その1

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homuhomu_tabetai

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薄暗い部屋の机の上

ガラスケースの中に敷き詰められた土の下から、謎の白い物体がムクムクと湧いてくる

一匹のQBである

QB「キュ…キュプイ…」ピクピク キョロキョロ

生まれたばかりのQB、微かに身体を震わせながらケースの中を見渡す



『――通常、QBは野生ほむ種の主要な餌として知られている』



QB「キュプイ…?ケイヤク…?」

ケースの中のQB、クンクンと足元の土を嗅いでいる



『土の中から生まれ、土そのものからミネラルなどの栄養源と水分を吸収して活動するQBは、見た目に反し動物と言うよりはむしろ菌糸類に近い』



QB、足元の土を齧り始める

『繁殖力の高さと引き換えに戦闘力の低いほむ種にとって、発生率が高く捕まえやすいQBは格好の餌であり、またペット用ほむ種の餌としても重宝されている』

QB「キュプイ…!キュプイ…!」ガツガツ

一心不乱に土を貪り食うQB



『ほむ種並びにほ食種の遺伝子実験を重ねてきた私が最後に目を付けたのは、動物とも言い難いこの愛らしくもどこか不気味な存在であった――』



暗転



森の中

画面右奥から一匹のほむほむが歩いてくる

ほむほむ「ホ・ム・ホ・ム・ホームホ-ムー♪」テクテク

ガサゴソガサゴソ

ほむほむ「ホム?」キョトン

画面中央付近の茂みが微かに揺れる

ほむほむ、いぶかしげな様子で茂みの方を窺う

ガサゴソ

QB「キュップイ!」スタッ…

ほむほむ「ホムゥ!?」ビクッ!

茂みから異常に大きなQBが姿を現す

驚きうろたえるほむほむ

QBはほむほむとほぼ同じ大きさで、赤い瞳でジッ…とほむほむを見つめている



『――組み上げた理論を何度も立て直し、作り上げた実験機材を何度も廃棄し、培養した実験体を数多く犠牲にして、途方もない月日を試行錯誤に費やした』



ほむほむ「ホ、ホム…?ホムゥ…ホムホム!」ウーン…パァッ!

何事か思案していたほむほむ、表情を輝かせてQBを見る

次の瞬間、大声をあげてQBに飛び掛かっていくほむほむ

ほむほむ「ホムゥゥゥーーー!!」バタバタバタ…

QB「……」ジィ…



『そうしてついに完成した。これが度重なる遺伝子実験の末、見事培養に成功した我が最高傑作――』

脅しつけるように片手を頭上で振り回してQBに向かっていくほむほむ

QB、驚くような速度でほむほむに突っ込んでいく

ほむほむ「ホ、ホムゥッ!?ホムホムゥ!!」ギョッ! シロクロ

QB「ケイヤクー!!」バシン!

ほむほむ「ホビャッ!!」ドシン!

あっさり地面に押し倒されるほむほむ

QB、無表情のまま息を荒くしてほむほむの上にのしかかる



『――ほむレイパーである』



身じろぎするほむほむをたくましい四肢でおさえつけるQB

棘上の突起物が生えた生殖器らしきものが、見る見るうちにそそり立つ

ほむほむ「ホ、ホムゥッ!?ホ、ホムホムッ…マドカッ…!!」ハッ イヤイヤ!

QB「ケイヤクゥッ!!」ズボッ!

ほむほむ「ホビャアァッ!!?」ビクン!

QB「キュップイキュップイキュップイキュップイ」カクカクカクカク

ほむほむ「ホビャァッ!!ホビャァッ!!マドカァッ!?マドカァッ!!」ブルブル ボロボロ

QB、生殖器をほむほむの内部に挿入する

泣き叫び手足をばたつかせるほむほむ

QB、無表情のまま息だけは荒く身体を動かし続ける



『ほむレイパーはほむ種とほぼ同等の大きさを持つQBであり、通常の個体と異なり敏捷性に優れ力も備わっている』

『己よりも矮小で貧弱なQBから危害を加えられることは、戦闘力の低いほむ種にとってさえまずありえない』

『それゆえ、ほむレイパーの大きさにほむ種が警戒心を抱くのは最初だけで、すぐに「すごく大きなQBが来た!ごちそうだ!」という発想に変わる』

『そして普段QBを捕えている時と同じ感覚でほむレイパーを生け捕りにしようと挑んだほむ種は、今見ているようにあっさりと返り討ちに遭うのだ――』



ほむほむ「ホビャアァ…マドカァ…!マドカァァァ…ッ!!」アヘアヘ ボロボロ

QB「キュップイ ケイヤク キュップイ ケイヤク キュップイキュップイキュップイキュップイ…!!」カクカクカクカク ハァハァ…!

ほむほむ「マッ…マドカァアァァァアァァーーーッ!!」QB「ケェイィヤァクゥゥゥウゥゥーーーッ!!!」ドピュッ ドクンドクン…

絶頂に至ったQB、ほむほむの膣内に勢いよく射精する

息も絶え絶えに白目を剥いて力なく横たわるほむほむ



『――ほむレイパーはその名の通り、ほむ種を一方的に凌辱する性質を持つQBである』

『発生した直後は通常のQBとほぼ大差ないが、身体の成長が非常に早く瞬く間に仔ほむ程度の大きさにまで成長する』

『ほむレイパーはほむ種に対して非常に激しい性衝動を抱くよう、遺伝子レベルで調整をされている。仔ほむサイズを過ぎてからはほむ種と交尾することだけを本能的に求め行動するようになる』



QB、興味を失ったかのようにほむほむを捨て置いてその場を去る

ほむほむ「ホ…ビャ…マド…カ…」ピクピク ボロボロ

痙攣しながらとめどなく涙を流し続けるほむほむ

股間付近から血が流れており、性器が著しく傷つけられている



『ほむレイパーの生殖器には棘状の突起が生えており、ほむ種に挿入し激しく動かすことでその生殖器を完膚なきまでに破壊してしまう』

『ここで重要なのは、成体のほむ種であればほむレイパーの被害に遭っても死ぬことまではない、という点である――』



泣き続けるほむほむからカメラが遠のいていく

暗転



薄暗い部屋の机

大き目のガラスケース内で、20匹程度のほむ種たちが飼育されている

妊ほむ「ホムゥ…!!マドカァ…!!」サスサス

妊娠している一匹のほむほむ、苦しそうに腹をさすり始める

まどまどs「ホムラチャン!?」ほむほむs「ホムホム!ホム、ホムゥ!」

周囲のほむ種たち、妊ほむの様子を窺う

『――これは先ほどの映像とは別に、ほむレイパーに凌辱させたほむほむである』

妊ほむ「ホムッ…!!ホムゥゥゥゥゥーーー……ッ!!」ヒィヒィフゥ…アッ…!

ブチブチブチブチ

妊ほむ「ホビャアァァァアァァァッ!!!」ジタバタ!


QBs「キュプイー!!」ワラワラワラワラ…



まどまどs「マ、マドォッ!?」ほむほむs「ホムゥゥゥッ!?」ギョッ!

妊ほむの産道がはちきれんばかりの勢いで、一斉に胎内から湧き出てくるQB

突然の事態にパニックに陥るケージ内のほむ種たち

妊ほむ、あまりの激痛に絶叫した後、目と口を半開きにしたまま絶命



『本来土中で発生するQBと異なり、ほむレイパーは種付したほむ種の胎内でも成長し生まれることが可能である』

『種付と言っても正確には精子ではなく菌糸なのだが、この時生まれる数は一度に数十匹にもなり、また一斉に生れ出るため母体となったほむ種はあまりの激痛にほぼ100%死亡する』



仔QB、蟻の子を散らすようにケース内を駆け回る

混乱からさめたほむ種たち、仔QBの群れを大量の餌と判断し目の色を変えて捕獲に走る

仔QB、すばしっこい動きで逃げ回るも、ケース内に逃げ場はなく、次々とほむ種たちに捕えられ捕食されていく

ほむほむs「ホムッ!ホムッ!」パクパク

QB「キュプイ…」ピクピク

まどまどs「マドマド!マドッ!」ムシャムシャ

QB「ケイヤ…」カクン



『この映像ではガラスケースの中という逃げ場のない空間に閉じ込められているため、このようにあっさりとほむ種に捕えられている』

『だが外の自然の中でほむ種から生まれ出た場合ならば、生まれながらの敏捷性ゆえに少なくとも三分の一のほむレイパーはほむ種から逃げ延びることが可能だ』

『逃げ延びたほむレイパーは、成長しまたほむ種を襲うようになる』



ほむ種たち、一心不乱に捕まえたQBを食べ続ける

仔ほむや仔まどたちも親から与えられたQBの手足をおいしそうに齧っている



『そしてほむレイパーを捕食したほむ種は――』

暗転





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