その2
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homuhomu_tabetai
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QB「どうだいマミ。美味しかったかい?」
マミ「うーん。味は普通ね……」(QB。自分でも言ってたじゃない……)
親ほむ「……」ショボーン…
仔ほむ2「……」ガッカリ…
QB「マミ。君は冷たい女性なんだね……」ジトーッ…
マミ「あっ、えっと違うのよ……。そう! 高級レストランでも普通に使えるくらいに美味しかったのよ」
親ほむ「ホッ?!ホムホムッ♪」エッ? ホントウ♪
仔ほむ2「ホミミィ♪」ヤッタァ♪ ピョンピョン
QB「マミ。やっぱり君は、素敵な女性だね……」
マミ「もう、QBったら///」
QB(チョロイなぁ……)
マミ「ところでQB……」
QB「この子達をどうやって育てたかの質問だね?」
マミ「ええ。とても気になるわね……」
QB「宗教を利用したのさ……」
マミ「宗教?」
QB「そうさ。新製品のほむほむ達は、全て敬虔な『まどまど教徒』として育てたのさ……」
マミ「まどまど教徒?」
QB「うん。『まどまど教』について、簡単に説明するね」
マミ「ええ。お願い……」
QB「人間の為に働いて、人間に食べられて死んだほむほむ達は、みんな『まどまど神』に救われるって教えだよ」
まみ「……食べられて死んだら?」
QB「そう。だから新製品のほむほむ達は、まどまど神に救われたい一心で、自分から人間の食料になりたがるのさ。しかも喜んでね……」
マミ「……」(酷いペテンねよ……)
QB「素晴らしいだろう?」
マミ「……」……
QB「どうしたの?」
マミ「……そんな都合の良い宗教があったの?」
QB「僕が半年ほど前に勝手に作ったんだよ。ほむほむ達には、8000年前の美しい白まどが開祖だって教えてるけどね」
マミ「詐欺師……」(やっぱりね……)
QB「誉め言葉だよね?」
マミ「……どうかしら?」
QB「僕は、マミの為に頑張ってるのになぁ……」クスン…
マミ「あらっ、QB……。ごめんなさい///」
QB(……僕の本質が詐欺師って知ってる癖に、どうして何度も騙されるのかな?)
QB「それじゃあ、マミ。新製品の『まどまど教徒ほむほむ』のプロモーション映像を見せてあげるよ……」
マミ「ネーミングがそのまんまじゃない……」(そうね、私なら……)
QB「マミは名前を考えなくていいからね……」(売り上げが壊滅的なダメージを受けちゃうよ……)
マミ「……」グスッ…
QB「えーと、このDVDだったかな……」カチャッ
『ホムン///』クチュクチュ 『ホムラチャン///』カクカク/// 『マドカァ///』ククネクネ……
QB「間違えた……」カチャッ…
マミ「……///」(今の何///)
QB「……見たいの?」
マミ「……少し///」(…かなり///)
QB「……ふうん」(…まあいいか…)
《三十分経過》
QB「……さて、僕が見せたかったのはコッチだよ」
マミ「ええ、さっきの事は忘れてね///」
QB「……始まるよ」
マミ「……はい///」……
ほむほむA『ホムホムッ♪』レタス カイワレ ニンジン キュウリ♪
マミ「あら、可愛い」(ほむほむがレタスの上に、切った野菜を運んでるのね……)
ほむほむA『ホムムーッ♪』コロコロリン
マミ(あらっ、自分でレタスにくるまっていくんだわ……)
ほむほむA『ホムッ、ホムムン♪』サア メシアガレ♪
マミ「うふふっ、可愛いくて、ヘルシーで美味しそうね」
QB「よさそうだろ? ヘルシーほむ巻きセットで売り出すつもりさ」
マミ「あらっ?」
さやか『いただきまーす♪』ガブリ
ほむほむA『ホビャアアアアァァァッ!!!!マドカァ///』マドマドシンサマァ///
マミ「……どうして美樹さんが出演してるの?」
QB「……さぁ?」