ほむサンド

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homuhomu_tabetai

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作者:0zmMdwtWo

548 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/01(火) 18:07:54.08 ID:0zmMdwtWo



外回りの途中、公園のベンチで休憩していると、ほむほむの家族が通りがかった。

ほむほむ「ホムゥ」

まどまど「マッドマド♪」

仔ほむ「ホミューホミュー」

仔まど「マデョォティヒヒッ」

散歩といったところか。実に仲睦まじく寄り添っている。
子は親を信頼し、親は子を愛しているのがよくわかる。
ふと思い付き、カバンの中からパンを取りだし、ほむほむたちに見せつけた。

ほむほむ「ホム?ホムゥ?」

まどまど「ティヒヒッティヒヒッ」

仔ほむ「ホミィ~」ピョンピョン

仔まど「マデョォ~」ジタバタ

欲しがっている。まぁある意味当然か。
パンには切れ込みが入っており、何かをはさんで食べれるようになっている。
ほむほむを拾い上げ、パンにはさむ。

まどまど「マドォ?ホムラチャン?」

仔ほむ「ホミュゥン?」

仔まど「ホミュラチャァン」

頭の方からかじりつく。脂が乗っていて美味しい。さてはよく人間から食べ物をもらっていたな?

まどまど「マドッ?マドドッ!?ホムラチャン!?ホムラチャン!?」

仔ほむ「ホミミミミ?ホミミ!!?」

仔まど「マデョォ・・・ホミュラチャン?」

何が起こったかわからないといった様子だ。まぁ詳しくは見せていないからな。
ある程度咀嚼したものを家族の眼前にベッと吐き出す。
パンに混じってグチャグチャの「何か」があった。


「それ、君たちのお母さんだよ」


仔ほむ「ホ・・・!」

仔まど「マ・・・!」

仔ほむ「ホミャァァァァアアアァァアァアァ!!!!ホミャァァアァアァアァアァ!!!!」ビェェェェエエエン!!!

仔まど「マ・・・マギョ・・・!マギョギョギョギョギョ・・・!」ガクガクブルブル

まどまど「マッ!マッ・・・!マド?ホムラチャン?マドドッ!マド!」オロオロポロポロ

無惨な親の死骸を目の当たりにし、泣き叫ぶ仔ほむに、恐怖で震えが止まらない仔まど。
番を失った悲しみと子供を落ち着かせなければならない親の責務。どちらも優先できず、どっちつかずのままオロオロするだけのまどまど。
困っているようだったのでほむほむと同じ場所に入れてあげた。首の断面がよく見えるだろ。

まどまど「マッ・・・マド・・・マギィェエェエエエェェェン!!!ホムッホムラチャァァァァアァァァアン!!!!」ビェエェエェエェエン!!

子供のように泣きじゃくっている。ようやく番を失った悲しみに浸ることができたのだろう。よかったよかった。
仔ほむはまだ泣いている。仔まどは小便を漏らしていた。
そっとパンの中身を見せてやる。

仔ほむ「ホ・・・・・・!ホミャァァアァァァアン!!ボミ゙ャ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」ピギャァァアァアァ!!!

仔まど「マデョォ・・・マデョォ・・・ウッ」オェエェエエエゲロゲロビチャビチャ

親の首無し死体と、子供のように泣き叫ぶ頼り無い親。仔ほむの泣き声は激しさを増し、仔まどはついに嘔吐した。
さて、そろそろ取引先との約束の時間だ。せっかくなのでこのパンは置いていこう。
帰ってきてもまだ居たら、潰されるかパンを食べるかの2択を迫ってみるか。
まぁ、それ以前に、帰ってくる頃には食べられてるかもしれないな。


終わり。




感想

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  • き、汚い…
    野生動物を加熱しないで食べるなんて…
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