その1

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homuhomu_tabetai

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ある月の綺麗な夜…私はとある山に足を運んでいた

目的はほむほむ…と言えばいいのかな?

数ヶ月前…私は知人からこの山にほむほむ達の巨大なコロニー、通称『ほむコロニー』があることを教えてもらった

それを聞いた私は思わず浮かべた笑みを隠すことが出来なかった…

そしてその顔を見た友人はコロニーの周りのことなど見てきた事を全部私に教えてくれた

私は友人に感謝し、礼をしたいと言ったが…彼は"いつもの"をばっちり上げてくれとだけ言って帰っていった

それから数ヶ月…私はあらゆるシュミレーションを考え、今日…遂に実行に移すことにした

………
……

教えてもらったコロニーが見えてきた

巣としては普通のほむ巣とは比べ物にならない大きさだ。しかも…

ほむほむs「ホムッ」

でぶほむs「ホブゥ」

めがほむs「ホミュ」

ここからでも見えるほど大量のほむほむがいる…これこそまさに私の求めていた物だ

さて…お仕事頼むぞ

さやさや「サヤッ」

あんあん「アンッ」

まみまみ「マミッ」

私がこの時の…いや、こういう時の為に育ててきたほ食種達だ

さやさや「サヤヤッ」

パンッ!

まずはさやさやがわざとコロニー周辺に敷き詰められた地雷を踏む…まぁ、地雷と言ってもちょっとしたかんしゃく玉程度だけどね

ほむほむs「ホム!」

よし、兵隊らしきほむほむ達が出てきたな

あんあん「クーカイ!」

さやさや「テンコーセー!」

すぐさまさやさやとあんあんがほむほむ達めがけて駆け出す

ほむほむs「ホムッ!ホムゥ!」スナカケ

さやさや「サヤッ?!」

あんあん「アンッ?!」

まずは砂をかけて視界を奪うのか…いい手だが友人に教えてもらった時から何の進歩もしていないな

さやさや「サヤサヤッ」ゴシゴシ

あんあん「アンアンッ」メトジ

ほ食種にはそれぐらいでは大して時間稼ぎにもならない…それすらもほむほむの小さな頭では学習してないみたいだ


ほむほむs「ホ…ホムッ…」

さて、地雷の音がしてからそれなりに時間が経つし、そろそろ来てもいい頃かな…

バサバサ!

りぼほむ「ミキサヤカ!サクラキョウコ!」キリキリ

来た…野生ほむほむ達の守護者であり、友人が興奮しながら話してくれたりぼほむ

さやさや「サ…サヤッ」

あんあん「アンッ…」

ほむほむ「ホム!ホムホムッ!」

あれが一匹来ただけで一気に空気が変わった…さっきまで怯えすくんでいたほむほむ達が歓喜の声を上げる…その声を受ける主は流れるように美しい髪を後ろになびかせながら弓を構える姿はまさにほむほむの女神だ

だからこそ…踏みにじり甲斐があるんだけどね

パンッ!ドスッ!

りぼほむ「ホビャッ?!」

何かがりぼほむの片翼を射抜き、それにより自身を支えられなくなったりぼほむは地面に落とされた

まみまみ「ティロ・フィナーレ♪」

木の影に隠れていたまみまみが早速仕事をしてくれたみたいだ…

りぼほむ「ホ…ホムッ…」

まみまみ「ティロッ!」

りぼほむがほ食種より強いと言われているのはあくまでも空を飛べるというアドバンテージがあるからこそだ…ならそれが無い今は弓を持つほむほむと言ってもいい

ヒュンヒュン!

まみまみ「マッ?!」ジュウハジカレ

りぼほむ「ホッ?!」

突然まみまみの持っていた銃が弾かれた…バカな、もうりぼほむはいないはず…

白まど「マドッ!」パタパタ

そこにいたのは白まどだった…嘘だろう…そんなの私は聞いていないぞ…

さやさや「サヤヤッ…」

あんあん「アンコォ…」

白まど「マドドッ!」ヒュンヒュン

逃げようとしたさやさやとあんあんも逃げ道を弓矢で封じられてしまった

白まど「ホムラチャン」オリタチ

りぼほむ「マドカァ////」

ほむほむ「マドカァー!マドカァー!」

くそっ!こんな事態が起きるなんて!こんな…こんな…






白まど「マドッ!」ユミキリリ

こんな…上手く行きすぎていいのだろうか…



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