塔城小猫

概要

とうじょうこねこ/ 塔城白音(とうじょうしろね)


3サイズ:67/57/73
身長:138cm
体重:31kg
誕生日:11月23日
種族:転生悪魔猫又
ランク:「戦車」

駒王学園高等部1年生→2年生で、オカルト研究部部員。
元は妖怪・猫又の中でも希少な「猫魈」と呼ばれる存在で、耳は猫耳となっている。
悪魔としての階級は下級悪魔中級悪魔上級悪魔

「小猫」という名前は、悪魔に転生した後にリアスが命名した名前であり、転生前の名前は「白音」という。
両親は物心つく前に亡くなっており、実姉であるヴァーリチームのメンバー・黒歌が唯一の血縁者。
かつては姉と共に暮らしていたが、あるとき黒歌が自らの主を殺害して逃亡したため、その責任を押し付けられる形で処分されそうになった*1過去を持ち、その後にサーゼクスによって窮地を救われ、リアスの眷属悪魔となった。
両親の死の真相や父から愛されていなかったことは知らされていないが、周囲の反応から親に何かしら問題があったことは薄々感じ取っている。

性格

あまり感情を表に出さず、基本的に口数は少ないが、時折強烈な毒舌を言い放つ。
魔獣バトルのときなどは少し饒舌になり、憧れの存在であるサラマンダー・富田氏と絡むと普段の姿からは想像できないほどにテンションが上がる。
加えてサブカルチャーにもかなり詳しい。
生真面目な性格は姉が悪戯好きだった反動と、リアスから受けた影響による。
見かけによらずかなりの健啖家で、兵藤家のエンゲル係数を上昇させている。

幼児体型であること*2を気にしているが、駒王学園冥界では猫耳と相まって、マスコット的なロリ少女として人気を集めている。
また、「乳龍帝おっぱいドラゴン」に登場するキャラクター「ヘルキャットちゃん」のモデルであり、そちらでもロリ好きの男性ファンから絶大な人気を得ている。

能力

眷属悪魔としての武器は怪力と高い防御力であり、加えて猫又の能力を使うことでさらに戦闘力を強化することができるパワータイプ。
また仙術も一部ではあるが扱うことができ、作中では位置探査や治癒といった技を披露しているほか、仙術を使って身体に闘気を纏わせることで一時的に戦闘力を向上させることも可能で、この身体に闘気を纏わせた状態は、作中では「猫又モードレベル2」と呼ばれており、このとき小猫の尾は2本に分かれる。
ただし、物語初期の頃は自分も姉のように力に溺れてしまうことを恐れて仙術も妖術も使うことを自らに禁じており、そのためにさまざまな規格外の力が集うグレモリー眷属の中で自分が最弱だと思い詰め、役立たずだと悩んでオーバーワークをして倒れてしまうこともあったが、イッセーやリアスに励まされて迷いを吹っ切る。

活躍

黒歌が主を惨殺した姿に抱いた恐怖心や自分自身が弱くて姉を助けられなかった後悔は晴れず、転生後も彼女に対してはわだかまりを抱き続けていたが、ヴァーリチームとの共闘を経て姉のことをある程度信用するようになる。
和解後は役立たずな自分から脱却すべく姉から本格的な仙術修業を受けており、ついでに妖術も教わっている。
アザゼル杯」での姉との戦いを経て弱かった自分自身と完全に決別し、それ以来公式な場面では「塔城白音」を名乗ることに決める。

第4章では、黒歌との修業の結果、近くの自然の気を自身の闘気と同調させることで一時的に成長する*3白音モード」という技を会得し、この姿の時は「火車」という白い炎を放つ大きな車輪を操り、悪魔や吸血鬼のような邪悪な存在を浄化するという能力を使えるようになる。
また、黒歌との共同研究で、二天龍の宝玉を使った邪龍の魂を封印する術式を開発している。
さらに最終章で、通常形態のまま闘気を高めることで三尾状態に覚醒、音速を超えるスピードで体術を使えるようになる。

エッチなことが苦手で、イッセーが卑猥なことを考えていると容赦なくツッコミを入れている*4
「やさしい人」が好きで冥界で姉の黒歌から体を張って守ってくれてからはやさしいイッセーに対しては好意を寄せるようになり、作中では彼の膝上を自分の定位置にしている。
サイラオーグ眷属とのゲーム後、周囲の面々がイッセーとの関係を進めようとしていることを感じ、その焦りから体格的に未成熟なのにも関わらず発情期に入ってしまったこともあった。
魔獣騒動」直前のオーフィスをめぐる戦いの中で逆プロポーズをし、その際「大きくなってくれれば嬉しい」と返されたため、成長したら一気に関係を進展させようと計画している。
アザゼル杯」での「明星の白龍皇」チームとの試合中にイッセーからプロポーズを受け入れることを告げられ、試合後にファーストキスをささげている。

レイヴェルとはイッセーを巡る恋のライバルであり、作中ではイッセーに対して以上の毒舌を向けることもあり喧嘩が絶えないが、別に心の底から嫌っているというわけではなく喧嘩するほど仲がいい的な関係で、転校初日に人間界に不慣れなレイヴェルの面倒を見てあげるなどしており、イッセーが死んだと思っていたときも2人で一緒に居ることで耐えていた。
ベリアル戦後行方不明となっていた彼女の無事が確認されたときにはギャスパーと共に涙を流している。
お互い末っ子同士でもあり、だらしのない兄姉を持つ者として意気投合することもある。
本戦1回戦ではレイヴェルと直接対決し、再生能力に苦戦しつつも打撃戦を繰り広げたが、決着は付かなかった。

魔法使いとの契約については実力を発揮しきれていないこともあり申込数は眷属内で下から2番目だったが、後に同い年でかなりイケイケな魔法少女と契約を結んでいる。
主のリアスへの呼び方は今まで「部長」だったが、22巻の卒業式以降「リアス姉さま」と呼ぶようになる。

未来では、17、8年後、33歳前後で長女(一家では四女)の白雪を出産する。

D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門4位」「ヒロイン部門3位」「カップリング部門ではイッセーとのカップルで6位」。

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最終更新:2023年02月13日 22:54

*1 実は、父がネビロスの指示で行なっていた研究の証拠を消すための過剰な措置であった可能性があることが判明している。

*2 特に胸の小ささ

*3 成長した姿は黒歌に似ており、胸も大きくなる。

*4 その場に居合わせなかった場合でも「 」という形で小猫のツッコミが入る。