【西条凪】
[名前]西条凪(さいじょう-なぎ)
[出典]ウルトラマンネクサス
[異名]
[俳優]さとうやすえ(牙狼の邪美と同じ)
[性別/年齢]女性/27歳
[一人称]私 [二人称]あなた、お前 [三人称]あいつ
「その憎しみを力に変えなさい」
ナイトレイダーA班の副隊長。四番目のデュナミストでもあるが、変身自体一回きりで戦闘すらしてない(石堀にパンチしようとしただけ)。
とにかく厳格な孤門の上司だったが、隊員の中では主人公の孤門の次にインパクトが強い「もう一人の"ウルトラマンじゃない主人公"」だろう。孤門の良きパートナーとして信頼を深め合っていく姿も物語の進行を感じさせる。
幼い頃に両親をビーストに殺害された過去から、ビーストを憎む。しかし、それは凪が光を継承することを予期したアンノウンハンドの張った罠であり、凪の持つ憎しみが光を闇へと変換するための伏線であった。
最終回で憐から光を受け継いだ彼女は、ウルトラマンの力を奪われたが、その力は孤門に受け継がれ、姫矢や憐、孤門などといった人物との絆が最強のウルトラマンを作り出すことになった。
初期設定では彼女がダークザギにされる予定だった。打ち切りのお陰で何とかそれを免れた模様。
[外見]
中の人の身長は169cm(石堀のデータでは168cm)。女性としては高身長である。
髪はセミロングくらいの髪を真ん中で分けており、戦闘があるためか前髪は作らないようにしている模様。
基本的にナイトレイダーの制服を着ているかタンクトップだが、私服を見せたこともある。
[性格]
とにかく自分にも他人にも厳しいが、他人に言ったことを自分で守れていない迂闊なシーンが序盤にある(孤門に対し、「残弾の数は把握しておくべき」と言っておきながら、自分は姫矢に対して弾切れを起こした)。
幼い頃にビーストによって両親を殺害されたため、それ以来ビーストを憎む。ウルトラマンに対しても、序盤は「得体が知れない」「ビーストかもしれない」という理由で発砲した。異形の者、人知を超える存在はそう簡単には認めないのだろう。物凄く短絡的。
あまり笑わない人物のイメージがあると思うが、孤門は恋人の死を乗り越えてビーストを倒した時にはサムズアップを送り笑みをかけたり、ビーストの襲撃を受けた少女を孤門が助けた際には少女に「よかったね」と笑いかけたりしており、笑うシーン自体は頻繁にある。更には、「詩織─ロストメモリーズ─」では、孤門のボケっぷりに絶句するギャグシーンまであるので、一概に真面目キャラとも言えない普通のクールな女性。
ただ、実際は上記のビーストの襲撃から逃れた少女に対しても、「ビーストを倒すための見殺し」という手段をとろうとした後(孤門により救出された)であり、初期は任務に忠実で合理性の高い性格だった。とにかくビースト殲滅のために冷徹な判断も辞さない。
その他、姫矢に対しては殺人未遂に近い行為をしていたり、他人に対して平然と武器を向けたりする問題行動も多いが、救える命は救うべく奮闘している部分は序盤からあった。
特に、ビーストの被害者に対しては、自分の境遇を重ねてか優しくしたり、同情したりすることが多い。
明らかに孤門のことを嫌っていたにも関わらず、彼の恋人の一件を知ると一喝し、彼を立ち直らせているあたり、やはりビーストと戦う理由は決して「憎しみ」だけではないように見える。
また、後半では憐の命を脅かしかけたTLTという組織に対し、ナイトレイダー全員で憐の救出をするなどの反逆行為を行っており、自分が持っている疑問は解消せざるを得ない性格かもしれない。
彼が自己犠牲的な行動を取るのを見かねて、「生きるために戦いなさい」となだめていることもあり、自他ともに人間の命を強く尊重している様子も見て取れる。
更には、瀕死の溝呂木に対して「償うならば人として生きるべき」と諭しており、たとえ元・ダークメフィストであれど、罪を償わせるために生かそうとするなど、後半ではかなりの成長を見せている。
ただし、やはり無茶をする性格や、復讐相手を前にすると暴走する性格には改善の余地がなかったため、最終回でも石堀の裏切りに対して感情を抑えきれず、彼を倒すために迂闊な行動を取ってダークザギの復活を手伝う結果になってしまった。
[他キャラとの関係]
序盤の凪は孤門を疎ましく思っていたようだが、彼の考え方などを知り凪も変わっている。リコの死亡時には一喝しており、それから立ち直った後は信頼感が強まっていく。
石堀は凪を利用し続けた敵であるが、ナイトレイダーとして共に戦っており、あまり衝突する場面がない以上、彼の能力に対する一定の信頼感はあったのだろう。
溝呂木は過去の上司であり、闇に魅入られて以降は敵である。彼に対しては最も強い憎しみを向けている。
姫矢とは当初衝突したが、彼の考えを知り、凪も変わっていた。
[能力]
ナイトレイダーとして、武器の扱いは勿論、基礎体力も人間離れしたものに違いない。
車や戦闘機も運転できる。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
+
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開示する |
西条凪の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
021:ゲゲル ゾ ザジレス |
最終登場 |
157:ひかりのまち(前編) |
参戦時期 |
Episode.31の後で、Episode.32の前 |
スタンス |
対主催 |
変身回数 |
仮面ライダーアクセル(2)仮面ライダースカル(1) |
所持品 |
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支給品 |
コルトパイソン+執行実包(6/6)、T2ジーンメモリ、.357マグナム弾(執行実包×18、神経断裂弾×8) |
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
ナイトレイダーの副隊長の女性。ちなみに、「牙狼─GARO─」の邪美と外見が同じである。
対主催ながら、原作では異形の存在に容赦なく銃を発砲したり、戦いの根源が憎しみだったりと、ウルトラ隊員史上屈指の危険人物(キリヤマ隊長などもかなり危険だが)で、本作でもそうした姿を見せてくれると思われた。
……が、ある程度原作の後半からの参戦であるせいか、事前に思われていたよりも温厚。ただし、やはり異形の存在に対しては結構容赦がないし、殺人も考慮に入れている。
まず最初に合流することとなったのは、仮面ライダークウガこと五代雄介。彼に銃を向けて、情報を得、信頼できるか否かを確認してから銃を下ろすというパロロワではそこまで珍しくない邂逅の仕方をしているが、今ロワでは彼女ほどこの行動が似合う人物はいないだろう。
クウガについての情報も得たが、五代に対して発砲することはなく、多くの読者が安心しただろう。それからしばらくは、互いの認識の違いについて何となく論じ合い、互いが記憶処理を受けたかパラレルワールドの住人であることを思慮に入れることとになった。
直後にバイオレンス・ドーパント(正体は溝呂木)に襲われ、五代はクウガへと変身。厳しげに見つめたが、敵はバイオレンスであるため、彼に対して神経断裂弾で援護をする。ネクサスが登場時に凪に発砲されたのと同じく、クウガも作中で警察に発砲されているので、色々と不安だったが、そんなことはなかった。
何とかバイオレンスを撃退したが、彼を退けた五代には「どうして見逃したのか」と責め立て、彼がもし人間の脅威となるようなら撃つと宣言した。
ドーパントを追うこととなったが、実際はバイオレンス=溝呂木に監視されており、彼女たちが追いつくことはない。彼女自身も尾行されていることに薄々気がついているようだ。
色々と考察した後、教会に向かうことに決定し、そこで美樹さやかに会う。彼女が魔法少女であることを知ると、彼女にも五代と同じような宣告をした。
異形の相手に対しても、いきなり発砲したりはせず、あくまでその力の使い方によって対応を変え、場合によっては保護の対象と決めているあたり、この凪は案外常識的な凪なのかもしれない。……もしかして、ツンデレ?
第二回放送まで
と思いきや、放送後にさやかに妙な肩入れをし始め、村に向かう道中で良や良牙に会い情報交換。その後、ファウストに覚醒したさやかと交戦し、容赦なく発砲を始める。
それぞれのスタンスの違いから五代たちとは対立を起こし、更にはそこに現れた溝呂木によってほとんどの悲劇が仕組まれていたと勘違い。さやかと溝呂木を殺す方針で可決してしまった彼女は、五代とのチームを決裂し、仮面ライダーアクセルの力を使って戦いぬくことを決意。本編序盤の片鱗が見え始めた。
北に進路を進めていると、一文字と石堀がバラゴと戦闘している現場に遭遇。アクセルに変身してバラゴと戦うも、相手は手ごわく気を失わされてしまった。その後、彼女を逃がして逃亡していた石堀が桃園ラブ、涼村暁、黒岩省吾と遭遇しているが、気絶中のため会話はしていない。
冴島邸での涼邑零、結城丈二との情報交換中に目を覚ます。五代同様、黒岩にも脅威となるなら容赦はしないと告げる。そして、自らの力不足を感じつつ、溝呂木やバラゴ、さやかのような敵を倒すことを胸に誓う。
第三回放送まで
放送で五代とさやかの名前が呼ばれ、五代と別れていなかったら自分も死んでいたかもしれないと、複雑な心境となる。ニードルのなぞなぞを解いたのち、拡声器で呼びかけを行っていたゴ・ガドル・バから逃れようとするも見つかり戦闘になる。変身能力を持たないため後衛で待機していたが、神経断裂弾を発砲してガドルの動きを止めることに成功し、逃走する。その後、暁から仮面ライダースカルの変身道具をもらい、再び戦うための変身能力を手にすることとなった。
逃走後、情報交換によりダグバの存在などを知ったりする中、再びガドルが襲ってくる。凪はシャンゼ組を逃がし、仮面ライダースカルに変身すると、仮面ライダーアクセルのバイクモードとなった石堀に乗ってガドルとの鬼ごっこバトルを繰り広げる。石堀との連携によりうまく立ち回ったつもりだったが、実はガドルに逃走経路を誘導されており、逃げていたシャンゼ組と合流してしまう。暁は川に流され、黒岩と合流するとガドル、そして突然現れたサイクロン・ドーパントと交戦する。
黒岩がガドルと戦っている間、石堀と共にサイクロン・ドーパントと戦いその正体を溝呂木だと看破する。やがて黒岩がガドルに敗れ石堀がそちらと戦うことになり、溝呂木と一対一で戦うも苦戦するが、ガドルを倒して戻ってきた石堀の救援により事なきを得て逃走する。
途中溝呂木がガドルに殺されたことを知り、敵とはいえ尊敬していた上司の死に心を痛める。そこへ黒岩が現れ合流する。傷心な自分の心を見抜いた彼に一瞬心を許した隙にラームを吸われてしまい、意識を失ってしまう。その後黒岩と石堀に一悶着あった後、意識を失ったまま石堀に運ばれる。
その後、目を覚ますことなくダグバに殺された。現実は非情である。気絶は生存フラグなんてなかった。
称号:【気絶して助かれる程バトロワは甘くないのだよ】
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最終更新:2014年03月05日 00:42