知久「まどか。さやさや、あんあん、まみまみって聞いたことがあるかい?」 その4
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homuhomu_tabetai
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知久「子供ができない場合、つがいを解消してしまう事もある。十分に取れない食糧、増える身の危険、出生率の低下。これらが重なってでぶさや達は数をどんどん減らし、見滝原では数えるほどしか居なくなったのさ」
まどか「おかしいよ。それならほむほむを食べるのを止めちゃえばいいのに」
知久「それがでぶさや達の悲劇でね。まどか、居なくなってしまったでぶ達の共通した欠点は何だと思う?」
まどか「ええっと、ちっちゃい人型で、ほ食者だってこと?」
知久「確かに共通点だけど、欠点足り得ることじゃないね。欠点とは、高い知能と発達した感情を制御出来なかったことさ」
まどか「? 賢いのは長所だよね?」
知久「どんなに賢くても自分達を制御できなければ待っているのは悲劇さ。さやさや達はほ食を捨てられなかったんだ。例え食べたら太ってしまうと分かっていても」
ぼりぼりっぶぉりぼりっ
ほむほむ「ホグアァ……ホムゥゥッ」ヒクヒク
あんあん「アン♪ アンフォッ!!」ムグムグ
さやさや「キョーコ!? サヤ! サッサヤヤヤ!!」ベシベシ
あんあん「……クーカイ?」スッ
さやさや「サヤ!?」ゴクリ
あんあん「……」ジーッ
さやさや「……サ、サヤアァァ」カパァ
ほむほむ「ホムウウウウ……」
がっつがつぐちゃくちゃっ
さやさや「――サヤ! サヤサヤサヤ!」ハグハグ
あんあん「アンアン! アンコアンコ!!」グチュッグチャッ
さやさや「サヤァ♪」ミシミシミシ……
あんあん「アアンッ♪」ミチミチミチ……
ボボヨヨン!!
でぶさや「……ホントバカ……」ガクッ
でぶあん「サビシイモンナ……」ホロリ
知久「ほむほむの栄養素が増えたのは、実はほむほむの自衛手段なんじゃないかって説もあるんだよ。自分達の敵の際限ない欲を見抜き、自滅させようとしたんだってね」
まどか「そんな事ほむほむ達に出来るのかな?」
知久「まぁこれは俗説だね。とにかく、まどかはさやさや達のようになってはいけないよ」
まどか「分かってるよ! 私は食べ過ぎたりなんかしない!」
知久「いや、そういう事じゃなくてさ……」
絢子「そんなまだるっこしい言い方じゃ駄目だって」
知久「ママ――!」
絢子「パパが言いにくいんなら私が言ってやるよ。おいまどか」
まどか「ママ?」
絢子「痩せろ」
……
まどか「わ、私太ってないもん! ぽっちゃり系なんだよ!!」ダンッ!
絢子「その背丈で60kg越えた分際で何ぬかしてんだ! お前は太ってる! 明らかに食い過ぎが原因だ!」
まどか「まだ50台だもん! ひどいよママ!」
絢子「それ、測ったのはいつだ?」
まどか「え――」
絢子「いつだ」
まどか「……せ、先、月……」
絢子「パパ、今日からほむ料理禁止な」
知久「あらら」
まどか「えええっ!? そんなあ!!」
絢子「高カロリーのほむほむをバクバクバクバク食いまくるからこうなるんだよ。ほむほむが食いたきゃ痩せてみろ!」
まどか「こんなのってないよ、あんまりだよ……!」ポロポロ
知久「ごめんねまどか、明日からは出来る限り低カロリーのご飯にするからさ」
絢子「んじゃこのめがほむ詰め合わせはまどか抜きで愉しみますか。取引先がお近づきの印にって奮発してくれたんでね!」
タツヤ「アーイ!」
まどか「マ、マ、マドオォォォォォッ!?」
終!