「私はほむほむです」

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homuhomu_tabetai

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作者:D3SI1b4/0

220 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sagesaga] 投稿日:2011/10/22(土) 11:52:31.48 ID:D3SI1b4/0




私はほむほむ。とある街の片隅で暮らしている

そこは、ニンゲンと呼ばれている怪物はあまりやって来ないため、私たちは平和に暮らしていた

ある日のこと

ほむA「まどまどさん!、産まれましたよ!!」

まどA「本当か!?」

ほむほむの声が響いた。

そして私は慌てて駆けつけた。他のみんなも、新しい仲間の誕生が嬉しいのか、慌てた様子で駆けつけていた

仔「ほみゃあ、ほみゃあ」

まどA「よく頑張ったね……ほむほむ」

ほむA「うん……」

ほむAさんは産まれた仔を撫で、まどAさんは泣き崩れていた

ヨカッタ。良かった

私も涙が出てきた。周りを見ると、みんな泣いている

そして、そんなことがあって、その日は終わった



次の日
私はいつも通り巣の奥でのんびりしていた。

するとなにやら入り口が騒がしくなった

なんだろう?と、入り口のほうに歩いていった

するとそこには

「ホギャアアアアアアアアアア!!!!」「オガァイイアアサァアアアアアンンン!!!」「オネエヂャアアアアアンンン!!!オガァアアアサ---ンンンンン!!!!」
「アヅイヨオオオオオオ!!!!!」「ヒガ、ヒガアアアアアアア!!!!」「ママァアアアアアアアア!!!!!!」

そこは地獄だった。昨日までの平和な巣ではなかった

熱い熱いと連呼するみんな。昨日まで平和だったその巣はいたるところに焼け死んだ仲間

そして、くろこげになりながら水を求める仲間、親を求める仲間

そこには、本当の地獄が広がっていた

「ホ、ホ、ホギャアアアアアアアアア!!!!!」

私は叫んでいた。当たり前だが

するとそこへ

さやか「やっぱここいっぱいいるね~大量大量♪」

そう言っている。人間がいた。その人間は死んでいない仲間を乱雑な手つきで袋に入れていった

よくも仲間を……!

私は走り出した。人間めがけて

「ホギャアアアアアア!!!!」

さやか「あ、生きのいいほむほむ。ラッキー」

しかしあっさり捕まってしまったのだった

さやか「じゃあまずー。こいつからかな♪」

その人間は鼻歌を歌いながら袋から仲間を取り出し、骨を折っていった

「ホギャアアアアアアア!!!!」

さやか「いい悲鳴だねぇ。これなら晩御飯に使えるかな」
----ボキィ
「ホギャアアアアア!!!!」

さやか「うんうん♪」
----ボキィ!
「ホ、ホ、ギィィイ」

さやか「ハズレ。食べていいよ。」

アンアン-♪ ホギィィイ、ウガァア グチョリ。ブチャグシャ

酷い……うっ、うっ

私はなきながら目を背けた。

また一匹、また一匹と、仲間が骨を折られ、油の中にいれられたり、あんあんの餌になったりする

さやか「ふぅ……当たり」

ジュウウウクウ!!!ホギャアアアアア!!!!

さやか「さて、最後はこの生きのいい子だね♪」

そして、その人間の手が私に向かってくる

いや……いや。来ないで!!

「ホギャアアア!!!!」

私の抵抗も虚しく、私は捕まり、そして

さやか「♪」

ボッキィイイイイイ!!!!

「ッ!!」

両足両手の骨を折られた

「ホッギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

さやか「あんたは生きがいいからねー。全部折っちゃった♪」

痛い。痛い。私は両足の痛みに、既に感覚がなくなりかけていた

「♪」

そして私は見るからに熱そうな油の中に

ボチャン

放り込まれた

「ホギャアアアアアアアアアアア!!!!!!」

なんで私がこんな目に。私は何もしていないのに
あつい熱いアツイ助けて。誰か……!

そこへ、人間の声が聞こえてきた

「あんたら。自分がなんでこんなめにあうと思う?親切なさやかちゃんが教えてあげるね
 それはさぁ♪ほむほむだからだよ♪」
え……?

「ほむほむだから。理由なんてそ、れ、だ、け。分かった?」

「生まれ変わったら毛虫にでもなれるよう祈っときなぁ!!」

私がほむほむだから……ほむほむだから……
ああ、お母……さん

END




感想

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  • それには同意
    でもこれ虐待じゃなくてほ食だから
    ちゃんと虐待して下さい
  • ほむほむが疎まれ、嫌われ、蔑まれて殺されるなんて常識
  • 実にすばらしい
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