タンニーン

魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)


ドラゴン転生悪魔
聖書に記された龍。
「番外の悪魔」メフィスト・フェレスの「女王」であり、最上級悪魔の1人。
特徴を象徴する色は紫。

本編開始時点で現役を続けていた数少ない伝説のドラゴンの1体。
ドラゴンだったころは現在の五大龍王とともに六大龍王と称さる龍王の一角だったが、地上では絶滅してしまい、冥界にしか現存していない「ドラゴンアップル」という果実を主食とするドラゴンたちを救うため、悪魔に転生する。
最上級悪魔となった現在では、ドラゴンアップルの群生地を丸ごと領土にしており、加えてドラゴンアップルを人工的に栽培する技術の研究を進めている。

隕石の衝撃に匹敵する「火の息」を有し、力だけなら「魔王クラス」と称される。
本気を出すと周囲一帯が吹き飛んでしまうため普段は周りに配慮しながら戦っているが、手加減していても空一面が炎で染まってしまうほど。

グレモリー眷属の夏合宿の折、アザゼルからの依頼でイッセーの教育係を任されている。
イッセーからは「タンニーンのおっさん」と呼ばれ、目標とするべき「ドラゴンの王様」として尊敬されている。

いかにも怪獣といった外見とは裏腹に気さくかつ紳士的な性格で、配下のドラゴンたちからの人望も厚い。
イッセーの修行以外にも、ライザーのドラゴン克服修業や、三大勢力の運動会での障害物競走のラスボス役、「アザゼルクエスト」のリザードマン役などを快く引き受けている。

作中では数少ない常識家で、イッセーの乳による謎パワーアップが起きたときには毎度律儀に突っ込みを入れている。
自身が参加するレーティングゲームは見た目が派手になる傾向があるため、冥界の子供たちからも高い人気を誇っているという。

ロキ戦などにも協力したことでグレモリー眷属との関わりが深くなっており、オーフィスやリリスが兵藤邸で保護されていることなどの「魔王クラス」の機密事項をいくつか知らされている。
クロウ・クルワッハとは気が合うため、クリフォトを見限った彼を食客として自身の領地で面倒を見ている。

邪龍戦役」終盤では自分の眷属を連れてヨーロッパ方面へ向かい、量産型邪龍偽赤龍帝を撃ち落としていく。
その際、アジ・ダハーカとの戦いに向かうヴァーリへ、相手の魔術に気を付けるように忠告する。

最終章にて妻子持ちであることが明らかになる。

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最終更新:2022年05月27日 23:18