【バラゴ】
[名前]バラゴ
[出典]牙狼
[異名]暗黒騎士呀(キバ)、偽名:龍崎駆音
[俳優]京本政樹(龍崎時)、小林健一(十字傷時)
[性別/年齢]男性/40歳くらい?
龍崎時
[一人称]僕(内面では常に「僕」) [二人称]君 [三人称]彼らなど
バラゴ時
[一人称]私、俺 [二人称]貴様 [三人称]奴ら
「いや、我が名は呀!暗黒騎士!」
闇に堕ちた魔戒騎士。本来、バラゴは旧魔界語で「希望」という意味。
当初は龍崎駆音という名前の脇役かと思われたが、その正体は鋼牙の父を殺し、零の家族を殺した闇の騎士であり、普段は顔を変容させる薬によって顔を変えていた(零の父がそれを作っていた為、零の父や婚約者は殺されたのである)。本編では触れていないが、零の兄弟子も殺害している。
元々は優しい少年だったが、(間接的ではあるが)ホラーに両親を殺された憎しみから強さを求めるようになっている。
鋼牙の父・大河の親友であり弟子だったが、ある日、闇の魔導書に魅入られたことで、鎧に喰われメシアの復活を目論むようになった。
彼が本編でまともに戦闘するシーンや会話するシーンは少ないが、小説「暗黒魔戒騎士篇」やOV「呀」などで主人公を務めており、それを見ると把握しやすい。
あとは、小説「妖赤の罠」の旅の途中ではまだ人間らしい心が残っていたことが確認できる。
個人的な見解だが、参加者だと
大道克己とイメージが近く(元は優しい少年だが感情をなくしたり、本来は母親想いでありながら母親の姿をしたものを殺すシーンがあったり、演じたのがミュージシャンだったり)、
石堀光彦と本編内での行動が近い。
[外見]
中の人の身長は178cm(京本さん)。
普段の「龍崎駆音」としての姿は中世的で物腰柔らかそうなイケメン。中の人は有名なので、名前見ればだいたいの人はわかるだろうと思う。本編ではこちらの姿をしていることが非常に多い。
本来の姿である「バラゴ」としての姿は、体や顔のラインがやや太く、顔に真っ赤な十字の傷があり、そのうえ人間のものとは思えない蒼白…という醜い外見である。
回想シーンを見た感じでは、生い立ちや闇落ちなど、様々な原因がなければ、おそらく龍崎駆音の姿が正しい彼の姿だったのではないかと思われる。
[性格]
とことん冷徹で、カオルと幼少期に出会って以来、彼女をメシアのゲートとして使うために付けねらっていた。殺人には一切躊躇がなく、かなりの数の魔戒騎士や人間を殺している。
幼少期は優しい性格だったのだが、ホラーにより家族を奪われた恨みから強さを求める性格になっており、そのために手段を厭わなかった。ホラーを憎んでいたが、やがてホラーの力さえ利用して強くなろうと考え始める。
父親が死んだと聞いたときでさえ、彼は「彼が弱かったから」と簡単に割り切ったらしい(あくまで本人談)。
闇に堕ちる直前に、自分の母親の姿を躊躇いながらも斬って感情を捨てた。その後、彼が優しい感情を見せたのは小説版に登場するアキラのみ。しかし、本編に差し掛かった彼は既に冷徹になっている。
ただ、カオルに自分の過去をどこか物憂げに聞かせており、心の底では感情を失った自分を倒してほしいと願っている節もある。
完全な悪ではあるが、一応本編で死亡した後は大河と冥界で出会い、元の優しい性格に戻り鋼牙の一期のラストバトルを支援していたことが明かされている(小説版の設定による)。
本編では全く窺い知れないが、後付の設定により同情できるシーンや人間らしさも増えており、現在では人気も随分と高くなった。
詳しくは小説版(暗黒魔戒騎士篇、妖赤の罠)を参照されたし。
[他キャラとの関係]
冴島鋼牙は、かつて彼が殺害した冴島大河の息子であり、バラゴにとっても気になる存在である。
涼邑零は、顔を変える秘薬を奪うためだけに殺した道寺の義理の息子であり、無名の魔戒騎士と呼んでいた相手である(つまりバラゴ自身はろくに認識していない)。彼の師匠や両親を殺しているのだが…。
二人ともバラゴを憎んでおり、それにより何度か刃を交える事になる。
どちらかといえば、本ロワ未参戦の御月カオル、冴島大河、アキラなどといった人物の方が関係は深いかもしれない。
[能力]
暗黒騎士キバの鎧を装着でき、デスメタルを操れる。その経緯から考えるとソウルメタルを操れる可能性も高い。ホラーや魔戒騎士を喰らい能力を蓄えた為、鋼牙や零の二人を相手にも簡単に圧倒している。剣技の他には蹴り技が得意。
生身でも超能力のような力で、手を翳すだけで敵を吹き飛ばすこともある。また、カオルの首にメシアのゲートを開く紋様も手を首に翳すだけで出現している。
普段は心理カウンセラーもしていたため、人の心を操るのも上手。
龍崎の時の描写を見る限りでは知識も深く頭脳も明晰。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
+
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開示する |
バラゴの本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
013:顔に十字を持つ者 |
最終登場 |
155:騎士 |
参戦時期 |
第23話でカオルに正体を明かす前 |
スタンス |
無差別マーダー |
変身回数 |
暗黒騎士キバ(5)、龍崎駆音(1) |
所持品 |
魔戒剣 |
支給品 |
魔弾(2発)+ボチャードピストル、マタタビ |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
暗黒騎士・キバ。人間の時の名前は龍崎駈音。牙狼一期では、一応ラスボス。その能力は一人でガロ、ゼロをを圧倒するほどであり、マーダーでもトップクラスのチート。
今回も当然の如く殺し合いに乗り、キバに変身して一文字を襲撃。仮面ライダー2号に変身した彼を圧倒するも、仮面ライダースーパー1=沖一也の邪魔が入ったため、ダブルライダーキックを受け撤退。以後、仮面ライダーに対して強い憎しみを感じるようになる。
それから、支給品の魔弾を使って園咲冴子をホラー化させて速水克彦を殺させ、そこに現われた一文字に冴子ホラーをぶつける。だが、そこに三影が出てきて冴子を殺害。彼らの戦いを見学することとなる。
一文字が三影の戦いを有利に進め、止めを刺そうとした瞬間に魔弾で防がれ、再び変身し、仮面ライダー2号と戦うことに。優勢とも劣勢とも言い難い戦いの結果、石堀とつぼみに邪魔をされて撤退。
第二回放送まで
相変らず一文字をストーカー中だったが、見つかってしまい三度目の戦いを開始する。
その最中、仮面ライダーアクセルに変身した西条凪の乱入があり、二対一の戦いを強いられるがキバは難なくアクセルを打ち倒す。そのまま気絶した凪に止めを刺そうとしたが、2号によってそれは妨害されてしまい、石堀共々逃げられてしまった。
二人に逃げられてからも戦いは続き、キバは2号を殺害しようとする。しかしその最中、またしても邪魔が入る。今度はキュアピーチが変身した桃園ラブが乱入するが、それでもキバが有利なことに変わりはない。
ライダーキックと烈火炎装の打ち合いに勝利するが、その後にピーチが放ったラブサンシャインフレッシュによって動きを止められ、すぐに吹き飛ばすが逃げられてしまった。
しかしその代わりにビートチェイサー2000を手に入れて、変身を解いたバラゴは逃げられた者達への復讐と共に、かつての師匠・冴島大河の息子である冴島鋼牙の殺害を強く決意する。
移動していると、因縁の仮面ライダー結城丈二・村雨良と魔戒騎士冴島鋼牙・涼邑零と遭遇し、戦闘となる。牙狼の思わぬ成長に驚く中、追い詰められて絶狼にとどめを刺されそうになるも、なんとか凌いで、逆に彼の相棒であるシルヴァを破壊する。その後、銀牙騎士が心滅獣身することを期待しながら悠然とその場を立ち去った彼は、グロンギ遺跡へやってきて、棺の封印を解く。現在は呪泉郷を目指している。
呪泉郷に着いた彼は、社務所にて顧客名簿と地図を見つけ、有用となりそうな双生児溺泉のもとへ向かうが、泉は枯れていた。
第三回放送まで
放送を聞いた後、いくつかの呪泉郷の水を回収し、北のホテルへと向かう。そして変身超人大戦により出来たクレーターに放置されていたレイジングハート・エクセリオンの声を聞く。
レイジングハートにそこで何があったのかや様々な情報を聞いた彼は、彼女のことを利用しようと画策し、レイジングハートをパートナーとして迎える。
道中響良牙、一条薫、泉京水と遭遇し戦闘を仕掛ける。途中鋼牙や相羽タカヤなどの敵の増援が現れるも優位に戦いを進め、泉京水を殺害する。良牙と一条は遅れて現れたつぼみと共に撤退し、ブラスター化したタカヤことテッカマンブレードと鋼牙を相手に戦う。
…普通に参加者襲って殺してるけど、レイジングハートに取り繕う気あるんだろうか?
ブレードと牙狼を相手に優位に戦いを進めたが、満身創痍の中執念で向かってきたブレードのボルテッカ、そして黄金騎士のとどめの一太刀を受け、敗北した。
牙狼に敗れたバラゴは、正気を取り戻し、自身が求めた強さが間違っていたことを悟る。正しき心を持って向かってきた黄金騎士によって引導を渡されたことに満足しつつ、短い間とはいえ自分に付き添ったレイジングハートに別れを伝えるべく、最後の力を振り絞ってその名を呼んだ。
称号【正された過ち】
第五回放送まで
第四回放送後の制限解除によって、暗黒騎士キバの鎧のみが自立して再生。若い娘の姿になったレイジングハート・エクセリオンの後をつける事になる。
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最終更新:2014年11月07日 02:24