【姫矢准】


[名前]姫矢准(ひめや-じゅん)
[出典]ウルトラマンネクサス
[異名]セカンドデュナミスト(あまり呼ばれない)
[俳優]桐島優介
[性別/年齢]男性/27歳
[一人称]俺 [二人称]君、お前 [三人称]奴、あいつ


「孤門…光は、絆だ。誰かへ受け継がれ、再び輝く…!」


 ウルトラマンのデュナミストに選ばれたカメラマンの青年。
 東都日報新聞社に勤め、社会の不正を暴いていたが、だんだん人間不信に追いやられ、逃げるように戦場カメラマンになる。
 そこで出会った少女、セラと親しくなるも、戦地へ写真を撮りに行った姫矢を追ったセラが目の前で爆死。
 しかも、その瞬間を撮影した写真が世界的な賞をとったために、姫矢は余計に傷ついてしまう…という悲惨な経歴の持ち主。
 元は憐のように明るい、孤門のような熱血漢だったはずなのだが、作中で見せるのは無口で心を閉ざした男性のイメージが強い。

 その出来事の後は、世界をただブラブラと放浪していたが、その時に夢の中でセラに導かれるように「遺跡」へとたどり着き、そこでネクサスの力を得る。
 それから彼は「何故、自分が選ばれたのか」と自問しながらも、ウルトラマンネクサスとしてビーストと戦い続けることになった。

 孤門や凪など、ナイトレイダーの人々との衝突や協力の中で信頼感が芽生えていき、自分が光を持った意味に気付いた彼はメフィストと最後の戦闘を繰り広げ、その後最終回まで生死不明になっていた。

 ちなみに、彼は番組のタイトル通り、「ウルトラマンネクサス」だが、主人公ではなく、後半では一度しか登場しない。


[外見]
 中の人の身長175cm。中肉中背。
 短髪で基本的に皮ジャンを着ている。

[性格]
 無口でクール。セラの死のトラウマから、ほとんど笑顔を見せず心を閉ざしてしまった。
 しかし、本来は優しい性格なので、困っている人を激励したり、傷ついても誰かを守ったりすることが多い。
 特に孤門に対しては年長者としてアドバイスをすることが多く、リコを喪った彼に自分を重ねて「過去は変えられなくても未来は変えられるかもしれない」とアドバイスをした。
 彼とは、互いに支え合った友人であるため、どちらか一人が欠けてもビーストと戦い続けることはできなかっただろう。

 回想シーンや恵の台詞によると、次のような順番で性格が変わっていったことになる。

 ①カメラマンをやっていた初めの頃は、社会の不正を暴こうとした若い熱血漢だった。
 ②しかし、その中で人間の悪い面を見続けたために人間不信になり、戦場へ。
 ③閉ざした心をセラという少女との出会いから解消し、明るい性格に戻る。
 ④セラの死でまた心を閉ざす。
 ⑤孤門たちとの出会いの中で光の意味を知り、熱い魂を取り戻す。

[他キャラとの関係]
 孤門一輝とは戦いを通して出会い、戦いに迷う彼の支えとなる一方、姫矢も彼を支えとして戦っていた。
 西条凪とは当初は彼女の攻撃を受けた事であまり上手くいってはいなかったものの、姫矢編終盤では共同戦線し、石堀光彦を含むナイトレイダーの面々とは共同戦線を張る事になった。
 溝呂木眞也とは何度も戦った因縁の相手である。

[能力]
 ウルトラマンネクサスに変身できる。ジュネッスにも変身可能。
 カメラマンなので、カメラの知識も抜群。政治などにも詳しいだろう。
 また、戦場へ行っていたため、戦争についてや、兵器や戦法については詳しい。

以下、変身ロワにおけるネタバレを含む


+ 開示する

姫矢准の本ロワにおける動向


基本情報

初登場 027:外道─ビースト─
最終登場 108:Nのステージ/英雄─ヒーロー─
参戦時期 ダークメフィストとの最終決戦直前
スタンス 対主催
変身回数 ウルトラマンネクサス(2)
所持品 エボルトラスター、ブラストショット
支給品 魔導輪ザルバ、箸袋コレクション

参加者関係表

キャラ名 状態 関係 呼び名 本名 初遭遇話 生死認識
孤門一輝 友好 元の世界の仲間 孤門 未遭遇
西条凪
石堀光彦
溝呂木眞也 敵対 元の世界の敵
血祭ドウコク 中立 協力関係→殺害される 027:外道─ビースト─
佐倉杏子 友好 共闘する 101:この想いを…(後編)
左翔太郎 108:Nのステージ/罪─ギルティ─
ゴ・ガドル・バ 敵対 交戦する
ン・ダグバ・ゼバ

名前のみの情報

キャラ名 状態 情報 情報伝達者

説明

第一回放送まで

 最初にネクサスの光を受け継いだデュナミスト。
 まずは、ウルトラマンの力をある程度実験し、ストーンフリューゲルや巨大化の制限を把握。加頭の力を思い知った後、森の中で血祭ドウコクが歩いているのを目撃する。
 その外見が気になって尾行するが、しっかりバレていたため、一瞬交戦しそうになるも、ドウコクの気まぐれによって、協力関係を結ぶことになった。
 それからというもの、放送直前までドウコクと行動することになり、まずは激戦地の予感のある街に向かうことに…。そのうえ、ドウコクの行動を制止したりなど、色々と大変そうである。
 果たして、彼は今回、光を繋ぐことができるのか…。色々と心配なまま、放送に入ることとなった。

第二回放送まで

 放送後、ドウコクと情報交換をしようと試みるが、戦闘音を聞きつけたドウコクは一人でそちらへ行ってしまう。彼を追おうとするが、せつなの死に慟哭した杏子の叫び声を聞き、彼女との接触を果たす。
 霧彦の放送を聞いて、現場へと向かった杏子を追い、ネクサスに変身して杏子と共に放送のあった場所へ向かう。現場に着くと、霧彦は既に灰となって死亡しており、杏子やその場で出会ったダブルと共に霧彦を殺したガドルと戦う。
 ガドルに一番の脅威と目され、彼と戦いつつ、犠牲になってほしくないという思いから杏子とダブルがこの場から逃げることを心の中で願っていた。しかし、途中で乱入してきたダグバが杏子を殺そうとしているのを見ると、身体を張って杏子をかばう。その攻撃によって大ダメージを受けたネクサスは、ダグバによって一方的に攻撃を受け、興がそがれたガドルはその場から去った。しかし、それでもあきらめずに戦い抜き、杏子とダブルのフォローもあってオーバレイ・シュトロームを放ちダグバを退けることが出来た。
 戦闘後、いずれこの場に訪れるであろうドウコクから翔太郎と杏子を守るため後で必ず合流すると嘘の約束をして二人をその場から離れさせる。そして二人がいなくなった後、ドウコクが現れ、逃がした二人を殺せば生かしてやってもいいと言われるも、その提案を突っぱね、ドウコクに首を切断されて死亡した。
 ガドルやダグバとの戦いの中で、姫矢は杏子のことを自分と重ねていた。そして彼は杏子をネクサスの光を繋ぐ者として選んだ。
 千樹憐に光が繋がれるはずだった運命は変わった。ダークザギですら予測しえなかったこの状況の中、新たなサード・デュナミスト、佐倉杏子はどのような運命を紡いでゆくのか…

称号【変わる運命、繋がれる光】




最終更新:2014年03月17日 14:31