【血祭ドウコク】
[名前]血祭ドウコク(ちまつり-)
[出典]侍戦隊シンケンジャー
[異名]
[声優]西凜太朗
[性別/年齢]男性/不明
[一人称]俺 [二人称]テメエ [三人称]
「来い…絶望ってのを教えてやる」
三途の川に潜む化け物・外道衆の総大将。外道衆を束ね、人間世界を三途の川の水であふれさせ、人間世界を蹂躙するために外道衆の怪物たちを派遣する。部下たちからは「御大将」と呼ばれ、信頼されているが、外道衆の中には野心が強く、謀反を企てている者も多い(ドウコクのやり方に不満を持つような者はほとんどいない)。
シンケンジャーたちを圧倒するほどのパワーを持ちながら、先代シンケンレッドから受けた封印の文字の影響で、物語開始時点では人間界に長時間出ることができない。もし出た場合は、すぐに水切れを起こして帰還を余儀なくされる。
普段は、ほとんどやさぐれて三途の川に存在する「六門船」で常に酒を飲んでいる。
機嫌が悪いときのドウコクを鎮める事ができるのは薄皮太夫の弾く三味線の音と酒だけ。太夫が外道に堕ちる前から、太夫の三味線には執着を見せていた模様。
第四十幕で後遺症の限界まで人間界へ赴いたため、終盤は三途の川の底に沈んでいたが、太夫の三味線に宿っていた嘆きの力が解放されて復活、再び人間界に現れた。
その際に太夫の体を取り込む事で、封印の文字や水切れを克服。
人間界に侵攻をはじめ、封印の文字を使えないシンケンジャーを圧倒する事になった。
しかし、最終的にシンケンブルーの一撃によって一の目を撃破され、サムライハオーによって二の目を撃退。死亡する。
「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」などでは脇役で登場している。
血祭のブレドランという怪人を見かけても、それは別人である。
[外見]
身長は一の目が六尺八寸四分(二百七センチメートル)。二の目は千八百十一寸(五十七メートル)。体重は一の目が109kg。二の目は27.3t。
外見は真っ赤で、いかにも怪物。人間じゃないのは明らか。
毘沙門天および伊勢海老がモチーフ。長身痩躯だが全身に鎧や棘のような意匠を身に付け、荒武者を彷彿とさせる。
[性格]
酒が切れると暴れる暴力的な性格ながら、わりと部下や仲間には寛容で、薄皮太夫や骨のシタリといった幹部たちも殆ど対等な仲間として扱っている。冗談で小ばかにされたとしても、はっきりと反抗しない限りは危害を加える事はない。それどころか、「おもしれえじゃねえか」と相手を立てる事まである。「遊ばせておけるうちは遊ばせておけ」というかなりの放任主義。
作中では薄皮太夫に対して、強い執着を見せる。
太夫が自分の意にそぐわぬ事をすれば怒り、太夫が襲われれば太夫を襲った者に怒り…という、ツンデレ亭主関白である。
しかし、当の部下や太夫が死んだとしても、大きく悲しむ事はない。例として、ドウコク自身が大切にしていた薄皮太夫はドウコク自身の手で最期に利用されている(その後、シタリとともに太夫の着物を埋葬したが)。
ともかく、反抗しない外道衆に対しては、案外仲間思い。庇う事はないだろうが、友人としての意識は持っている模様。
あくまで、外道衆には仲間意識の中に「情」がないのである。
シンケンジャーに倒された事を深く根に持っており、シンケンジャーに対しては強い執着と敵対心を持つ。特にシンケンレッドに対しての恨みが強い。最初の目的は彼らを「屈服させる事」であり、どうやら殺害を第一とはしていない模様。
おそらく、ドウコクら外道衆自身も自分の命を大切にしており、命を顧みずに戦うシンケンジャーを気に食わないと思っているからである。
酒と太夫の三味線が好きらしい。酒はまずくてもおかわりをする事がある。
武器の昇竜抜山刀と降竜蓋世刀も手放す事はない愛刀となっている。
[他キャラとの関係]
志葉丈瑠、
池波流ノ介、
梅盛源太らシンケンジャーとは仇敵。
同じ外道衆の
筋殻アクマロとも折り合いが悪く、アクマロの裏切りに怒ったドウコクが40幕で人間界に飛び出した事もある。
はぐれ外道の
腑破十臓とも何度か争いになっており、決して仲は良くない。というか、今回コイツ仲悪い奴しかいないような…(シタリや太夫とはとても仲良しである)。
[能力]
高いパワーとスピードを持ち、シンケンジャーが束でかかっても倒せないほどの強さがある。しかし剣技自体はさほどでもないようで、十臓とつばぜり合いになったり、シンケンレッドとも剣技は互角。彼の能力はやはり昇竜抜山刀を叩き付けるようにして攻撃するそのパワーにあるかもしれない。しかし、一方で、ドウコクの攻撃を受け流したアクマロも肩に痛みを残しているので、やはり丈瑠や十臓ほどではないにしろ、ある程度の強さはある。
咆哮により強力な衝撃波を出す力も持っているほか、アヤカシを縛る力も持っており、相手が反抗してきた場合に動きを止めることができる。対個人だとあまり強くないが、対集団だと異常なほど強く、衝撃波や炎型の剣圧は敵を纏めて戦闘不能にするほどの威力を持つ。
また、太夫吸収前はすぐに水切れを起こしてしまう弱点があったが、吸収後は水切れを起こさなくなった。また、それと同時に封印の文字が効かなくなっている。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
+
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開示する |
基本情報
初登場 |
027:外道─ビースト─ |
最終登場 |
169:双大将再会 |
参戦時期 |
第四十八幕以降 |
スタンス |
対主催(危険) |
変身回数 |
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所持品 |
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支給品 |
降竜蓋世刀、グリーフシード、ハートキャッチミラージュ |
参加者関係表(最終認識)
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
水切れ克服後の参戦。
首輪の解除と自由な殺し合いを目的として、森をウロウロしていたが、後ろをつけてきた姫矢准に気づき、どう対処するか思案する。
姫矢がブラストショットを向けたところで、予想以上に自分に驚かない姫矢に見どころを感じて、姫矢を首輪解除に協力させようと考え、姫矢もそれに応じた事で、同盟を組み、街エリアに来た。
第二回放送まで
放送で流ノ介と十臓の死を知ったドウコクは、彼らの死そのものに対しては「邪魔者が消えた」という以上の感想は抱かなかった。
近くでテッカマンランスとキュアパッションの戦闘の音を聞いたドウコクは、姫矢に荷物を任せてそこに向かうが、既に決着はついており、一人で街を彷徨う。
その後、仮面ライダーダブル、佐倉杏子、ウルトラマンネクサス(姫矢)とン・ダグバ・ゼバ、ゴ・ガドル・バの戦闘を目撃。
戦闘が終了した後、自分が与えた使命に違反した姫矢を殺害すると、彼の首輪を奪った。
そして、放送までの時間を三途の池で過ごすが、彼の気がまぎれる事はなかった。
第三回放送まで
第二回放送で丈瑠やアクマロの死を知ってからは、再び街に出陣。
仮面ライダーダブル(左翔太郎)、ウルトラマンネクサス(佐倉杏子)、シンケンゴールド(梅盛源太)、アインハルト・ストラトス、キュアサンシャイン(明堂院いつき)と交戦する事になるが、彼らを圧倒したが、風都タワーの倒壊を目にした事で、彼らを引き連れてそこに向かう事になる。しかし、その途中でキュアベリー(蒼乃美希)の妨害に遭って杏子以外の全員に逃げられた。
姫矢がドウコクに殺された事を知る杏子は、ネクサスに変身してドウコクに挑むが、そこに引き返してきたダブルが登場。
彼らとの交戦を経て、一度はダブルを激しく痛めつけるも、アカルンの力で纏めて逃げられる。
だが、アカルンの力では遠くまで逃げられなかったために杏子ネクサスと二度目の戦闘。ジュネッスの力を使った杏子に敗北し、遠くまで吹き飛ばされた。
起き上がった彼は、コンビニをウロウロして酒を手に入れたり、三途の池に行って火災を鎮めるのに貢献したりしながら放送まで時間を潰す。続々と市街地に人が集まってくる中で、唯一村に向かっていった、
第四回放送まで
森でキュアブロッサム(花咲つぼみ)、仮面ライダークウガ(一条薫)、響良牙らに遭遇。彼らに一方的に協力を申し出るが、ドウコクのスタンスが明らかになるとすぐに拒否され、交戦。
しかし、アメイジングマイティフォームに覚醒したクウガや仮面ライダーエターナルへと変身した良牙らに敗北し、全ての荷物を奪われた挙句に河に流される。
道中、突如として山頂に現れた忘却の海レーテに驚愕。主催側からホログラムで現れた脂目マンプクに制限解放について教えられ、アクマロの二の目を打倒しようと目論む。マンプクに見下された事で怒り、主催陣への怨念も強まるが、そのまま目的地に向かっていった。
また三途の池で休息をとって放送を待つ。
第五回放送まで
三途の池で外道シンケンレッドに出会ったドウコクは、彼を家臣として迎え入れ、利用する事にした。
そして、二の目として復活した筋殻アクマロを見つけた彼は、外道シンケンレッドとともにアクマロを瞬殺し、圧倒的な強さを見せつけると、また誰もいない村に向かっていった…。
しかし、幸いにも対主催の大チームガイアセイバーズが村へのワープを果たしていたので、彼らと出会うこととなる。戦闘となるが、ガイアセイバーズのリーダーである孤門一輝の説得により主催者達を倒すまでは共闘することとなった。
その後ガイアセイバーズはそれぞれの目的の為に分かれて行動することとなり、ドウコクは翔太郎、沖一也と共に志葉屋敷で待機することとなった。
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最終更新:2015年05月20日 22:13