その4

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homuhomu_tabetai

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≪翌朝 市内公園≫

手乗り杏子「あんあん!! あんあん!!」プルプル

杏子「こらぁ!! あんあんなんて鳴くんじゃねえ!! そこは、きょうきょう!!、だろうが!!」

まどか「あはは、杏子ちゃんの小さいのも可愛いね」


手乗りマミ「まみまみ!! まみまみ!!」プルンプルン

マミ(…………あれぇ? 私のだけ、なんか肥えてないかしら?)

手乗りマミ「まみまみ!!」プルンプルン


まどか「………で、ほむらちゃん、その子はなんなのかな?」

ほむら「これは……」

手乗りまどほむ「まどほむ!! まどほむ!!」プルプル

ほむら「小さい私と小さいあなたの、愛の結晶よ」ドヤァ

まどか「………………」ガシッ

ほむら「?? どうしたのかしら、まどか、私の腰に手なんか回して」

まどか「サンダァ、ファイヤァ、……パワーボムッッ!!」ドンッ!!

ほむら「ふんだばっ!!」グシャッ!!

まどか「……私の分身で、なに勝手なことしてるのかな、ほむらちゃんは?」

杏子「おおっ!! なんだ、今のカッコいい技!! プロレス技か?」

まどか「うん。今度、杏子ちゃんにも教えてあげるね」

マミ(鹿目さん、あなた、どこでそんな技を……)

ほむら「……………」プスプス…


手乗りまどほむ「まどほむ!! まどほむ!!」プルプル

まどか「はぁ…、ミニとはいえ、私とほむらちゃんの子供かあ……」

手乗りまどほむ「まどほむ!! まどほむ!!」プルプル

まどか「うん、でも、君に罪は無いよね。あはは、君も可愛いよぉ…」

手乗りまどほむ「まどほむぅ…」プルプル





≪数日後 巴マミの家≫

まどか「これが、小さい私と、小さいマミさんの間の子供で…」

手乗りまどマミ「まどまみ!! まどまみ!!」プルプル

さやか「これが、小さい私と、小さい恭介の間の子供で…」

手乗りさや「さやきょう!! さやきょう!!」プルプル

杏子「これが、小さい私と、小さいさやかの間の子供で…」

手乗りあんさや「あんさや!! あんさや!!」プルプル

マミ「これが、私と佐倉さんの間ので…」

手乗りあんマミ「あんまみ!! あんまみ!!」プルンプルン

ほむら「最後に、私とまどかの間の子供」

手乗りまどほむ「まどほむ!! まどほむ!!」プルプル


マミ「うふふ、随分とたくさん増えたわね」

杏子「なんか、すっごい賑やかになったな」

まどか「どの子も可愛くて可愛くて、たまらないよぉ」

手乗り仁美「ひとひと!! ひとひと!!」プルプル

手乗り上条「きょうきょう!! きょうきょう!!」プルプル

手乗り「ひときょう!! ひときょう!!」プルプル


さやか「……で、なんでミニ仁美とミニ恭介の間にも子供が産まれてるのかな?」ピキピキッ

仁美「あら、あなたと上条君の間に子供が産まれてることのほうがおかしいんじゃないかしら?」ピキピキッ

マミ「……2人とも、人の家でキャットファイトはしないでね。するなら、お外で」

上条「うわー、ミニさや介もミニ仁介も、どっちも可愛いなあ……」ホワーン…

杏子(……この男…)


まどか「でもね、親たちはともかく、子供たちは元気があり過ぎて困ってるの」

ほむら「そうね…。なにか、上手にありあまるエネルギーを消費させる方法はないかしら」

マミ「うーん。………なら、こんなのはどう?」

まどか「………ん?」





≪市内公園≫

QB「やあ、まどか! 僕と契約して魔法s……痛っ! いたたたっ!!」

手乗りまどマミ「まどまみーっ!!」プルプル、ポカポカ

手乗りあんさや「あんさやっ!!」プルプル、ポカポカ

手乗りあんマミ「あんまみーっ!!」プルンプルン、ポカポカ

手乗りまどほむ「まどほむっ!!」プルプル、ポカポカ

QB「魔法s…いた、いたたた、魔h、いた、痛いって、魔法少j、………ポカポカ殴るな、コラぁっ!!」クワッ!!


さやか「ナイスなアイデアですね、マミさん!!」

まどか「うん、こんなところに、いい運動相手がいたなんてね」

QB「ちょ、ちょっと、……この僕を殴りつけてくるチビ助たちはなんなんだい?」

ほむら「私たちのペットよ。ちょっとこの子たちの、運動相手になってほしいの」

QB「痛っ、痛いっ!! 運動相手って……、やってられないよ! 僕は逃げるからね!!」タッタッタッ!!

仁美「あ、逃走しましたわ!!」

杏子「追えッ!! チビ助たち!! 白い珍獣を退治しろっ!!!」

「やめろーっ!! 僕を追い回すんじゃない!!」タッタッタッタッ!!

「まどまみーっ!!」プルプル、タッタッタッ!!

「あんまみーっ!!」プルンプルン、タッタッタッ!!

「さやきょうっ!!」プルプル、タッタッタッ!!

「さやひとーっ!!」プルプル、タッタッタッ!!


マミ「うふふ、楽しそうね、子供たち」

杏子「ああ、子供は外で走り回って遊ぶのが一番だからな」

  トテトテ ――――

ほむら「……あら、どうしたの、君たち?」

少年A「ねえ、あの小さいのって、お姉ちゃんたちの?」

少女A「どこに売ってるの?」

少女B「教えてよ。ときどき公園で見かけて、私たちも欲しいなって思ってたの…」

まどか「……だって、さやかちゃん。どうする?」

さやか「うーん、……ま、いっか。わかった、無料で作ってあげるから、また明日、この公園に来なよ」





≪数週間後 市内街中≫

「」プルプル

「」プルプル

「」プルプル

「」プルプル


ほむら「なんだか、随分と街でミニたちを見かけるようになったわね」

さやか「ああ、あれから結構、いろんな子供たちに作ってあげたからな」

マミ「それに、ミニちゃんたちって繁殖能力が高いものね」

杏子「一日か二日で、ガキを作っちまうからなあ……」

まどか「でも、世の中が可愛いモノで溢れかえるのは、きっと良いことだよ!」

  タッタッタッタッ ――――

仁美「や、やっと見つけました!! 大変です!!」

さやか「どうした、そんな大慌てで走ってきて? なにが大変なんだ?」

まどか「なにかあったの、仁美ちゃん?」

仁美「保健所が、…ミニちゃんたちを、街にいる全てのミニちゃんたちを、殺処分することに決めたみたいなんです!!」

杏子「な、なんだって!! どういうことだよ、そりゃあ!!」

ほむら「詳しく聞かせてちょうだい」

仁美「はい、……実は…」


マミ「まとめると、逃げ出したり、捨てられたりしたミニちゃんたちが逃げ出して野良化してたり…」

杏子「あるいは、飼育されていても、医療方法がまだないことから伝染病などの問題があり…」

ほむら「または、飼育方法も確立してないことから、飼い主が危害を加えられることもあって…」

さやか「子供たちの中には、ミニを教室まで持ち込んじまって、授業にならない学校もある、っと」

まどか「だから、全部回収されて、殺されちゃうっていうの……」

仁美「はい、市内にいる全てを、だそうです……」

まどか「そんな…、酷いよ……」

ほむら「その、回収があるのはいつなの?」

仁美「三日後だと聞きました」

杏子「………、時間がねえな。さやか、鹿目、ミニをあげたガキたちは覚えてるか? 今から、そいつらの家に行くぞ」

マミ「じゃあ、私と暁美さんと志筑さんは、野良化したミニたちの捕獲を。上条君も呼んできて!」





≪三日後の夜 港≫

  ブロロロロロ……

ほむら「船、用意して来たわ」

マミ「ナイスよ、暁美さん」

杏子(……こいつ、また盗んできやがったな…)


さやか「ミニたちは、全員集まったな……」

仁美「はい、いくつかのペットケースに分けて、もう集めてあります」

「」プルプル、プルプル、プルプル

まどか「…………ねえ、本当にやるの?」

マミ「ええ、見滝原市に置いておいたら、全員殺処分されちゃうもの」

杏子「ここからちょっと離れた沖合に、自然の残ってる無人島がある。ミニたちはそこに離す」

まどか「でも……、この子たち、そんな場所で生きていけるのかな?」

QB「……まあ、ムリだろうね」

さやか「キュゥべえ、いつからそこに…」

QB「ミニたちはずっと人間に育てられてきたんだ。野に放たれて生きていくのは、厳しいと思うよ」

まどか「そんな……」

ほむら「けれど、ここに残しておいても、確実な死があるだけよ」

まどか「でも……」

ほむら「まどか、ここはミニたちの生命力にかけましょう」

マミ「大丈夫よ、この子たちは、私たちの分身なんですもの」

杏子「そうそう、私たちの分身が、そんな簡単にくたばるわけねえって!」

さやか「さあ、まどか、最後のお別れをしようよ…」

まどか「…………うん」


手乗りまどか「まどまど!!」プルプル

まどか「……元気でね、ミニまどか」

手乗りほむら「ほむ、ほむぅ?」プルプル

ほむら「……さようなら。………この先、あなたにどんな困難があったとしても、必ず生き延びてね」


杏子「さあ、私と暁美ほむら、巴マミで船を出す。後の奴は、戻ってくるまでこの港で待っててくれ」





≪数日後 港≫

ほむら「………………」

QB「また、海の向こうの、あの島に思いを馳せているのかい?」

ほむら「……どうしているかしらね?」

QB「前にも言っただろう? 人に飼われていた動物(?)が野生でやっていくのは難しいって」

QB「もう何割かは、島内にいた動物の餌になったり、あるいは餌を得られずに死んでしまっているだろう」

ほむら「…………そうね、私も、そう思うわ」

QB「だけどね、僕は逆に、そこまで悲観しなくてもいいんじゃないかとも思うんだ」

ほむら「………??」

QB「動物には適応能力というのがある。どんな環境でもやっていけるよう、その場に馴染む能力がね」

QB「それに、あのチビたちに散々追い回された僕が保証する。彼らは、そんなにやわじゃないよ」

QB「………さあ、もういいだろう? 君たち魔法少女の使命は魔女を倒すこと。そろそろ再開しておくれよ」

ほむら「……そうね。ミニたちもきっと上手くやっている。私たちも負けてはいられないわ」

ほむら「………じゃあ、元気でね、小さい私たち」

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おしまい


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