
[一人称]俺 [二人称]お前、あんた、君など [三人称]
「正義。仮面ライダー2号」
ショッカーによって改造されたバッタの改造人間。新SPIRITSによると、2号と同規格の仮面ライダーは量産されており、彼もそれと同様に造られた。
もともとはフリーカメラマンで、マスコミの立場から悪と戦う人間であったが、ショッカーに拉致され、改造手術を受けてしまう。しかし脳改造の一歩手前で本郷によって救われ、正義の心を持ったままショッカーと戦う戦士・仮面ライダー2号となった。その後は、海外に渡った彼の代わりに仮面ライダーとして戦う事になる。
映像作品では第14話からの登場(撮影中のバイク事故によって
本郷猛役の藤岡弘が撮影を続行できなくなったため、代役として仮面ライダー2号を出すという案が挙がり、そこから一文字隼人という新たな仮面ライダーが誕生する事になった)。
当初は、妙に飄々とした冗談めいた男として登場しているが、その反面でやはり未熟さがあり、自分の失敗で子供を怪我させてしまった時には立ち直れないほどのショックを受けた事も。
しかし、数多の特訓や戦いとともに成長し、本郷や立花籐兵衛、滝和也といった仲間たちとの絆も深めていった。
その後、ショッカー、ゲルショッカー、デストロン、GOD、デルザー軍団など数多の悪の組織と日本や海外で戦い、SPIRITSではBADANという組織と戦う事になる。
本編では一応死亡しない(死んだように見えても生きてる)が、「ガイアセイバー」、「仮面ライダーTHE NEXT」、「仮面ライダー 希望1972」などの関連作品・外伝作品では何故か死亡しやすい傾向にある。
[外見]
中の人の身長は身長172cm。他のライダー同様、SPIRITSではかなり筋肉質。
SPIRITSの彼は、下手をすると初登場時(初代ライダー時)より若いんじゃないかというくらいに幼い外見で描かれている。
髪型はだいたい七三分けのピッチリした感じで、本郷に比べるとまっすぐした髪型。作中では様々な服装を着こなしているオシャレな人間で、SPIRITSではなぜか時代劇のコスプレをして現れた事もあった。帽子をかぶっている事も多い。
怒りのスイッチが入り、興奮状態になると顔に手術痕の傷が浮かびあがるという設定があり、当人はそれを見られるのを嫌っている。
[性格]
陽気な兄貴分的な印象が強く、どこか影のある本郷に比べると明るい性格。
一方で非常に冷静で落ち着いた部分もあり、本郷と共に「仮面ライダーたちの先輩」として経験上のアドバイスなどをする。
子供好きで、冗談めいた発言や行動をよくする。SPIRITSでは敵を挑発する余裕なども頻繁に見せている。
ただし、それは怒りとともに浮かび上がる改造手術の傷を隠すためでもあるのかもしれない…。
[他キャラとの関係]
本郷猛は恩人であり、仮面ライダー中最も親しい真柄。彼ら二人は、後に現れる後輩ライダーとは違い、「先輩後輩」というより友人という感じである。
結城丈二、
沖一也は後輩ライダーであるが、昭和ライダーシリーズでもSPIRITSでも仲間として行動しているものの、かなり親しい真柄と思わせる描写はない。
村雨良は当初こそBADANの敵として戦ったものの、後に同じ仮面ライダーとして認め合う事になる。
三影英介も敵として認識しており、彼の事を「トラさん」などと呼んで挑発した事もある。
[能力]
初代仮面ライダーの時点で柔道五段、空手六段の武道の達人だが、改造人間となった事や、たぐいまれなる戦闘経験からより強力になっている。また、バイクの運転技術も本郷同様非常に高い。
外交官だった父の影響から、語学にも長けており、雑誌の記事を書く事も多かったためおそらく日本語の文章力も高い。本郷が理系であるのに対し、彼は文系。
カメラマンとしても高い技術を発しているのではないかと思われる。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
基本情報
初登場 |
013:顔に十字を持つ者(000:オープニング) |
最終登場 |
139:未来予報はいつも晴れ |
参戦時期 |
第3部以降 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
仮面ライダー2号(5) |
所持品 |
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支給品 |
姫矢の戦場写真、モロトフ火炎手榴弾、タカラガイの貝殻 |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
正義・仮面ライダー二号。OPでは本郷と共に加頭に反抗の意志を見せ、本郷共々参加者全員から注目される存在となった。
そんな彼が最初に出会ったのはバラゴこと暗黒騎士キバ。手強い相手に苦戦を強いられるが、掛けつけてきた後輩ライダーの沖一也こと仮面ライダースーパー1に助けられ、彼とのダブルライダーキックによってキバを退けることに成功する。
その後治療のために志葉屋敷に向かい、そこでの沖との会話により沖が自分の知っているよりも過去から連れてこられていることを知る。村雨やBADANについてよく知らない沖に彼らの事を説明すると、沖の言葉により「村雨が仮面ライダーではなくBADANとして殺し合いに乗っているのでは?」という可能性が浮上するが、一文字は仲間である村雨を信じ、仮に殺し合いに乗っていても止めてみせると決意する。
一通りの治療を済ませた後、より多くの人を守るため二手に分かれて行動することを提案する。せっかく合流できたのに離れることを提案する一文字に沖は反対するが、一文字は「仮面ライダーとして優先することは何か」を沖に説き、18時に市街地で合流することを約束して沖と別れた。結果的にこの一文字の判断がホテルでの対主催集団全滅を防いだことを考えると、彼の判断が正しかったことが分かる。
沖と別れた後、一文字も移動しようとするがそこへバラゴの手により洗脳された園咲冴子ことタブー・ドーパントが襲ってくる。タブー・ドーパントは乱入してきた三影英介ことタイガーロイドによって爆殺され、今度は彼と戦闘になる。
タイガーロイドとの戦闘は隙を上手くついて彼に大ダメージを与えることに成功するが、そこへ再びバラゴことキバが乱入してきて三つ巴となる。戦いは石堀光彦と花咲つぼみによる介入でバラゴが撤退し、瀕死のタイガーロイドはつぼみの制止を振り切ってライダーパンチで息の根を止めた。その後は民家にてつぼみ・石堀と共に放送を待った。
第二回放送まで
放送で本郷の名前が呼ばれ衝撃を受けるが、彼の分まで走り続けることを決意する。バイクでの三人移動が厳しいため移動をどうしようかと考えていたところ、つぼみが自分が一人で行動することを提案し、プリキュアとしての正体を明かす。つぼみからプリキュアや放送を行ったサラマンダー男爵について聞くと、二手に分かれるというつぼみの提案を了承した。
石堀と移動しようとしたところ、三度バラゴの気配を察知して戦闘となる。途中石堀の上司である西条凪が仮面ライダーアクセルに変身して救援に現れるがアクセルは気絶してしまい、代わりにアクセルに変身した石堀に凪を任せて再び一人で戦う。苦戦を強いられる中、逃走中の石堀と出会った桃園ラブことキュアピーチが救援に現れ、彼女の機転により離脱に成功する。その後はラブと共に行動を共にし、放送前には支給品の確認などをした。
第三回放送まで
放送後、友達の死を知らされたラブの悲しみを受け止める。そして市街地を目指すが、そこでモロトフと遭遇しテッカマンランスである彼と戦闘となる。
因縁の相手である彼に一人で決着をつけようとするラブに対し、あくまで一文字は確実に敵を倒すために加勢しようとするが、そこへ天道あかねことナスカ・ドーパントが襲ってくる。ナスカの驚異的なスピードと、わざとスピードを緩めることによって対応する相手の力を弱めるという戦法に翻弄されつつも善戦していたが、ピーチとランスの戦闘現場で爆発が起こったことに気を取られた隙に致命傷を負ってしまう。それでも最後まで諦めず、ナスカ・ドーパントに渾身のライダーキックを放つが倒すには至らず、逃げられてしまう。
死の間際、先に死んでしまった本郷と会話をした一文字は、ピーチが戦いから生きて戻ってきたことに安堵しながら、未来への期待を抱きながら安らかに息を引き取った。
称号【未来に託す、希望の光】
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最終更新:2013年11月25日 22:44