シーグヴァイラ・アガレス

冥界の大公家「アガレス家」の次期当主。
若手四王」と称される実力者。
淡いグリーンがかった長いブロンドで、切れ長の双眸に眼鏡をかけ、クールというよりは冷たい印象を相手に持たせそうな雰囲気を醸し出す女性悪魔。
貴族階級出身の上級悪魔で、真4巻で「D×D」として活動した功績から最上級悪魔に昇進する。

知略を駆使して戦う戦術家で、同じく戦略に秀でるソーナ・シトリーとの「スクランブル・フラッグ」では、作中の評論家から「隠れた名勝負」と評される好勝負を繰り広げるが、暴走したを食い止めるためアリヴィアンが離れた隙を突かれ惜敗する。

16巻で「D×D」に参加、「邪龍戦役」では日本の防衛を担当する。

幼いころから利発なお嬢様であり、何をしても冷静かつ的確に物事を捉える様はアガレス家次代の安寧を予感させてくれていた。
父から日本のロボットアニメの視聴をリラックス法として勧められた結果、普段は冷静で的確な判断を有しながらもプライベート時にはロボットアニメをこよなく愛するようになってしまった。
ロボットアニメを語るときにはクールそうな目つきが一瞬で消え失せて、目をキラキラと純粋な少年のように輝かせる変貌ぶりはリアスたちを驚かせる。

多種多様なロボットアニメを愛する中でも「機動騎士ダンガム」の大ファンであり、「全シリーズ肯定派」と呼ばれるタイプ。
レアなロボプラモを求めて田舎の玩具屋まで赴くこともある。
兵藤邸を訪れたとき、イッセーが趣味でプラモを組み立てていたのを知ってからは同志と見込んでかなり親近感を抱いているが、一方のイッセーはそこまで熱烈なファンというわけではないためあまりの熱気に若干引いている。
イッセーにそれとなく限定のプラモを買ってきてもらえるように頼むこともある。
布教活動にも熱心で、任務に同行したエルメンヒルデにも「資料」としてBlu-ray Boxを渡し、それ以降もあまり押し付けがましくしないよう気をつけながら他のグレモリーメンバーにも布教を進めている。
その弊害で、日本の戦闘機はすべて変形するものだという誤った認識を持っている。

家系に伝わる「時」の能力は、結界の中の時間経過を周囲より遅らせるというもの。
また、作ったプラモを魔力によって本物のロボットのように動かすことができ、結界はプラモデルを利用して半径数百メートルの規模で展開することが可能。

アザゼル杯」にも参加する。
予選では試合の組み合わせに恵まれず、序盤のうちに「クラス」のチームと当たることになり奮闘するも惜敗するなどの事態が続き、惜しくも本戦トーナメント進出は叶わず敗退。
本戦トーナメントではサイラオーグのチームのサポートに回ることを決める。
また、本戦中に龍帝丸に起こった変化に興味を持って「神の子を見張る者」の研究チームに強引に参加して解析を行っており、タルタロス戦でイッセーが「A×A」を発動した時には、ウキウキしながら楽しそうに戦いを通信でサポートする。
また、アンラ・マンユ神との戦いで半壊したゴグマゴグの修理と改造も担当する予定。

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最終更新:2022年05月31日 15:08