その2

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homuhomu_tabetai

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~数日後~

まどまどs「マド…」オナカスイタ…

あれからまどまどには一切餌を与えていない。可哀想ではあるがこれも本能を引き出す為だ

まどまどs「マドマドド…」イライラ ピリピリ

部下「空腹からずいぶんイライラしてるみたいですね…今なら餌があれば噛みついて襲いかかってくる雰囲気ですよ」

研究家「そうか…よし、あの時のほむほむの出番だ」

そう言ってほむほむ達をまどまどのケージに放す

ほむほむs「ホマァ!マドカァー!」

ほむほむ達はまどまどとは違い、普通に餌を食べており、ちゃんとした肉付きをしている…まさに理想の状態だ

まどまど「マドォ、ホ…ホムラチャァァーーン!!!」ギランッ!

ほむほむs「ホ?」エ?

ガブリッ!ホギャアアアアアアアアアアア!!!!!!
グチャガブッ!マドカァァァァァァァァァァァ!!!!!!!
ブチブチ!ホギェェェェェッェェエェ!!!!!!!!

まどまどは空腹なのでほむほむを片っ端から食べてその身を胃袋を納めていってる…どうやら上手く行ったみたいだ

研究家「本来まどまどはほむほむを主食にしていたほ食種の仲間に近い存在…その名残の本能が空腹により刺激されて再びほ食を行うわけだ」

まどまどs「マドッ♪」マンプク

ほむほむs「」ホネカラン

部下「美味しそうに食べてくれましたね…おや?」

まどまど「ホムラチャン…」ポロポロ…

研究家「つがいだったのか…または仲間だったのか分からんがほむほむを食べてしまったことが悲しいのだろう…だけど徐々に慣れてくるだろう」

これを何回か繰り返せばほむほむを餌として見れるようになる…ほむほむもまどまどの為に[ピーーー]るならきっと本望だろう

………
……

まどまどs「ホムラチャーン」ガブッ! ブチブチ!

ほむほむs「ホビャアアアアアアアア!!!!」ジタバタ

あれから餓死しそうになったらほむほむを与え続け、その内餌としてほむほむを与えた結果、ほむほむを餌として見れるようになった

研究家「これで最初のステップはクリアしたな…いや」

まどまど「ウェヒヒ」ハラパン ガスガス

ほむほむ「ホゲッ?!ホギャッ?!」ボロボロ

研究家「…ほむほむをサンドバッグにしたり、狩る様に弄ぶ前兆が見えているんだ…むしろかなりいいペースだ」

これなら近い未来…必ず昔のようなまどまどに戻るはずだ

研究家「よし、次は因果の糸を増やす…その為の準備をしよう」

部下「はい!」

………
……



まどまど「ウェヒヒ」パンパン

まどまど「マドォォォォォォォォォ!!!!!」カクカク

因果の糸はまどまど同士を交配させていくことで増えていく。
そして繁殖期にほむほむと出会わないならまどまどはまどまど同士で交尾を行う。
その為にここ一週間はほむほむを餌に出さずにずっと欲求不満にさせ続けた

妊まどs「マドド////////」オナカサスサス

研究家「あとはこれで生まれてくる仔達をまたまどまど同士で交配させたり、時にはあんさやまみの仔とつがいになるようにしていけば野生の本能を芽生えさせながら因果の糸を増やすことができる…」

部下「ほむ種はほむほむ算式で増えてすぐに世代交代を繰り返していきますから、生活環境を整えれば1年半ぐらいで因果の糸も十分な量になります」

我々の計画が実を結ぶ時…その時こそ、このまどまど達が野生に戻る時だ

………
……

そして3年の月日が流れた…1年前にまどまど達を野生に戻してからも我々はまどまどの観察を続けている

まどまど「ウェヒヒ」パタパタ

あれから見滝原では普通のまどまどが大空を飛ぶ姿をよく見るようになった…

まどまど「マードドドドドドド!!!!!」ヒュヒュヒュヒュヒュヒュン!!!!!!

ほむほむs「ホンギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!??????」

ほむほむを狩って食料にする姿も見られる

さやさや「テンコーセェ!!!」ハラパン ガスドスッ!

まどまど「ホムラチャァン!!!!」マドキック ガンッ!ガンッ!

ほむほむ「ホゲェ…マドカァ…」ポロポロ

そして他のほ食種と協力してほむほむを狩るぐらいの協調性も持ち合わせた

まどまど「マドッ!!!」

まさにこれこそが野生のまどまどの本来の姿…ほむ種の王者として我々の見ていたまどまどが現代に蘇った証だ

そして…

グチャ!!!マギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!

さやか「げっ、まどまど踏んじゃった…家帰って靴洗わないと」グリグリ

まどミンチ「」チーン

研究家「…人間には敵わないところも昔のままだな」

部下「はい、完璧ですね」






『終わり』



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