曲紹介
曲名:『知っちゃった』(しっちゃった)
歌詞
嗚呼、ここはまさに地獄だ。
思弁性のあるゲーミフィケーション、
と化した思考。自問自答、
大概、正気の沙汰でない状態。
超常現象を対象とした逆相の創造。
物語の語りは一義の方が簡潔で、
二項を対させれば明快で、
そうして三寸の舌を掉った彼が、
置くのは死んだディスクールで。
社会は複雑だししょうがないね、
とはならない落とし込み・誤謬で、
世界を語り尽くした気になっている、
は?つか、そもそもお前は誰?
なあ、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃったんです。
とか宣ってまた一人、
優越感に浸りに行く様相です、笑
はあ、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃったんです。
この社会の一部がもう、
死んじゃったってことを、知っちゃったんです。
嗚呼、ここはまさに地獄だ。
権威性のある文系的意味論、
に向かう思考。一対一定では、
大概、片付けられない状況。
そんなの関係なく超身勝手な解釈で妄想。
物語の語りは気持ちよければよくて、
分かりやすい構造を求めて、
そうして三寸の舌を掉う様は、
もう、庶民もどきのバテレンで。
社会は想像より簡単に、
記述できる様なもんじゃないし、
だからそれを非難するのも、
きっと思うより単純じゃない。
かくて、
常識とカテゴライズされるところを絶対化し、
俗説というラベルのみで、
シニシズムに至ることもまた、
非合理の裏返しであって、
カント以降の相関主義では例えば、
相関の外部の実在を肯定する、
一種のイデオロギーに対して、
有効かつ不可逆的な反駁ができません。
言明を正当化する
「隠された道理」が、
相関の外部にもないと、
証明しなければならない。
そのために、絶対的妥当性のある、
思考原理を模索します。
批判の脆弱性について。
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃったんです。
はあ、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃった、
知っちゃったんです。
それでもどこかに希望はないものかと、
今日も探しているんです。
コメント
- 神曲なんだけど歌詞の語彙力が高すぎてw歌えないw -- 名無しさん (2022-12-30 10:40:59)
最終更新:2024年05月22日 20:14