実にくだらない事件だったが、ヘブバンの歴史を綴る上で漏れを出すわけにはいかない。
簡単にパパっと解説する。
概要
- 齋藤飛鳥推しの乃木ヲタ
- 対ホロライブの荒らしボット
の二つが原因で、You Tubeのチャット欄が大荒れし、反対にTwitterの民度が良いことが証明(?)されてしまった事件である。
※アーカイブでは該当のチャットは残っておらず、リアルタイムで見ていた人しか知らない。
詳細
一つ目は、放送前にプロモーションで齋藤飛鳥を起用したことが知られており、その発表目当ての乃木ヲタもそこそこ(1000人強ほど?)放送を見ていたことに起因する。
開始前からところどころに乃木ヲタのコメントが散見されたが、開始後は「飛鳥まだー?」「飛鳥はでましたか?」「飛鳥早く」等々の、乃木ヲタの空気を読まない、もはや荒らしとなんら変わらないコメントが炸裂。もちろん乃木ヲタ全員、齋藤飛鳥推し全員が、というわけではないが、ドルヲタの自 己 規 制な部分が垣間見えた。
それに対して、チャット欄の純粋にゲームの生放送を楽しみにしていたヲタクの一部が、楽しみにしていた気分に水を差されたのは分かるが、無視をしていればいいのに反応。
結果、チャット欄で醜い言い争いに発展した。齋藤飛鳥のCM動画が流されるまで、実に1時間半ほどしょ〜もない口論をしていた。
次に対ホロライブの荒らしボットだが、プロモーションのためにホロライブが2週間に渡ってヘブバンウィークなるものをするのが決定したのが原因と言える。
以前よりホロライブは中国の荒らしの標的とされていて、ホロライブ関連の生放送のチャット欄は時たまボットによって荒らされる。
今回はヘブバン生放送がその標的になってしまい、大量のボットコメントにより、上記の発表の約10分後、やなぎなぎのライブ開始あたりからチャット欄はほぼボットコメオンリー。VTuber界隈の闇が垣間見えた。
最後に時系列順にすると、
生放送開始
1時間30分ほどの醜い口論
荒らしボット
生放送終了
とまあ終始You Tubeのチャット欄は荒らされていた、地獄のような生放送だった。
反対にTwitterは微塵も荒れておらず、無いに等しいはずの民度が相対的に良く見えてしまったというわけだ……。
とにかく運営陣、特に放送関係の方々は見通しが甘かったと言わざるを得ない。どちらも想定外というほどのことではなかったし、その対策が無かったのはあまり良くない。
あとはやはり、You Tubeは人口が多いこともあって民度が…あまりよろしくない。無視すればいいのに反応するアホゥや、ネガティブコメ乱発するドアホゥなど、荒らしがいないとしても、もしYouTubeで見るならチャット欄は閉じるのを推奨する。
Twitterを見るのであれば、個人的には#ヘブバン生放送で検索をかけて、最新のツイートを取得する方法(加えてフォローしているユーザーのみの表示にして、内輪で楽しむのもなお良し)。特にAndroidユーザーはスマホでも手軽に分割画面表示ができ、画面の上で生放送を見つつ、下でTwitterのツイートを見るということもできる。(iPhoneユーザーも画面分割アプリで分割画面表示ができる)
追記
リリース直前生放送の次の生放送であるヘブバン情報局番外編Vol.2(2022.2.7)では、開始10分ほどで再び荒らしボットが乱入した。その時はモデレーターもいて、続々と削除されてはいたが、数が多く焼け石に水だった。
そして放送開始から約13分後には、チャンネル登録から7日以上のユーザーのみがチャットを送信できるようになり、事態は収束した。
そして放送開始から約13分後には、チャンネル登録から7日以上のユーザーのみがチャットを送信できるようになり、事態は収束した。
ヘブバン情報局Vol.8(2022.2.17)では、チャンネル登録から14日以上のユーザーのみがチャットを送信できるようになった。
ヘブバン情報局Vol.9(2022.2.26)では、放送が始まる前のプロモーションムービー開始時点では通常のチャット欄だったが、開始後すぐにボットが乱入した。そのためすぐにコメント欄は、チャンネル登録から21日以上のユーザーのみがチャットを送信できるようになった。ボットで荒らす人は他にやることがないのか…、ここまで来ると苛立ちより普通の生活を送れているのか心配になる(個人の感想です)。
ヘブバン情報局Vol.10(2022.3.3)では、通常のチャット欄で始まり、荒らしも始めはいなかったが、開始10分で乱入。すぐにコメント制限をかけます、とアナウンスが入った。
――が、チャンネル登録を10日以上、20日以上、と段階的に引き上げても減らず、荒らし用のボットをチャンネル登録させて、チャンネル登録人数に貢献していることが判明。結局2040頃、30日以上で収束した。段階的に様子見るとはいえ、30分かかるのは判断が遅い。
――が、チャンネル登録を10日以上、20日以上、と段階的に引き上げても減らず、荒らし用のボットをチャンネル登録させて、チャンネル登録人数に貢献していることが判明。結局2040頃、30日以上で収束した。
ヘブバン情報局Vol.11(2022.3.17)では、チャンネル登録日数15日以上のユーザーのみチャットを送れるようにして激減はしたが、それなりに荒らしボットがいた。なお、前回の20日以上にした時と比べて全く違うことから、前回の放送終了後発表していたボット対策が実を結んだのだと思われる。
そして放送中も続々とボットは削除されていき、2045あたりで九割以上削除され、事態は収束した。
そして放送中も続々とボットは削除されていき、2045あたりで九割以上削除され、事態は収束した。
ヘブバン情報局Vol.12(2022.3.31)では、本当に最初の数分間はボットがいたが、すぐに削除され、その後のVol.13以降では見かけないことからも、事態は本当の意味で収束したと言えるだろう。